アプリコットとは「あんず」を意味する?味わいや栄養は?活用レシピのおすすめも紹介!
アプリコットとはどんな果物か知っていますか?今回は、「アプリコット」の日本語の意味や、旬の時期・産地に加えて、味わい・食感や栄養についても紹介します。アプリコットの種類や、<ジャム・タルト>などの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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アプリコットとはどんな果物?
アプリコットの名前はよく見聞きしても、生の果物を買った経験がある人は少ないかもしれません。しかし、日本でもアプリコットを栽培している地域は複数あります。ここでは、アプリコットとはどんな果物かについて詳述します。
アプリコットの日本語の意味は「あんず」
アプリコットは日本では「あんず」の名で知られる、バラ科サクラ亜目サクラ属の果物です。あんずは中国から日本へと伝わり、かつての日本ではカラモモと呼ばれていました。918年に編纂(へんさん)された日本最古の本草書である本草和名にもその名が記されているほど、日本人とは関わりが深い果物です。
アプリコットの旬の時期・産地
冷涼な気候が適しているアプリコットは、生での旬は6月下旬から7月中旬とされています。日本における主な産地は青森県と長野県、福島県、鳥取県などです。ただし、アプリコットの生産量の98%は、青森県と長野県によって占められています。
アプリコットの味わい・食感
西洋のアプリコットは甘い果物ですが、あんずと呼ばれる日本産のものは甘みはあるものの、酸味が強めなのが特徴です。梅の味に近いため、生食ではなく加工して食べることも珍しくありません。
Twitterの口コミ
アプリコットの食感とねばっとした甘みが美味い〜〜🐈
Twitterの口コミ
おはようございます🐿 暑い日が続きスカッとしない時はドライフルーツがおすすめです😊✨ 中の人のお気に入りは「フンザ産アプリコット」! 独特の食感と程よい酸味がなんともクセになります😋 パキスタンの方にとってはご長寿の秘訣だとか(ほんとかな) きんようび、頑張らず頑張りましょう!
アプリコットの栄養や効果・効能は?
アプリコットにはさまざまな栄養成分が含まれ、それぞれに効果や効能があります。ここでは、アプリコットが持つ栄養成分や、効果並びに効能について説明します。
①β-カロテン
アプリコットは、β-カロテンが豊富な果物として有名です。β-カロテンは体内に入るとビタミンAに変わり、肌を潤わせたり皮膚の健康を保ったりするほか、成長促進などの効果もあります。また、ビタミンAは目の健康を維持する働きもあるので、視力の衰えや眼精疲労が気になる方は不足に注意が必要な栄養素です。(※1)
②有機酸
アプリコットには、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が含まれています。有機酸には殺菌作用があり、腸内にいる大腸菌やサルモネラ菌を減らし、腸内環境を整えてくれます。また、有機酸には疲労の原因物質である乳酸の分解を促す効果もあるため、疲労回復にも効果があるのが特徴です。
③食物繊維
果物の中でも果肉の質感が粗めのアプリコットには、食物繊維も豊富に含まれています。この食物繊維の働きにより腸の蠕動運動を促し、便秘の改善や予防に役立つので、ダイエット効果も期待できそうです。野菜よりアプリコットの方が食べやすいので、野菜が苦手な方の食物繊維不足の解消にも役立つでしょう。(※2)