シャインマスカットを冷凍保存する方法・期間は?変色しても大丈夫?
【野菜ソムリエ監修】シャインマスカットは冷凍保存できるか知っていますか?今回は、シャインマスカットの冷凍での保存方法・ポイントや、保存期間の目安に加えて解凍方法を紹介します。シャインマスカットの賞味期限切れの見分け方や、冷凍シャインマスカットの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- シャインマスカットは冷凍できる?
- シャインマスカットは冷凍保存がおすすめ
- シャインマスカットを冷凍した時の変化は?
- シャインマスカットの冷凍での保存方法・期間は?
- シャインマスカットを冷凍保存する方法
- ポイント①房から実を外してから冷凍する
- ポイント②空気に触れないようにする
- ポイント③急速冷凍する
- ポイント④再冷凍しない
- シャインマスカットの冷凍での賞味期限・保存期間
- 冷凍シャインマスカットの解凍方法は?
- 流水解凍する
- 冷凍シャインマスカットを弁当に保冷剤として入れてもOK
- シャインマスカットの賞味期限は?変色しても食べられる?
- 変色したシャインマスカットは古くなっている証拠
- シャインマスカットの賞味期限切れの食べない方がいい場合
- 冷凍シャインマスカットの食べ方・レシピのおすすめ
- ①シャインマスカットヨーグルトムース
- ②マスカットとキウイのフレッシュスムージー
- ③簡単スイーツ★マスカットボンボン
- ④シャインマスカットのフルーツ大福
- ⑤シャインマスカットドレッシング
- シャインマスカットは冷凍保存がおすすめ
シャインマスカットは冷凍できる?
シャインマスカットの旬は8月上旬から9月上旬なので、夏場にしか食べられないフルーツです。他の食品のように買い溜めしても、早めに食べないと傷んでしまいます。冷凍して保存期間を延ばした時や、冷凍した時の変化はあるのでしょうか。
シャインマスカットは冷凍保存がおすすめ
シャインマスカットは常温で保存しても1〜3日ほど、適切に冷蔵保存しても3〜5日ほどとあまり日持ちしません。その点、冷凍する事で保存期間を延ばす事ができます。シャインマスカットは皮ごと食べる事ができ、種もないのでそのまま冷凍することが可能です。また、凍らせたままお弁当に入れると、保冷剤として活用する事もできます。
シャインマスカットを冷凍した時の変化は?
シャインマスカットを冷凍した時の変化は次のような事が挙げられます。
・生の物に比べると風味は弱まる
・渋みなどはより一層無くなる
・食感はシャーベットのようになる
生のものに比べると若干風味は弱まり、パリッとした食感も薄くなりますが、冷凍する事で、シャーベットのようなシャリシャリとした食感を味わう事ができます。
シャインマスカットの冷凍での保存方法・期間は?
旬の時期以外でも食べたいシャインマスカットですが、ここではご家庭でシャインマスカットを冷凍する時の保存方法や期間、注意点など説明していきます。
シャインマスカットを冷凍保存する方法
シャインマスカットを冷凍保存する方法や手順をポイントをあげて説明します。
1.シャインマスカットの実を房から外す
2.実を1つずつ流水で優しく洗う
3.実の水分をしっかり拭き取る
4.保存容器やフリーザーバッグに入れる
5.金属トレイに平らに乗せ急速冷凍する
シャインマスカットの実はとてもデリケートなので、優しく洗ってください。水洗いした後の水分は解凍後のドリップ漏れなどの原因になるので、キッチンペーパーなどでやさしくしっかり拭き取るようにしましょう。保存容器やフリーザーバッグに入れるときは実がつぶれないように、重ねないように入れ、味や品質低下を防ぐ為にも急速冷凍する事をおすすめします。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
水洗いした際の水気が残ると、霜が付いて味が落ちるので、しっかりと水気をふき取ってくださいね。また粒同士がくっついていると傷みやすいので、粒は1個ずつ離して保存しましょう。
ポイント①房から実を外してから冷凍する
シャインマスカットの実は手でちぎると、房から取れる時に実に穴が空いてしまうので、はさみを使うようにしましょう。シャインマスカットの栄養の多くを占める果糖は、温度が低くなると甘みが強く感じられるため、冷凍するとより甘みが増し美味しくなります。
ポイント②空気に触れないようにする
空気に触れると酸化を促進し、変色したり味や食感の低下を招く原因にもなります。また冷凍焼けを防ぐためにも、冷凍保存する時はよく水分をふきとった状態で空気に触れないように、真空容器や真空パックで保存するようにしましょう。
ポイント③急速冷凍する
食材は凍る際に水分が氷の結晶となって膨張し、それによって細胞が傷つけられ、風味や食感が劣化してしまいます。この氷の結晶は-5℃~-1℃で大きくなりやすいとされていますおり、結晶が大きくなるのを防いだ上で食材の劣化を食い止めるためには、この温度帯をできるだけ早く通りすぎて凍らせる、つまりは急速冷凍する事で防ぐことができます。
ご家庭の冷凍庫で冷凍保存するには、急速冷凍機能があれば使い、無ければ冷凍庫の温度設定を「強」にする、なるべく薄く平らに並べ、フリーザーバッグなどに入れ、金属トレイに乗せるかアルミホイルで包み冷凍すると早く冷凍できます。