天ぷら粉とは?代用品の作り方やサクサクに揚げるコツは?アレンジレシピなども紹介!

天ぷら粉とは何か知っていますか?小麦粉と違いはあるのでしょうか?今回は、天ぷら粉の主原料に加えて、代用品の<卵あり・卵なし>での作り方や、サクサクの天ぷらを揚げるコツなども紹介します。天ぷら粉を使った人気アレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 天ぷら粉とは?小麦粉と違う?
  2. 天ぷら粉とは誰でも簡単に天ぷらが作れるように調整された粉
  3. 小麦粉など天ぷら粉の主原料
  4. 天ぷら粉がない場合の代用品の作り方は?
  5. 基本的な作り方
  6. 天ぷら粉の代用品の卵なしでの作り方は?
  7. ①小麦粉と酢を使った作り方
  8. ②小麦粉とマヨネーズを使った作り方
  9. サクサクの天ぷらを揚げるコツは?
  10. ①天ぷらのタネを作る際にかき混ぜ過ぎない
  11. ②天ぷらのタネを作る際に炭酸水を使う
  12. ③食材の水を拭き取る
  13. ④油の温度に注意する
  14. ⑤天ぷら粉は揚げる直前につくる
  15. 天ぷら粉を使った人気アレンジレシピ
  16. ①サクサククッキー
  17. ②バジルスコーン
  18. ③たこ焼き
  19. ④かき揚げ
  20. ⑤チヂミ
  21. ⑥パンケーキ
  22. ⑦ピザ
  23. 天ぷら粉がない場合は代用品を作ろう

材料を入れる順番は特にないので、ボールに全ての材料を入れて軽く混ぜるだけです。小麦粉にお酢を入れることにより小麦粉の粘り成分であるグルテンの生成が妨げられ、軽い食感の天ぷらを揚げることが出来ます。お酢の力でグルテンの粘り気を防ぐことが出来るのです。

②小麦粉とマヨネーズを使った作り方

【材料】
・小麦粉:70cc
・冷水:70cc
・マヨネーズ:大さじ1杯

【作り方】
1、冷水とマヨネーズをしっかり混ぜる
2、ビニール袋に小麦粉を入れ空気を入れ袋の口を閉じる
3、2の袋を10秒程振る
4、1の冷水とマヨネーズを混ぜたものに振るった小麦粉を入れる

天ぷらの衣がベタつき重たくなってしまうのは衣に水分が残っているからです。卵の代わりにマヨネーズを使うと乳化したマヨネーズに含まれる植物油が、衣に含まれる水分を蒸発させ衣の中の水分を残さずに、サクサクの天ぷらが出来ます。

代用品としてマヨネーズを使用するのは意外に感じる方もいるかもしれませんが、マヨネーズには卵が使用されていると聞けば納得できるでしょう。

(*天ぷら粉の代用品について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

天ぷら粉の代用品は?片栗粉・小麦粉は代わりになる?卵なしの自家製レシピも紹介!

サクサクの天ぷらを揚げるコツは?

天ぷらを揚げる際にはお店で食べるようなサクサク衣の状態に揚げたいものです。べたつかずサクサクした天ぷらを揚げるには、揚げ方やタネの作り方にコツがあるので紹介します。

①天ぷらのタネを作る際にかき混ぜ過ぎない

天ぷら衣の材料を合わせる際に、しっかりかき混ぜ過ぎると粘りが出て仕上がりの食感が悪くなってしまいます。歯ざわりのよい食感の天ぷらにするには、菜箸で切るように軽く混ぜ合わせて、少しダマが残っているくらいにすることが重要です。

②天ぷらのタネを作る際に炭酸水を使う

天ぷらのタネを作る際に水の代わりに炭酸水を使うと、サクサクの天ぷらを揚げることが出来ます。炭酸は加熱されると炭酸ガスを発し熱が通りやすくなり、衣の中の水分の蒸発が早くなることが理由です。

③食材の水を拭き取る

食材に水分が残っていると、天ぷらの衣がベタついてしまいます。水洗いした具材は、キッチンペーパーなどでしっかりと水気をとりましょう。キノコ類は水洗いをせずに、キッチンペーパーなどでふきとれば汚れが落とせます。具材と衣の接着剤として具材に衣をつける前に、小麦粉を打ち粉としてふってから揚げるのもカラッと揚げるコツです。

④油の温度に注意する

揚げ物をする際に油の温度は大切なポイントで、天ぷらは衣が油を吸うために油の温度が仕上がりに大きく影響を与えます。食材を入れる度に温度が下がるので、注意をして油の温度を出来るだけ一定に保つようにしましょう。油の温度は基本的には180度ですが、具材によって160℃~180℃と異なるので温度が下がらないように気をつけます。

野菜類は160~170度で魚介類は180度が理想的です。油の温度を確認する方法として菜箸を入れて箸全体から泡が勢いよく上がる状態や、油に衣を落としてすぐに浮き上がってくる状態が約180℃なので目安として覚えておくと良いでしょう。

⑤天ぷら粉は揚げる直前につくる

サクサク食感の天ぷらを作るには、揚げる直前に天ぷらのタネを作りましょう。タネは時間の経過と共に、粘り気のもとであるグルテンが発生しやすくなるので揚げる直前に作ることがポイントです。

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