グミの実とは?味は渋い?栄養価・効能や美味しい食べ方・レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】グミの実とはどんな果物か知っていますか?今回は、グミの実の〈旬の時期・味わい・栄養価・効能〉など特徴や毒性など食べる際の懸念点も紹介します。渋いグミの実の美味しい食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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グミの実とは?グミに似てる果物?
グミの実と呼ばれる果物を、目にしたことがない人も多いのではないのでしょうか。珍しい果物だといえるグミの実について、味わいや産地、旬の時期など詳しい特徴を紹介します。
グミの実はグミの木になる果実
グミの木に実を付けるグミの実は、濃い赤色が特徴的でサクランボに似た形をしています。グミの木は一般家庭の庭先や公園に観賞用として植えられることが多く、グミの実を専門に育てる農家はほとんどないようです。このことからグミの実は、スーパーマーケットや青果店では売られていない、珍しい果実だと言えるでしょう。
グミの実の旬の時期・産地
グミの木は2種類に分類され、それぞれ落葉種・常緑種と呼ばれています。落葉種のグミの実は6~7月、常緑種のグミの実は4~5月に旬を迎え、この間を取った梅雨時期が旬の時期だと言えるでしょう。
この2種類のグミの木は、育つ環境にも違いがあり、寒さに強い特徴を持つ落葉種は日本各地で見ることができます。しかし、常緑種は耐寒性が低いため、比較的温暖な気候の関東よりも西の地域で多く栽培されているようです。
グミの実の味わい・食感は?渋いの?おいしい?
食用に向くのは、アキグミやビックリグミといったユニークな名前を持つグミの実です。アキグミは渋い味わいが強く、生食よりもジャムなどの加工品に向いています。そのまま食べることができるビックリグミは、果肉は渋いというより甘酸っぱく、皮部分に独特の渋い味わいがあるようです。
どちらのグミの実も、果肉がやわらかく、とろみが強いことが特徴で、むっちりとした独特の食感があると言えるでしょう。
Twitterの口コミ
教会の畑で、グミが可愛らしい実をつけました。ほんのり甘酸っぱい、故郷の味です(^O^)
Twitterの口コミ
朝から小雨閉じた傘(;_;)
畑の水やリしなくて良いので嬉しいけど、時間をもて余します(*´-`)
昨日 撮った目カメラキラキラ
畑のビックリグミの実が赤くなってた❗
渋みがあるけど 懐かしの味目が笑っている笑顔くす玉
庭のユキノシタがあちこちに咲いて音符
デンドロビウムの白色が良いな口を開けた笑顔花束
まだ雨閉じた傘降ってる・・・(;_;)
安部加代子
野菜ソムリエ
ビックリグミは、大王グミともいわれ、3cm程の大きな粒になるものもあります。果肉は柔らかく、甘くてトロリとした食感です。ただし完熟しないとタンニンによる渋みがとても強いです。アキグミは完熟しても渋みが強いので加工品にむいています。
グミの実の栄養価や効果・効能は?
グミの実にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか。ここでは、グミの実に含まれる栄養素と効能を詳しく説明します。
①食物繊維
グミの実は食物繊維を豊富に含み、便秘の予防や改善に効果があります。このほか、糖質や脂質の吸収を抑えて、肥満予防やダイエット効果が期待できる栄養素です。コレステロールや血糖値の上昇を抑制する効能もあるため、高脂血症や糖尿病などの生活習慣病予防にもつながるでしょう。
②パントテン酸
グミの実に含まれるパントテン酸はビタミンB群の一種で、食事から摂取した栄養素から、エネルギーを産出させる酵素を助ける役割をしています。パントテン酸はホルモンや免疫の合成にも関わり、抗ストレス効果もあることから、心身ともに健康な体作りに役立つでしょう。