迎え舌はマナー違反？原因や治し方は？周りの人の意見・口コミも紹介！

マナー違反と言われる迎え舌になるには、原因がいくつかあると言われています。そこで、迎え舌の主な原因を3つ紹介しますので、もし迎え舌になっているならば、自分がどのタイプなのかその原因を探ってみましょう。

赤ちゃんが初めて食事をするとき、まだ歯はなく舌と上顎で食べ物を潰して食べます。そのうち歯がだんだん生えてきて、歯を使って噛むことを覚えていきます。しかし歯を使わず、舌を多用し舌の上に食べ物を乗せるのが癖になってしまった状態が、迎え舌の原因の一つです。親がこの状態に気づかず放って置くと、大人になっても迎え舌が定着してしまいます。

箸の持ち方と同じく迎え舌などの食事のマナーも、親が指摘しないと他の人からは指摘しづらく、本人は気づかないまま大人になってしまいます。

口呼吸をすることが多い人は、口が常に空いている傾向があります。そうすると犬のように舌が前に出やすく、食べ物を食べる時にも舌が前に出てしまいます。口呼吸になる原因は蓄膿症や花粉症などが考えられるので、この病気を治し呼吸法を変えるか、迎え舌にならないよう、食べる時には常に舌の位置を確認しましょう。

普通、舌は出そうとした時に口から出るものですが、顎の筋肉が弱いと口を開けるだけで出てしまう場合があります。これは、昔に比べて硬いものを食べなくなった現代人病とも言えるもので、口周りの筋肉がおちて力が入りにくいことが原因です。

日本人の多くがマイナスイメージを持つ迎え舌ですが、もしこのマナー違反の食べ方をしているのなら、すぐにでも治してきれいな食べ方を身に付けたいものです。ここからは、迎え舌を治す方法を5つ紹介しますので、参考にしてください。

大きく口を開けると、食べこぼしを防ごうと舌や手が食べ物を迎えに行ってしまうことが多くなるので、一回に口に運ぶ量を少なくすると良いでしょう。一口量が少なければこぼす心配がなくなり、舌や手が食べ物を迎えに行く必要がなくなります。この治し方を実行する場合は、口に食べ物を運ぶたびに意識的に量を減らすようにしてください。

自分が食べる姿は普通あまり見ることはありません。そこでどんな食べ方をしているのか、鏡を自分の正面に置いて食べてみましょう。マイナスイメージを持たれる迎え舌をはじめ、今まで気づかなかった食事のマナー違反や、周りを不快にさせてしまう食べ方を自分がしていることに気づくかもしれません。

まずはそれを認識するため、自分を客観的に見てみましょう。気づくことは治すことへの第一歩になります。

時間をかけて食事をすると、いろいろな所に気を遣うことができ、自分の食べる癖などがわかってきます。さらに、時間的に余裕があれば食べ物をよく噛むことになり、口の周りの筋肉を鍛えることができます。口の周りの筋肉がおちたことが、迎え舌の原因の一つでもあるので、時間をかけてよく噛んで食べましょう。

また、自分の舌が食べ物を迎えに行っていないかどうか、舌の位置を確認しながら食べてみてください。食べ物を口に入れる時に舌は口の外に出さないように気をつけましょう。意識しながら行うことが身につくと、いずれ無意識のうちに迎え舌の癖も改善されるのではないでしょうか。