醤油ちゅるちゅるとは?石油ポンプの正式名称?方言?発明者や使い方・原理など紹介!
醤油ちゅるちゅるを知っていますか?石油ポンプの方言なのでしょうか?今回は、醤油ちゅるちゅるの〈正式名称・語源〉を、発明者である〈ドクター中松〉とは何者かともに紹介します。醤油ちゅるちゅるの使い方や、原理・仕組みについても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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醤油ちゅるちゅるとは?方言?正式名称は?
醤油ちゅるちゅるとは、何を意味する言葉なのでしょうか。方言なのか、なにかの略称なのか、そもそも調味料の醤油に関係しているのかどうかも気になるところです。ここでは、醤油ちゅるちゅるの一般的な意味について紹介します。
醤油ちゅるちゅるは一般的には石油・灯油ポンプを指す場合が多い
出典: @hujisakijtr
醤油ちゅるちゅるとは、一般的に石油・灯油ポンプのことを意味する言葉です。なお、醤油ちゅるちゅるは方言ではありません。出身地に関わらず、石油・灯油ポンプを醤油ちゅるちゅると呼ぶ人は一定数いるようです。
醤油ちゅるちゅる(石油ポンプ)の正式名称
醤油ちゅるちゅるの愛称で親しまれている石油・灯油ポンプの正式名称は、石油燃焼機器用注油ポンプです。石油燃焼機器とは、石油ストーブや石油ファンヒーターなどのことを指します。石油燃焼機器用注油ポンプは、ポリタンクからストーブのタンクへ石油を移す時などに使用されます。
醤油ちゅるちゅるでイメージされる醤油差しの正式名称は「ランチャーム」
出典: @abc53484177
醤油ちゅるちゅると聞いて、お弁当などに入っている魚型の醤油差しをイメージする人もいるようですが、この容器の正式名称はランチャームです。ランチャームは方言によって、醤油鯛やたれびん、魚型醤油入れなどさまざまな名前で呼ばれています。
醤油ちゅるちゅるの発明者や由来・語源は?ドクター中松とは何者?
石油・灯油ポンプは、なぜ醤油ちゅるちゅると呼ばれるようになったのでしょうか。ここでは、醤油ちゅるちゅるの由来や語源について紹介します。
醤油ちゅるちゅるの発明者は医師の中松義郎さん
醤油ちゅるちゅるは、もともとはドクター中松が発明した醤油を移し替えるための用具でした。ドクター中松は、実業家でありながら奇抜な発明家としても知られ、さまざまな品物を開発してきました。
なお、石油・灯油ポンプに採用されているサイフォン式の原理は1907年に特許を取得しています。ドクター中松が醤油ちゅるちゅるを開発したのが1947年なので、石油・灯油ポンプの方が先にあったことが分かります。
中松さんの醤油ちゅるちゅるの発明理由と命名由来
ドクター中松が醤油ちゅるちゅるを開発した理由は、実母が重い一升瓶から卓上醤油差しへ苦労して醤油を移し替える姿を幼少期に見ていたことでした。もっと楽に醤油を移し替える手段はないかと考えた結果、生まれたのが醤油ちゅるちゅるです。醤油をちゅるちゅると吸い上げる様子が、名前の由来になったと言われています。
醤油ちゅるちゅるの使い方は?原理・仕組みはどうなっている?
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