ポポーの食べ方は?味はまずい?栄養価・効能や毒性があるのかも紹介!
【ファーム池の沢監修】ポポーとはどんな果物か知っていますか?味はまずいと言われていますが、本当なのでしょうか。今回は、ポポーの〈旬・収穫時期・値段・味わい〉など特徴や栄養価・効能も紹介します。ポポーの美味しい食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ポポーには、カリウムやカルシウム、リンのほか、亜鉛や鉄などの女性が積極的に摂取すべきミネラルが含まれています。カルシウムやリンは歯や骨の素となり、カリウムは体のむくみを解消する働きがあります。
鉄は酸素を体中に運ぶヘモグロビンの成分となり、貧血の予防や改善効果が見込める栄養素です。亜鉛には、皮膚や髪を美しく保つほか、抗酸化作用や免疫力を向上させる効能があります。(※2)
③食物繊維
ポポーには、りんごやバナナ以上の食物繊維が含有されています。食物繊維には、腸内の善玉菌の栄養源となって善玉菌を増やし、腸内環境を整えて便秘を解消する働きがあります。また、食物繊維には血糖値の上昇を抑えたり血中のコレステロール値を下げたりする作用もあるため、動脈硬化の予防やダイエットにも効果的です。(※3)
ポポーに毒性があるって本当?

ポポーの毒性を懸念する意見がありますが、本当にポポーには毒性があるのでしょうか。ポポーの毒性について解説します。
ポポーの果実ではなく葉に毒性がある
ポポーに毒性があるのは葉の部分で、果実には毒はないため安心して食べることができます。また、ポポーの葉や種、樹皮にはアセトゲニンと呼ばれる殺虫成分が含まれています。そのため、ポポーには害虫が寄り付かず病気にもかかりにくいと言われており、農薬を使用しなくても栽培することが可能です。
ポポーの食べ方は?

ポポーはどのような食べ方で食べればよいのでしょうか。ポポーの皮は苦味が強く、皮付きのままで食べるとまずいため果肉のみを食べます。ここからは、ポポーの具体的な食べ方について紹介します。
①皮を剥いて輪切りにする

ポポーの食べ方で最も主流なのは、皮を剥いて輪切りにして食べる方法です。その場合ははじめにポポーの種にナイフが当たらないように2cm幅の輪切りにします。次に、皮を厚く剥きます。果肉にぬめりがあるので、先に輪切りにしてから皮を剝くほうが良いです。ポポーの皮を剥く際には手を滑らせないように注意してください。
皮を剥き終わったら、フォークなどを使って刺して食べます。
②半分にカットしてスプーンですくって食べる
ポポーの実が完熟していて柔らかい場合は、スプーンですくって食べる食べ方もおすすめです。ポポーをスプーンで食べる場合は、ポポーの実を半分に切った後に、切り口にスプーンを入れて食べます。キウイを食べるようにポポーの果肉をスプーンですくうと、手を汚さずに綺麗に食べることができるでしょう。
ポポーの美味しいレシピ
ポポーはそのまま食べることもできますが、料理に使っても美味しくいただけます。ここからは、ポポーを使ったおすすめのレシピを3品紹介します。