バナナの変色・酸化は防止できる?レモンや砂糖水を使った簡単な方法を紹介!
【野菜ソムリエ監修】バナナが変色する理由・原因を知っていますか?防ぐ方法はあるのでしょうか?今回は、バナナが変色する原因や〈砂糖水・はちみつ・レモン〉などを使った予防策を紹介します。変色が気にならないレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
バナナを切って変色するのは予防できる?
バナナを食べやすい大きさにカットすると、数分ほどで切り口が茶色や黒色に変色してしまい、見た目が悪くなり美味しそうには見えません。バナナが変色しないようにするには、どのような方法があるのでしょう。ここでは、変色する原因と変色しないためへの対策を紹介します。
バナナが変色する理由・原因
バナナの切り口が変色してしまう原因を知っていますか?防止策を紹介する前にまずは、バナナが黒く変色する原因を解説します。
バナナのポリフェノールが酸素と反応して酸化するため
バナナにはポリフェノールが多く含まれています。バナナをカットすると切り口表面のポリフェノールの酸化酵素が空気中の酸素と反応して酸化するため、バナナの切り口が黒く変色してしまいます。ただし、全部が全部ポリフェノールの酸化が変色の原因とは断言できないため、バナナの状態を確認してよく見極めることが重要です。
(*バナナに黒い部分・斑点ができる原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
バナナが変色しても食べられる?
切り口が黒く変色してしまったバナナは食べられるのでしょうか?食べるのを躊躇してしまう人もいるかもしれません。食べられるかどうか見極めるためのポイントを説明します。
バナナが腐っていなければ食べられる
切り口が黒く変色したバナナは腐っていなければ食べられます。腐っているかを見極めるための特徴は以下の通りです。
・酸っぱい匂いがする
・生ゴミのような匂いがする
・皮の表面に白っぽいカビが生えている
・手でむくのが難しいほど皮が柔らかい
・果肉がどす黒くなっている
・果肉がドロドロに溶けている
・果肉から汁が出ている
・食べると苦味がある
・食べると酸味がある
・食べると舌に痺れを感じる
黄色いバナナは、日に日に熟成が進んで皮の表面にシュガースポットと呼ばれる茶色い斑点が出てくると食べ頃で、糖度と栄養価が高くなっています。
しかし、完熟後も追熟が進み続けると、やがて全体が茶色くなり徐々に腐敗へと進行します。酸っぱい匂いなどや、少し食べてみたときに普段食べているバナナとは違う苦味、酸味などを感じるときは腐った状態です。お腹が痛くなったり食中毒になったりする可能性があるため、食べない方が良いでしょう。
(*バナナの腐っているときと完熟との違い・白いカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)