カカオニブとは?栄養成分や効果は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
カカオニブとは何か知っていますか?チョコレートとどう関係があるのでしょうか?今回は、カカオニブの栄養成分や効果・効能や、カロリー・糖質に加えて、食べ方・レシピのおすすめも紹介します。カカオニブの保存法・賞味期限にくわえ、摂取量の目安も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
カカオニブには鉄分が含まれており、貧血の予防効果が期待できます。鉄分にはその他にも疲労回復や筋肉の機能改善、集中力の向上、美肌、ケガの治癒力アップなどの効果もあります。女性や激しい運動をしている方は鉄分が不足しやすいので、普段の食事にカカオニブなどの鉄分が豊富な食材を取り入れるのがおすすめです。(※2)
③ポリフェノール
カカオニブには強い抗酸化作用を持つカカオポリフェノールが含まれており、体内の活性酸素を抑制する効果があることで有名です。カカオポリフェノールは血液中のコレステロールの酸化も抑えるので、血管の健康を維持することにも役立ちます。
さらにカカオニブにはカテキンも含まれており、その抗酸化作用によるアンチエイジングや生活習慣病の予防効果も期待できます。(※3)
④テオブロミン
テオブロミンは血管拡張作用を持つ栄養成分で、血流を促進させることで体温を上昇させる効果があります。また利尿効果もあわせ持つことから、むくみの解消によるダイエットにも役立つ成分です。
さらにテオブロミンは脳内物質であるセロトニンに作用してリラックス効果ももたらします。ストレスを感じた時にチョコレートを食べるよう勧められるのも、テオブロミンが含まれているからです。
⑤食物繊維
カカオニブにはリグニンと呼ばれる食物繊維が豊富に含まれているので、腸に届くと水分を吸収し便のかさを増してくれます。それが腸の蠕動(ぜんどう)運動を促し便秘解消につながる他、有害物質のデトックス効果もあります。
また、豊富な食物繊維によって血糖値の急上昇を抑制する効果も期待できるうえにカカオニブ自体に糖質が含まれないので、糖尿病の人にもおすすめの食材です。(※4)
カカオニブの保存方法・賞味期限は?
カカオニブの保存に適している温度は15~18℃といわれているので、常温保存しましょう。なお、保存の際は以下のポイントを守ることをおすすめします。
・直射日光が当たらない場所に保存
・湿度が低い場所に保存
・密閉容器かジッパー付き保存袋に入れて保存
カカオニブを冷蔵庫に保管すると、チョコレートと同様に表面が白くなるブルーム現象が起こるのでおすすめできません。カカオニブの賞味期限は、未開封で製造年月日から1年程度と覚えておきましょう。
カカオニブを食べる際の注意点は?
カカオニブはスーパーフードではあるものの、食べる際に配慮したほうがよいことがいくつかあります。ここでは、カカオニブを食べる際の注意点を紹介します。
カカオニブを食べ過ぎない
カカオニブは食べ過ぎないように注意が必要で、食べ過ぎると以下のようなデメリットがあります。
・太る
・落ち着きがなくなる
・入眠を妨げる
・深夜に目覚める
・不安を感じやすくなる
・トイレの回数が増える
・下痢をする
・吐き気が出る
カカオニブはカフェインの含有量が多いので、子供や妊娠中の女性は特に、食べ過ぎは健康を害するリスクが高くなります。適量の目安は体重10kgに対して1日25gといわれているので、それ以上は摂取しないように気をつけましょう。
カカオニブの食べ方・レシピのおすすめ
カカオニブが体によいことがわかっていても、食べ方が思いつかない人もいるかもしれません。ここでは、カカオニブを美味しく食べられるメニューを5つ紹介します。
①はちみつカカオニブ
カカオニブにはちみつをかけるだけと手早く作れる自然な甘みが美味しいメニューで、アイスやヨーグルトにかけても美味しく食べられます。はちみつはアカシアはちみつやみかんはちみつが特に合います。