茎レタスとは?味わいや栄養価・カロリーは?食べ方・レシピのおすすめを紹介!
茎レタスはどんな野菜か知っていますか?そこで今回は、茎レタスの〈味わい・栄養価・カロリー〉など特徴や、食べ方のおすすめ紹介します。その他にも、茎レタスの人気レシピや、商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
茎レタスとは?どんな野菜?

茎レタスは見慣れない野菜なので、詳しく知らない方も多いかもしれません。茎レタスは形も変わっており、食感や味わいも気になるところです。ここでは、茎レタスについて詳しく解説していきます。
茎レタスはレタスの仲間
茎レタスにはいくつかの呼び名があるので紹介します。
・ステムレタス
・アスパラガスレタス
・チシャトウ
主にステムレタスと呼ばれることが多く、茎レタスは別名に区分されています。また、アスパラガスレタスやステムレタスの呼び名でも分かるように、茎レタスはレタスの仲間です。
一般的なレタスの形とは違い茎レタスには太い茎が付いており、その先にレタスの葉が伸びています。茎レタスとレタスは見た目が全く違うので、2種類を目の前に並べても選び違えることはないでしょう。
茎レタスの旬の時期・産地
茎レタスの原産地は中国であり、日本では埼玉県や山形県、青森県など農家の方々が個別で茎レタスの栽培に取り組んでいる程度で、大量に生産している地域はありません。そのため、国産の茎レタスが市場に出回ることはほどんどないようです。
そして、茎レタスの旬の時期は2回もあり、初夏から夏と秋になります。また、春と秋に種をまくので収穫時期は6月から7月と、11月中旬から12月中旬が適期です。
茎レタスの味わい・食感
茎レタスの食用とする部分は、茎と若い葉っぱです。茎はコリコリとした食感をしており、アスパラガスの味にとてもよく似ていることから「アスパラガスレタス」とも呼ばれています。葉っぱを食べる場合は、柔らかい若い葉を選ぶようにしましょう。
ただし、葉っぱは苦みが多いので食べずに処分する方も多いようです。苦い味を少しでも改善するためには、生ではなく加熱調理をすると良いでしょう。茎は食べやすくて食感も楽しめるので、機会があればぜひ食べてみて下さい。
生の山クラゲ(茎レタス)が手に入った(^O^)
— ワタ (@watata99) November 13, 2020
茎はきんぴら 葉はゴマ和え
きんぴらは干したもので作った方が好みだわ
コリコリ歯ごたえがいいのよねぇ pic.twitter.com/po3SUTlS7U
萵筍!ああ、萵筍!日本では山クラゲに加工したものばかりで生の状態ではなかなか見かけない萵筍(茎レタス)をスーパーで見つけ、大喜び。腊肉と大蒜で炒めた腊肉炒萵筍。シャキッとした食感とほろ苦さがたまらない。日常的に売ってくれるなら最高なんだけどなあ!冷菜でも火鍋でも大活躍するのだ。 pic.twitter.com/LnjyQJh7xP
— 酒徒(しゅと) (@shutozennin) November 13, 2020
茎レタスの栄養価・カロリー

茎レタスには体に効果的な栄養が含まれているのでしょうか。ここからは気になる栄養価やカロリー、効能について詳しく解説していきます。
茎レタスの栄養成分・効能
茎レタスに含まれる主な栄養成分は、下記の通りになります。
・ビタミンC
・ビタミンB1
・カルシウム
・カリウム
・鉄
・食物繊維
ビタミンCはコラーゲンを生成するために欠かせない栄養素なので美容効果も期待でき、ビタミンB1は疲労回復に有効な成分です。その他に、ミネラルに分類されるカルシウムは強い骨や歯を作り、カリウムは血圧を正常に保つ効果を発揮してくれます。
また、鉄が不足することで疲労やだるさを感じてしまうため、貧血になりやすい方には特に取り入れたい栄養素でしょう。食物繊維は腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える作用もあるので、便秘改善の効果が期待できます。このように、茎レタスには美容や健康に役立つ様々な栄養素が含まれています。
茎レタスのカロリー・糖質
カロリー | 糖質 | |
茎レタス(100g) | 17kcal | 1.9g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
茎レタスのカロリーや糖質の数値は、サニーレタスやサラダ菜などと比べても、あまり変わりません。一般的に食べ慣れていない食材ですが、カロリーや糖質を抑えたい方には特におすすめの野菜です。
茎レタスの食べ方のおすすめは?

茎レタスは乾燥させて山くらげの状態にすることで、コリコリとした食感をより楽しむことができます。山くらげを食べるときは、水に浸して戻してから調理を行いましょう。茎や葉っぱを油で炒めたり、揚げることで苦みがなくなり、とても食べやすくなるので試してみて下さい。
また、生で食べることもできるので、その場合はしっかり水につけてあくを抜いておきましょう。サラダで食べる際は、繊維に沿って細切りにするか、ピーラーで薄くスライスをすれば食べやすのでおすすめです。
茎レタスの人気レシピのおすすめ
茎レタスは食感や歯ごたえを楽しむことができる食材です。ここでは、美味しいお酒や白いご飯にぴったりなレシピを3品紹介していきます。
①山くらげの漬物
茎レタスを乾燥させた山くらげを使用するレシピです。今回は水煮の山くらげを使用しており、調味料に漬け込むことで手軽に漬物が完成します。唐辛子をプラスすれば、大人向けの辛味の効いたおつまみにもなります。
②茎レタスのきんぴら
茎レタスは厚めに皮をむくのがポイントです。あとは、ニンジンと一緒に炒めて味を付けるだけなので、とても簡単に作ることができるでしょう。茎レタスの苦みが苦手な方は、お酒で先に蒸し焼きすると食べやすくなるので、試してみて下さい。
③茎レタスの葉の炒め物
このレシピは茎ではなく葉っぱを使用します。葉っぱは下茹でをしてから調理することで、苦みが軽減するでしょう。ツナが入ることでうま味もアップして、お弁当のおかずにも最適です。ソーセージやかにかまを入れても美味しく頂けます。
茎レタスのおすすめ商品

茎レタスはあまり市場に出回らないので、食べられる機会が少ないかもしれません。そこでおすすめなのが、茎レタスを使用した商品です。インターネットで注文できる商品ばかりなので、是非チェックしてみて下さい。
①なとり 野菜おつまみ 茎レタス(税込み213円)
一袋で41kcalしかないので、スナック菓子など市販のお菓子よりも低カロリーなおつまみです。また、梅としそのさっぱりとした風味もあり、お茶うけにも最適でしょう。口寂しいときや、小腹がすいたときなどにもおすすめです。
②こもち山くらげ筍(税込み750円)
山くらげと筍、魚卵が入っているのでさまざまな食感を楽しむことができます。甘辛い味付けがアクセントになって、おつまみやご飯に添えてもピッタリです。そばやラーメンのトッピングにもいかがでしょうか。
③山菜珍味ラー油山くらげ(税込み540円)
ラー油のピリッとした辛味とゴマの風味が、癖になる1品です。お弁当のおかずにもピッタリなので、ストックしておくと良いでしょう。また、お酒のおつまみとしても重宝するので、是非チェックしてみて下さい。
茎レタスを食べてみよう
新鮮な茎レタスが手に入ったらさまざまなレシピにチャレンジして、お酒やご飯と共に食べてみて下さい。加工された商品ならコンビニや通信販売でも購入できるので手軽に愉しめ、お土産としても最適でしょう。