いちごの旬はいつ?一番美味しい&いちご狩りにおすすめな時期を紹介!

【管理栄養士監修】いちごの旬はいつか知っていますか?12月頃にはスーパーで見かけるようになることからいちごの旬は冬と思われがちですが、実は「春」がいちご本来の旬なのです。今回はいちごが冬に生産できる理由や1年で一番美味しい時期について紹介します。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 石川桃子
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。...
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。歯スティバルという歯科イベントにて講師を務めさせていただきました。分子整合栄養学を学び、予防歯科には欠かせない食事をお子様やご高齢の方と様々な方への食事・栄養指導を行なっております。

目次

  1. いちごの旬はいつからいつまで?
  2. いちごの旬は「春(3〜5月)」が正しい
  3. 現在は冬から春までが旬
  4. いちごが冬でも採れる理由
  5. いちごに季節を勘違いさせているため
  6. 需要の高まる冬に旬を合わせている
  7. いちごの旬は品種によって違う?
  8. 基本あまり変わらない
  9. いちごが一番美味しい時期はいつ?
  10. 「冬」が一番甘みが強い
  11. 「冬」のいちごが美味しい理由
  12. 旬の時期関係なく美味しいものもある
  13. いちごは夏は食べられないの?
  14. 海外から輸入する場合も
  15. 夏秋いちごが採れる
  16. 旬を外れた「夏いちご」も美味しい
  17. いちごは旬が一番美味しい

いちごがスーパーなどで売られるのは12月から5月頃で、旬の時期は冬から春です。それでも、ケーキ屋さんに行くと夏でもいちごのショートケーキは並んでいます。6月から11月の旬から外れた季節にはいちごがないはずなのに、なぜいちごのショートケーキを作ることができるのでしょうか。

実は、旬の季節を過ぎたいちごは海外からの輸入に頼っています。日本での生産が少なくなる時期に、生鮮いちごを洋菓子店などの業務用として主にアメリカ合衆国から輸入したものを洋菓子店などは使用しています。

夏秋いちごが採れる

一般的に旬と言われている春や冬ではなく、それを過ぎた初夏から秋である6〜11月に収穫時期を迎える珍しいタイプのいちごがあります。一般的には「一季成り」といって春の1回のみ収穫を迎えるものですが、旬からズレた時期にも食べることができるいちごは「四季成り」といって夏と秋の2回収穫できたり、真冬以外何度も収穫を迎えるものがあります。

夏と秋に収穫できることから、「夏苺(なついちご)」「夏秋いちご(かしゅういちご)」と名付けられています。

旬を外れた「夏いちご」も美味しい

今までは旬を過ぎたいちごは酸っぱくて小粒であまり美味しくない!旬の時期が一番美味しい!とも言われていた「夏いちご」ですが、最近では一季成り性いちごと変わらず大きく甘みもあるものが増えており、白やピンクなど種類も増えていて見た目も美しいことから希少価値も高くなっています。

夏いちごは、北海道や長野県、東北地方など夏場に気候が涼しい地域で生産されており、取り寄せなどをすることもできるので夏でもいちごを食べたい人はチェックしてみてください。

いちごは旬が一番美味しい

いちごの正しい旬は「春」であることはお分かりいただけたと思いますが、冬にあるイベントのクリスマスや正月に合わせて、最近では冬から美味しいいちごを食べることができます。それに加えて寒い時期にいちごが甘くなるということもあり「冬から春」はいちごがとても美味しくなる旬の季節でしょう。

この季節が一番美味しいのはもちろんですが、最近では夏に収穫できる品種のものも増えてきています。地域や季節によって、様々な品種があるのはフルーツの中でも珍しいのではないでしょうか。それぞれ良さがあり、好みも人それぞれだと思うので、ぜひ自分好みのいちごを見つけて美味しい旬の時期に味わってみて下さい。

石川桃子

管理栄養士

食べ物は旬の時期が一番栄養価も高くなります。いちごはビタミンCがとっても豊富です。美肌効果はもちろん、疲労回復、風邪予防などにもメリットが!美味しくて栄養価も高いなんて、一石二鳥ですね。是非旬の時期に美味しく食べてくださいね!

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