タロイモとは?里芋・ヤムイモと違いある?味わいや主食〜デザートなど食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】タロイモとはどんな芋か知っていますか?主食〜デザートで食べられたりと、様々な食べ方をされます。今回は、タロイモの発祥地・味わいなど特徴を、里芋・ヤムイモなど似た芋類と比較して紹介します。タロイモの料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
タロイモとは?里芋と違いある?
タロイモは東南アジア料理によく登場する食材として知られていますが、近年はスーパーフードとしても人気です。ここでは、タロイモとはどんな芋なのか、その味わいなどについて説明します。
タロイモは里芋含めたサトイモ科の総称
タロイモは里芋の英名「Taro」が由来となった里芋が属しているサトイモ科に属する芋類の総称で、同じ科に属する芋には以下のようなものがあります。
・海老芋
・たけのこ芋
・タイモ
海老芋は唐芋(とうのいも)とも呼ばれる古くから京料理に使われる京野菜で、表面の縞模様や反り返った形が海老に似ています。たけのこ芋は宮崎県の特産であるにもかかわらず京いもと呼ばれるため京野菜と紛らわしいですが、京野菜ではありません。ほか、タイモはミズイモとも呼ばれる沖縄の伝統野菜で、水田や湿地で栽培される芋です。
近年では、タロイモはセレベスやコロカシという名前で販売されていることがあります。
(*たけのこ芋や海老芋について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
海老芋は唐芋の小芋に土入れを繰り返すことでエビのような形に湾曲させて縞模様に仕立てる独特の栽培方法で育てられています。
タロイモの発祥地・原産
タロイモの生産量はナイジェリア・中国・カメルーン・ガーナなどアフリカの国々で多いですが、原産地はインドからインドネシアの地域です。タロイモはハワイや熱帯アジア、オセアニアには、交易を通じて渡ったものと考えられます。
タロイモの海外産・日本産の違い
前述した通りタロイモは特定の品種に限っての呼称ではなくサトイモ科を総称する言葉ですが、日本では海外産の里芋の仲間全体に対して呼ぶときに使われることがあります。日本の里芋には独特のぬめりがありますが、海外のタロイモにはぬめりが少ないところが異なる点です。
タロイモの味わい・食べ方は?
タロイモは日本の里芋と同じ種類の食材であり、サトイモ科の芋にはいくつも種類があることが分かりましたが、タロイモの味わいは里芋に似ているのでしょうか。タロイモはどう食べると良いのかについても合わせて説明します。
タロイモの味わい・食感
タロイモは里芋に似た淡泊な味わいで、やわらかくもっちりとした食感がありますが、里芋ほど重たい食べ応えではありません。タロイモを主食にしている国があるのは、日本の主食である白米と同じようにタロイモのクセのない味や風味が、様々な食べ方に合わせられるからでしょう。
Twitterの口コミ
魚とタロ芋のココナッツミルクスープ。トム・カー・プラー・プワック。
甘味、酸味、辛味がココナッツミルクに渾然一体となって溶け出していて、プリプリした食感の魚とホクホクのタロ芋に合わせると、絶品です。
Twitterの口コミ
\🥡台湾お勧めデザート🍒/
仙草試したことありますか?
真っ黒だし、薬草だし
そんな先入観あるかもですが
こちら〔鮮芋仙〕にある
タロイモデラックスの仙草は
めちゃ美味です!
芋圓(芋の白玉)とタロ芋ペースト
仙草にたっぷりフレッシュが...
あっさりの中にもお芋の
こっくり感がたまらんです