湯通しのやり方は?食材別のやる意味・効果は?「ゆでる・湯がく」との違いも紹介!
湯通しとは何か知っていますか?湯通しをすることで、料理をより美味しく仕上げることができます。今回は、湯通しの正しいやり方や〈肉・魚・野菜〉など食材別に湯通しする効果・意味を紹介します。湯通しと湯がく・茹でると違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①鶏肉・豚肉など肉類
鶏肉や豚肉などの肉類を湯通しするのは、余分な脂を落とすと共に肉の臭みをとる意味があるので、肉の臭みが苦手な人はいつもの手順に湯通しを加えてみるのもおすすめです。また、肉の表面だけに火を通すことで、旨味を内部に閉じ込める効果もあります。
②こんにゃく・しらたき
こんにゃくやしらたきを湯通しすることには、アクを抜き臭みをとる意味があります。また、こんにゃくやしらたきを湯通ししておくと、味がしみ込みやすくなる効果が期待できます。特におでんや煮物などを作る際には、湯通ししたほうがしっかりと味がしみて美味しく仕上がるでしょう。
③ぶりなど魚
ぶりなどの魚に湯通しするのは、特有のぬめりや臭みをとるためです。特に鮮度が落ちている魚を調理する場合には、湯通しをしておくことでより美味しく仕上げることができます。魚の煮付けや鍋料理などは臭みが出やすいので、下処理として湯通しするのがおすすめです。
④生野菜
野菜の中には、もやしのように、生食に適さないものがあります。特に菌が繁殖しやすいもやしは、食べる前に湯通しして殺菌するのがおすすめです。また、野菜炒めなどを作る時に食材を湯通ししておくと、火が通りやすく食感も保てる効果があります。
⑤冷凍野菜
冷凍野菜を湯通しするのは、解凍することが目的です。冷凍野菜を湯通しすることで、その後の調理時間が短くなることもメリットの一つです。冷凍のまま調理ができる野菜もありますが、解凍後にトッピングに使う場合は湯通しすることをおすすめします。
⑥わかめ
お吸い物やサラダに使う前にわかめに湯通しするのは、彩りをよくする効果を狙ってのことです。湯通ししたわかめは鮮やかな緑色に変化するので、料理を華やかにしてくれます。ただし、お吸い物などに使う場合は湯通し後に加熱しすぎると色が悪くなってしまうので注意してください。