ブライニングとは?時間は?鶏肉・豚肉の調理法やおすすめレシピも紹介!

ブライニングとはどんな調理法が知っていますか?今回は、ブライニングのやる意味や〈ブライン液〉の作り方を、〈鶏肉・豚肉・牛肉・魚〉を漬け込む時間の目安や正しい調理法とともに紹介します。ブライニングした肉・魚で作るおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ブライニングとはどんな調理法?
  2. ブライニングとはブライン液に肉・魚などを漬け込む調理法
  3. ブライニングをする意味は?効果・メリットを紹介!
  4. ①食材がジューシーになる・柔らかくなる
  5. ②調理時間が短縮できる
  6. ブライニングの美味しいやり方のコツは?漬け込む時間は?
  7. ①食材の切り方・下処理
  8. ②ブライン液の分量は正確に測る
  9. ③食材によって漬け込む時間を変える
  10. ブライニングのやり方
  11. ブライン液の材料
  12. 作り方・手順
  13. ブライニングした肉・魚を使ったおすすめレシピ5選!
  14. ①豚肉のアプリコットソース焼き
  15. ②鶏胸肉でつくるトリマヨ
  16. ③台湾風の唐揚げ
  17. ④低温調理で仕上げるサーモン
  18. ⑤香草鶏ハム
  19. ブライニングを試してみよう!

ブライニングとはどんな調理法?

ブライニングは、肉や魚などの食材をより美味しくすると人気がありますが、どんな調理法なのでしょうか。ブライニングを知っているだけで、普段の料理がワンランク上の仕上がりになるので、覚えておくと便利です。ここでは、ブライニングについて詳しく紹介します。

ブライニングとはブライン液に肉・魚などを漬け込む調理法

ブライニングとは、肉や魚をブライン液に漬けこんでから調理する方法です。塩水を意味する英語の「brine」が語源となっていて、欧米では広く一般的に行われた調理法のひとつです。ブライニングを行うことで、食材の隅々まで水分がいきわたり、しっとりと柔らかい仕上がりになります。加熱した肉や魚がパサつかず、ジューシーになるので美味しいです。

ブライニングに使える食材は幅広く、鶏肉や牛肉、豚肉をはじめサーモンなどの魚にも使えます。もともとは、食材の腐敗を防ぐために行われてきた調理法ですが、今では色々なメリットがあることがわかっていて家庭での調理にもおすすめです。

(*ブライン液やブライン液のメリットなどについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

ブライン液とは?肉を漬け込むと柔らかくなる?作り方・使い方やレシピなども紹介!

ブライニングをする意味は?効果・メリットを紹介!

ここでは、ブライニングすることの意味や効果などについて具体的に紹介します。ブライニングによって得られるメリットを踏まえて、実際に料理で試してみてください。

①食材がジューシーになる・柔らかくなる

ブライニングをすると、肉や魚の肉質が柔らかくジューシーに仕上がるところがメリットです。ブライニングに使うブライン液は、基本的に塩や砂糖が使われます。たんぱく質は食塩水に溶けやすい性質を持っているため、塩を使ったブライン液に肉や魚を漬け込むとたんぱく質が分解されて柔らかく仕上がります。

砂糖の場合は、水分子と結合しやすい性質を利用し、肉の繊維に水分を蓄えた砂糖が入り込むことで食材の保水力を高めるやり方です。どちらも、塩と砂糖のそれぞれの性質を利用して、肉が硬くパサつくのを防ぎます。塩と砂糖のどちらか一方だけを使ってもブライニングは可能ですが、最近は塩と砂糖の両方を使って旨味を引き出すブライン液のレシピが多いです。

②調理時間が短縮できる

ブライニングを行うと、短時間で安い肉でも美味しく仕上がるので時短で調理ができます。ブライニングをする際に、塩や砂糖によって下味もつくので、味付けの手間も省けて料理が簡単にできるところもメリットです。使える食材も幅広く、身近な肉や魚などたんぱく質を多く含む食材に効果的です。

(*ブライン液を用いたブライニングのメリット・デメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ブライン液のデメリット・メリットを比較!漬け込み方や活用レシピも紹介!

ブライニングの美味しいやり方のコツは?漬け込む時間は?

ブライニングはメリットも多く、簡単に食材が美味しくなりますが、具体的な調理法はどのようなものでしょうか。ここでは、ブライニングのやり方や、より美味しくできるコツについて紹介するので、肉や魚の調理の参考にしてください。

①食材の切り方・下処理

ブライニングをする時は、食材にしっかりブライン液が染み込むような切り方をすることが大切です。厚みのある肉は均一的な厚さに整えておくと、ムラもなく美味しく仕上がります。厚みは不揃いな鶏肉などは、観音開きにして厚みを整えたり、大きなかたまり肉の場合は切込みを入れるなどの工夫をするのがおすすめです。

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