ブライニングとは？時間は？鶏肉・豚肉の調理法やおすすめレシピも紹介！
ブライニングとはどんな調理法が知っていますか？今回は、ブライニングのやる意味や〈ブライン液〉の作り方を、〈鶏肉・豚肉・牛肉・魚〉を漬け込む時間の目安や正しい調理法とともに紹介します。ブライニングした肉・魚で作るおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②ブライン液の分量は正確に測る
ブライニングを行うときは、ブライン液の分量を正確に計量するのもポイントです。一般的なブライン液は、塩分濃度を3～5％に設定しますが、5%を超えてしまうと浸透圧の原理によって水分が抜けてしまいます。この時、食材の旨味も水分と一緒に逃げてしまうので、美味しく仕上がりません。
また、最近は塩も砂糖も使ったブライン液を使うレシピが人気ですが、砂糖を使うと焦げやすくなるので調理法によって砂糖の量を加減するのもポイントです。
③食材によって漬け込む時間を変える
ブライニングを行うときは、食材によって漬け込み時間を変える方が美味しく仕上がります。
・牛肉：1～2時間
・豚肉：1～4時間
・ブロック肉：一晩程度
・魚：1～2時間
・そぎ切りにした鶏胸肉：1～2時間
・鶏胸肉：2～4時間
・鶏もも肉：2～4時間
食材によってブライニングの漬け込み時間は変わりますが、大きな目安は肉の厚みです。同じ鶏肉でも薄くそぎ切りにすれば1～2時間程度で調理できますが、1枚肉であれば2～4時間程度漬けこむ方が美味しいです。豚肉や牛肉もブロック肉を調理する時は、約一晩漬けこんでおいてください。
ブライニングをやりすぎるとしょっぱくなってしまう場合もあるので、漬け込み過ぎにも注意する必要があります。
ブライニングのやり方
ここでは、塩のみを使う基本的なブライニングの方法を紹介します。ブライニング自体はとても簡単な調理法なので、参考にしてください。
ブライン液の材料
・水 1000cc
・塩 30～50g
作り方・手順
基本的なブライニングの手順を、以下に紹介します。
1.塩分濃度3～5％の食塩水を作る
2.食材を好みの大きさに切る
3.ブライン液に漬けこみ、適切な時間漬け込む
4.水気とふき取り、調理する
ブライニングの基本は、ブライン液を作り食材を漬け込むだけですが、肉や魚が傷まないように冷蔵庫で保管するようにしましょう。食材や料理によってサイズや厚みが変わるので、食材に合った漬け込み時間を確認してから調理を始めてください。漬け込んだ食材は、よく水気をふき取ってから調理します。
ブライニングした肉・魚を使ったおすすめレシピ5選！
ここでは、ブライニングした肉や魚を使ったおすすめのレシピを紹介します。ブライニングをせずに調理する時とは全く違った、ジューシーで旨味の濃い仕上がりになるので作ってみてください。
①豚肉のアプリコットソース焼き
パサつきやすい豚ヒレ肉を、ブライン液に漬けこむことでしっとり柔らかく仕上げるレシピです。砂糖と塩をしっかり溶かすため、一度加熱し、冷ましてから漬け込みます。豚肉によく合うフルーティーなソースも絶品で、自宅で高級感のある料理が楽しめます。
②鶏胸肉でつくるトリマヨ
鶏胸肉もパサつきやすい肉ですが、ブライン液に漬けこむとしっとりした仕上がりにでき、マヨネーズのまろやかな味わいによく合います。ブライン液に砂糖を加えると塩辛くなりすぎず、美味しいです。練乳のクリーミーな風味が良い隠し味になり、しっとりした鶏肉の旨味が引き立ちます。