フランベとは?する意味ある?やり方や失敗しないコツを【動画】で紹介!

フランベとはどんな調理法か知っていますか?する意味はあるのでしょうか?今回は、フランベの〈ステーキ・クレープ〉別のやり方や失敗しない・火事にならないための注意点も紹介します。フランベにおすすめなお酒の種類も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. フランベとは?どんな調理法?
  2. フランベをする意味・理由
  3. フランベの使い方
  4. フランベのやり方は?
  5. 準備するお酒の量
  6. フランベのやり方・手順①ステーキ
  7. フランベのやり方・手順②クレープ
  8. フランベで失敗しない・火事にならないための注意点
  9. フランベのお酒におすすめな種類は?
  10. フランベは一般的にブランデーを使用する
  11. 料理によってお酒の種類を変える方がおすすめ
  12. フランベを使った料理・レシピ
  13. ①タルト・フランベ
  14. ②マンゴーフランベのアイスクリーム添え
  15. ③ブリの照り焼きの日本酒フランベ
  16. フランベを試してみよう!

フランベとは?どんな調理法?

レストランなどでフランベする様子を見たことがある人は多いかもしれませんが、フランベはパフォーマンスとしてだけでなく、調理法としても理に適っているものです。ここではフランベとはどんな調理法なのか、それを行う意味や理由も踏まえながら説明します。

フランベをする意味・理由

「フランベ」の意味とは調理の終盤にお酒をふりかけ、火をつけて高いアルコール分を一気に飛ばすことで、このフランベはフランス生まれの調理法です。アルコールで香りづけする他、旨味をしっかり閉じ込めることがフランベを行う理由です。そのため、フランベは魚や肉を調理する際に仕上げとして多く行われています。

フランベの使い方

フランベを使う料理には、以下のものがあげられます。

・ステーキ
・ポークソテー
・白身魚のトマト煮
・エビのフランベ
・ブリの照り焼き
・クレープシュゼット
・バナナのフランベ


イタリア料理などでは白身魚をトマトで煮込む前に、フランベするのが一般的です。またフランベは洋酒で行うものと思われがちですが、和食でも日本酒を使って行うことがあり、いずれのお酒を使った場合も肉や魚をフランベすることで素材の臭みを消すことに役立ちます。

一方、クレープシュゼットに代表されるように、デザートでもフランベするものがあります。これは、肉や魚などの場合とは違って、振りかけるアルコールの香りをつけることが主な目的のようです。

フランベのやり方は?

フランベを行うことでいつもの料理の味がワンランク上がることがありますが、家庭で行う際は火傷や火事に注意して行う必要があります。ここでは、自宅でフランベするやり方を紹介します。

準備するお酒の量

フランベを行う際に使うお酒の量は、30~45cc程度が適量とされています。フランベに適しているのはアルコール度数の高いお酒ですが、どんなお酒がフランベに適しているのかについては、後述します。

フランベのやり方・手順①ステーキ

ステーキを焼く際のフランベのやり方は、以下の通りです。

①フランベに使うブランデーやコニャックをあらかじめ用意しておく
②フライパンで肉を焼く
③肉が焼きあがる直前で①をフライパンの中央に入れる
④フライパン全体にアルコールを行き渡らせて火をつける
⑤数秒経っても消えない場合は、蓋をして消す


レストランなどではガスコンロの火をフライパンに移しますが、慣れていないと難しいので、チャッカマンなどを使って火をつけることをおすすめします。

フランベのやり方・手順②クレープ

クレープシュゼットでフランベを行う手順は、以下の通りです。

①オレンジリキュールであるグランマニエを用意しておく
②オレンジの果汁や皮、バターなどソースの準備をしておく
③クレープ生地を焼いて別の皿に取り出す
④フライパンに②を入れてとろみがつくまで煮詰めたら、クレープを戻す
⑤④にグランマニエを加え、フランベする
⑥アルコールが飛んだら、器に移して盛り付ける


クレープ生地を先に焼いて休ませておくことで、フランベしても破れにくくなります。クレープを上記の手順でフランベする場合、砂糖が入っている影響で炎が大きく上がりがちなので注意しましょう。

フランベで失敗しない・火事にならないための注意点

フランベで失敗すると、火傷や火事の原因にもなりかねません。火事にならないためにも以下の注意点を守って行いましょう。

・コンロ周辺に可燃物をおかない
・換気扇の油汚れを落としておく
・炎が大きくなったらすぐに蓋をする
・アルコールを入れすぎない


フランベは強い火力で行うものなので、キッチンペーパーやふきんなどの燃えやすいものの側で行うのは厳禁です。また、火災報知器の側でフランベすると警報がなる可能性が高いので注意しましょう。

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