グラサージュの意味とは?ナパージュとの違いや作り方・コツも紹介!
グラサージュはどんな調理法か知っていますか?グラサージュ・ショコラの調理法で有名ですよね。今回は、グラサージュの意味・特徴を、ナパージュとの違い・共通点とともに紹介します。グラサージュのやり方やグラサージュを使ったレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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グラサージュとは?やる意味はある?
料理のレシピなどにはグラサージュという用語が出てくることがありますが、一体どのような調理法なのでしょうか。また、グラサージュを行う意味についても気になるところです。ここでは、グラサージュの意味や語源などについて紹介します。
グラサージュは「ケーキなどお菓子の表面の艶出し」すること
グラサージュとは、チョコレートソースやジャムでケーキなどをコーティングし、表面に艶を出すために行う調理法です。また、グラサージュにはケーキやムースを乾燥から守る意味もあります。なお、グラサージュに使うソースにはショコラ・赤・白などがあります。
上の画像は、チョコレートソースを使って作るショコラのグラサージュです。ザッハトルテのようなチョコレートケーキをコーティングする際に、よく使われます。
赤いグラサージュは、フランボワーズやラズベリーのジャムなどを使って作られます。また、赤い着色料を使って作る場合も多いようです。
上の画像のような白のグラサージュは、ホワイトチョコレートなどを使って作られます。
グラサージュの語源
グラサージュは、フランス語のグラッセが語源だと言われています。グラッセとは、お菓子の表面にゼリーや砂糖をかけてコーティングし、光沢や艶を与えるための調理法です。グラッセを施すお菓子としては、栗を砂糖でコーティングしたマロングラッセが有名でしょう。
また、グラッセは凍らせることも意味し、冷凍したムースをソースでコーティングする作業もグラサージュと呼ばれます。
グラサージュとナパージュの違いは?
グラサージュとよく似た調理法にナパージュがありますが、このふたつは具体的にどのような点が違うのでしょうか。ここでは、グラサージュとナパージュの違いについて紹介します。
ナパージュの特徴
ナパージュは、砂糖とゼラチンを水で溶いて作ったソースでケーキやフルーツをコーティングし、艶やかに仕上げる調理法です。また、ジャムやペクチンを水で溶いてソースとして使う場合もあります。ナパージュは主に、フルーツタルトなどの艶出し用に使われています。
ナパージュが向いてる場合
ナパージュは砂糖やゼラチンが固まらないように熱を持ったままの状態で使うため、熱に強い食材をコーティングする際に向いています。一方、グラサージュは冷めた状態でも使えるため、熱に弱い食材に使える点が特徴です。