ブライン液とは?肉を漬け込むと柔らかくなる?作り方・使い方やレシピなども紹介!
ブライン液とは何か知っていますか?今回は、肉をブライン液に漬けるメリットや、ソミュール液との違いに加えて、作り方や漬け込む時間など使い方のコツも紹介します。ブライン液に漬けた肉の保存方法や、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ブライン液とは?
鶏の胸肉に代表されるように、そのまま食べると食感がパサパサしている肉がありますが、そうした肉類を美味しく食べる方法を覚えておくと便利です。ここではそういった場合に役立つブライン液について紹介します。
ブライン液とは塩を溶かした水のこと
ブライン液とは塩を溶かした水のことで、これに漬けた肉を調理すると食感がジューシーになる魔法の液として知られています。ブライン液の語源は、「塩水」または「塩水に漬ける」といった意味を持つbrineです。
肉をブライン液に漬けるメリット
肉をブライン液に漬けるメリットとしては、以下のことがあげられます。
・肉が柔らかくなる
・肉の水分を内部に閉じ込める
低価格の肉でもブライン液に漬けることで、内部に水分が閉じ込められてジューシーになる上に柔らかさが増し、食べ応えが変わるのがメリットです。欧米では日常的に肉をブライン液に漬けてから調理しています。
(*ブライン液のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブライン液とソミュール液の違いは?
ブライン液は肉を柔らかくする液体ですが、同様のものにソミュール液があり、欧米では下ごしらえの際に使い分けているようです。ここでは、ブライン液とソミュール液の違いについて説明します。
ブライン液とソミュール液の違いは塩分濃度
ブライン液は肉を柔らかくするために使う液ですが、ソミュール液は燻製する際の手順として使われるもので、ブライン液とソミュール液では塩分濃度が異なります。
ブライン液の塩分濃度は5%ですが、ソミュール液は15%となっており、塩分濃度が大きく異なるのが一番の違いです。どちらも砂糖を加える点では共通していますが、砂糖の量もブライン液の場合は塩と同量、ソミュール液の場合は塩の半量が目安となっています。しかし、どちらも肉の美味しさを引き出すメリットがあることに変わりはありません。
ブライン液の作り方や使い方は?
低価格な肉をランクアップできるなら、ブライン液を使ってみたいと感じた人も多いことでしょう。ここでは、ブライン液の作り方や使い方を紹介します。
ブライン液の作り方
ブライン液は塩・砂糖いずれも5%の濃度になるように、量をはかって混ぜ合わせるだけと手軽です。なお、ブライン液を作る量は、漬けこむ肉のグラム数や大きさによって異なります。肉がブライン液にしっかり浸る程度の量を目安に作るようにしましょう。