冷麺と冷やし中華の違いは?関西では同じ?具材・タレなど比較して紹介!

冷麺と冷やし中華の違いを知っていますか?今回は、冷麺と冷やし中華が関西では「同じ料理」とされる理由や、関東的な〈具材・タレ&スープ・味〉など特徴の違いを比較して紹介します。韓国冷麺・盛岡冷麺の違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 冷麺と冷やし中華って違いあるの?
  2. 関西には冷麺しかない
  3. 関西で冷麺と冷やし中華が「同じ呼び方」をされる理由
  4. 関東的な冷麺と冷やし中華の違いは?
  5. ①冷麺と冷やし中華の発祥地の違い
  6. ②冷麺と冷やし中華の具材・スープと味わいの違い
  7. 冷麺にも種類がある?
  8. 韓国冷麺と盛岡冷麺の違い
  9. 冷麺と冷やし中華は違う料理!

冷麺と冷やし中華って違いあるの?

夏になると、スーパーやコンビニなどで冷麺や冷やし中華をよく見かけるようになりますが、それぞれに何か違いはあるのでしょうか?呼び方が違うだけで、同じ料理だと思っている人も多いかもしれません。ここからは冷麺と冷やし中華の違いを様々な角度から比較して紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

関西には冷麺しかない

実は、関西地方には冷やし中華と言う料理は存在せず、関東で言う冷麺も冷やし中華も両方冷麺と呼ばれているようです。一体なぜ冷麺と冷やし中華が同じ呼び方をされているのでしょうか。ここでは関西には冷麺しかない理由を紹介します。

関西で冷麺と冷やし中華が「同じ呼び方」をされる理由

関西で冷麺と冷やし中華が同じ呼び方をされているのは、関西人に長い言葉を省略する傾向があることが理由です。関西の人がアイスコーヒーや冷たいコーヒーのことを冷コーと略したりマクドナルドのことをマクドと略したりするように、冷やし中華や冷たいラーメンのことを冷麺と略しています。

また別の説では、韓国と関西は地理的に近いため昔から多くの韓国人が住んでおり、冷麺という言葉や食べ物が昔から定着していたことが理由ともいわれています。冷やし中華のことも冷麺と呼ぶ明確な理由は定かではありませんが、関西では冷やし中華と言っても通じない場合があるので注意しましょう。

Twitterの口コミ

ぴょんぴょん舎の冷麺です^ ^
仕事で関西に住んでた頃、あっちでは冷やし中華の事を冷麺って呼ぶの、地味に衝撃的でした(笑)
近江ちゃんぽん、来来亭、天下御麺、みくりやうどん、麺類みな兄弟(笑)

関東的な冷麺と冷やし中華の違いは?

関西では冷麺と冷やし中華は同じ呼び方をされていますが、関東での冷麺と冷やし中華にはどのような違いがあるのでしょうか?ここではそれぞれの発祥地や具材、スープと味わいの違いなどを比較していくので参考にしてみてください。

①冷麺と冷やし中華の発祥地の違い

関東的な冷麺と冷やし中華には発祥地の違いがあり、冷麺の発祥地は朝鮮半島です。冷麺には冷たいスープに入っているムルメンリョンと、コチュジャンがベースになっているビビンネンミョンの2種類があるといわれています。日本では1939年に、朝鮮半島式の冷麺の店が開店し、それ以降焼き肉店の定番メニューとして親しまれています。

一方の冷やし中華の発祥は日本で、昭和12年に宮城県仙台市にある中華料理屋の組合で、夏場に売り上げが低下するラーメンの麺を使って夏用のメニューとして考案されたそうです。そのほかにも、東京都千代田区にあった中華料理店が発祥とする説もあります。

②冷麺と冷やし中華の具材・スープと味わいの違い

冷麺に入っている主な具材はゆで卵・きゅうり・キムチ・チャーシュー・白ネギで、スープは牛骨や鶏ガラや野菜などからとった出汁でできています。麺はそば粉が使われており、半透明で弾力があって食べごたえがあるのが特徴です。

一方冷やし中華に入っている主な具材はハム・錦糸卵・トマト・きゅうり・紅ショウガです。スープは主に醤油ベースや胡麻ダレベースのもので、お酢が入る場合もあります。麺は小麦粉で作られたラーメンと同じ麺で、さっぱりとした味わいが特徴です。

冷麺にも種類がある?

冷麺と冷やし中華を比較してみると様々な違いがありましたが、冷麺はさらに韓国冷麺と盛岡冷麺の2種類に分けることができます。ここでは、それぞれにどのような違いがあるのかを詳しく解説していきます。

韓国冷麺と盛岡冷麺の違い

関連する記事