冷麺と冷やし中華の違いは?関西では同じ?具材・タレなど比較して紹介!
冷麺と冷やし中華の違いを知っていますか?今回は、冷麺と冷やし中華が関西では「同じ料理」とされる理由や、関東的な〈具材・タレ&スープ・味〉など特徴の違いを比較して紹介します。韓国冷麺・盛岡冷麺の違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
韓国冷麺と盛岡冷麺では以下の違いがあります。
【韓国冷麺】
・朝鮮半島発祥
・原料はそば粉・小麦粉・でんぷん
・麺の色は黒っぽい
・麺はゴムのような歯ごたえのある食感
・スープは薄い茶色
【盛岡冷麺】
・韓国冷麺を日本人の口に合うように改良した岩手県盛岡市生まれの冷麺
・麺にはそば粉が入っておらず半透明でもちもちな食感
・麺は主に小麦粉とでんぷんから作られている
・スープの酸味は控えめ
・スープの色は添えられたキムチで赤みがかっている
・店によってはリンゴやスイカなどの果物がのっている
韓国冷麺は朝鮮半島が発祥だったため、日本に伝わった当時は日本人の口に合わないと言われていました。そこで麺やスープなどに改良を加えて開発されたのが盛岡冷麺です。盛岡冷麺は、1954年に在日朝鮮人1世の青木輝人氏が開業した「食道園」が発祥の地だと言われています。盛岡冷麺は小麦粉とでんぷんで麺を作るため、ラーメンに近い食感となっています。
今では冷麺はほとんどの焼き肉店などで見かけるメニューとなっており、味も日本人向けにアレンジされているようです。
(*韓国冷麺と盛岡冷麺の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷麺と冷やし中華は違う料理!
冷麺と冷やし中華は発祥や味なども異なり、全く違う料理です。ただし、関西では冷麺のことも冷やし中華のことも冷麺と呼んでいることが多いようなので、勘違いしないように注意しましょう。