サフランとはどんな香辛料?効能や使い方は?代用品やレシピなど紹介!
【野菜ソムリエ監修】サフランとはどんなスパイス・香辛料か知っていますか?今回は、サフランの効果・効能や味わい・香りなど特徴に加え、取り過ぎる副作用も紹介します。サフランの使い方や代用品のほか、活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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サフランとは?どんなスパイス?
様々なスパイスが流通している日本においては、サフランを見かけたことがある人も多いでしょう。しかし、サフランとは何かと聞かれると、その色しか思い浮かばない人もいそうです。ここでは、サフランとはどんなスパイスなのかについて説明します。
サフランは「花のめしべ」を用いたスパイス
サフランは秋に咲くアヤメ科のクロッカスの一種で、花にある3本のめしべを用いたスパイスです。めしべは1.5~3.5cm程度の細い紐状で、乾燥させて使います。サフランの花言葉には、「歓喜」「過度をつつしめ」「乱用するな」の3つがあります。なお、サフランの値段は1gで1000円ほどが目安です。
サフランの歴史
サフランは5万年前から使用されていたことがわかっており、絵画の顔料として使用されていました。古代エジプトでは染料としてだけでなく、香水や薬としても用いられていたとされています。
サフランが栽培されるようになって4000年以上経つとされていますが、当初は薬の代用品として珍重されていたようです。近年は料理に色づけするためのスパイスとして使用されていますが、サプリメントやハーブティーも作られています。
サフランの味わい・香り
サフランとは独特な香りを持つスパイスであり、口に含むと苦味を感じます。そして、唾液が黄色くなるほど色素が強いです。しかしサフランはかぐわしい香りがするため、魚介類の臭みを消すスパイスとして活用されています。
Twitterの口コミ
サフランライス初めて頼んだけどクッソうまいな。どんな味なんやろと思ってまずはそのまま食ってみたら「……?味薄っす…なんやこの黄色いだけの米…」ってなったんやけど、そのあとカレーと一緒に食ったら「wwwwww???!!www??!!!?」ってなるくらい美味かった。
Twitterの口コミ
TE HANDELさんでの個展の時に手にできるのをとても楽しみにしていたnewブレンドを、一足お先に戴きました✨
昨年個展時に登場した「ノクターン」が2020バージョンに♪大磯産サフランがブレンドされて、ゴージャス&優しく豊かな香りがいっぱい広がりました♡
個展は15日から🌱
https://instagram.com/p/CIbFdYxlx7N/?igshid=1ijiwo3lpuo3g
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
サフランはひとつの花からは少量しか採れず、めしべも繊細なため収穫はひとつひとつ手摘みで行った後に丁寧に乾燥させるという工程を経てできあがるスパイスなので、世界一高価なスパイスの一種となっています。
サフランの効果・効能は?
サフランとは薬の代用品として使われていた歴史があるスパイスで、蕃紅花(ばんこうか)と呼ばれる漢方としても知られており、様々な効果や効能があるとされています。ここでは、サフランが持つ効果や効能について詳述します。
①抗酸化効果
サフランが持つ色は、クロシンと呼ばれるカロテノイド系黄色色素によるものです。このクロシンにはフリーラジカルの発生を抑え、除去する抗酸化作用があるとされ、体の酸化による老化や病気などの予防に効果が期待できます。
②うつ症状の改善効果
ペルシャに置いてサフランは、うつ病治療に効果があるとして、薬の代用品として用いられてきました。近年の研究においても、サフランを定期的に摂取することで、うつ病を持つ患者の症状が軽減したとの報告があがっているといわれています。