ラム酒とは?美味しい飲み方・割り方は?原料や色・風味別での種類なども紹介!
ラム酒とはどんなお酒か知っていますか?今回は、ラム酒の原料や<色・風味>別の種類に加えて、温度別での味・風味の違いを紹介します。ラム酒の割り方・レシピや、商品のおすすめの他に、保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】
目次
- ラム酒とは?
- ラム酒はサトウキビから作られた蒸留酒
- ラム酒のアルコール度数
- ラム酒の味や香りの特徴
- ラム酒の種類は?
- 色別での種類
- 風味別での種類
- ラム酒は温度やグラスによって味・香りが違う?
- ①常温で飲む場合
- ②冷やして飲む場合
- ③温めて飲む場合
- ラム酒はブランデーグラスがおすすめ
- ラム酒の飲み方は?
- ①ストレートで飲む
- ②ロックで飲む
- ③他のドリンクで割って飲む
- ラム酒を使ったカクテル・割り方
- ①モヒート
- ②コーヒーとラム酒のカクテル
- ③野菜ジュースと炭酸で作るカクテル
- ④ラム酒のキウイカクテル
- ⑤ミルクセーキ入りのラム酒カクテル
- ラム酒の商品のおすすめ
- ①バカルディゴールド
- ②アニバサリオ
- ③トロワ リビエール ブラン
- ④ロンリコ ゴールド
- ⑤レモンハート デメララ
- ⑥ロン・サカパ・センテナリオ23年
- ラム酒の保存方法は?
- ラム酒は冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめ
- ラム酒を美味しく飲もう
ラム酒とは?
風味が豊かでお菓子などにも使用されるラム酒ですが、ラム酒とは一体何から作られるお酒なのでしょうか。ここではラム酒のアルコール度数や味、色などについても紹介します。
ラム酒はサトウキビから作られた蒸留酒
ラム酒とはサトウキビを材料として作られる蒸留酒の事をさします。サトウキビの中でも絞り汁や砂糖を作る時に出来る副産物であるモラセスという液体を使用するのが特徴です。お酒の区分で言うと、ジン・ウォッカ・テキーラ・ジンなどと同じ蒸留酒に分類されます。
(*蒸留酒について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ラム酒のアルコール度数
ラム酒のアルコール度数は40度から50度が一般的です。日本酒の平均アルコール度数が15度、ビールの平均アルコール度数が5度程度と言うことを考えると、アルコール度数がかなり高いお酒と言っても良いでしょう。
(*ラム酒のアルコール度数について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ラム酒の味や香りの特徴
ラム酒はカラメルのようなほろ苦さの中に甘みのある風味が特徴です。ラム酒の種類によって甘みと苦味の比率は異なります。また、香りがとても良いためレーズンを付けたラムレーズンづくりに活用されるほか、お菓子の材料としても使われる特徴があります。
Twitterの口コミ
まずはディクタドール20年。コロンビア産のラム酒です。
口に含んで最初に感じるのは、黒砂糖の甘み。ですが、甘ったるいという感じではなく、口に含んでいると樽の風味とコーヒーのような或いはカカオの強いダークチョコレートのような、深い苦味を感じます。実に美味しいです。
Twitterの口コミ
ラム酒
外飲みできなくなってからチビチビ飲んでる。甘口なお酒だけど「甘口」と言っても「黒糖や蜂蜜みたいな甘口」「フルーティな甘口」と色んな甘口がある。個人的にはモーリシャスのラム酒がトロピカルな甘口で好きな感じの味が多いかも。
Twitterの口コミ
〈🧭ジェイ・バリー/アンブレ🧭〉
今夜はラム酒🥃
カリブ海に浮かぶ、マルティニーク島から🍹🏝️
ラム酒初のサトウキビジュースからのラム酒生産や、オーク樽熟成など、まさにパイオニア!😲
味は軽やかな甘みで、華やかかつフルーティー💕
トロピカルフルーツの様な感覚でした😀✨
#ラム酒
ラム酒の種類は?
ラム酒と一言で言っても、色や風味によって種類が分けられている事を知っていますか。ここではそれぞれの種類や特徴、名前について紹介します。
色別での種類
ラムは色に応じて名前が異なっており、それぞれ味や風味に下記のような特徴があります。
・ホワイトラム:風味や味が弱めでカクテルに使われる事が多い
・ゴールドラム:バランスの良い色・風味と香りが特徴
・ダークラム:味も色も濃く、ストレートやロックで飲む事が好まれる
ホワイトラムはろ過をして作られるラムであり、無色透明なのが特徴です。ゴールドラムは薄い褐色をしておりほどよい味と風味が楽しめます。ダークラムは、色も風味も強く製菓の材料として使われる事も多いです。
風味別での種類
ラム酒は製法やアルコール度数などによって風味も大きく異なり、その風味によって下記のように名前も分けられています。
・ライトラム:柔らかい口当たりと風味が特徴
・ミディアムラム:淡い色と、ほどよい香りで適度な風味が楽しめる
・ヘビーラム:色も味も濃く、ストレートやロックで飲まれる
ライトラムはホワイトの樽やタンクで短期間、ヘビーラムは内面を焦がした樽で2年から3年程度の長期間熟成させる事で完成します。一方のミディアムラムはライトラムとヘビーラムの中間であり、二つをブレンドさせて作られる事が多いです。
ラム酒は温度やグラスによって味・香りが違う?
ラム酒は製造方法によって色や風味が異なる事が分かりましたが、温度やグラスによっても味や香りが変化します。常温・冷やして・温めてと様々な楽しみ方が出来るのでそれぞれの特徴を理解して沢山の楽しみ方で味わってみましょう。
①常温で飲む場合
ラム酒の香りを存分に楽しみながら飲みたいと考える場合は、常温で飲むのがおすすめです。ラム酒ならではの苦味の中の甘さや、濃厚な香りがじっくりと楽しめるでしょう。ヘビーラムやダークラムが常温で飲むのにはおすすめで、飲み方による違いについては後述しますが、特にストレートで飲むと甘くて深い香りを楽しめます。
②冷やして飲む場合
クセの少ないラム酒を楽しみたいと考えるのであれば、冷やして飲むのがおすすめです。特にホワイトラムやライトラムなど軽い香りと風味のラムに向いている飲み方と言えるでしょう。アルコール度数を少し弱くしたいのであれば氷を入れて、そのままのアルコール度数がよいのであれば瓶ごと冷やすのがおすすめです。
③温めて飲む場合
寒い時期にぴったりの飲み方と言えるのが温める飲み方で、甘みや風味が存分に引き立つ飲み方と言えるでしょう。お湯で割っても良く、スパイスや紅茶、ミルクを入れることで違った味わいを楽しむのも一つの方法です。ダークラムなどの味が強めのラム酒に向いている飲み方と言えます。
ラム酒はブランデーグラスがおすすめ
ラム酒を飲む際にはグラスにもこだわると良いでしょう。特にブランデーグラスは底が広く、この底部分で空気を含ませることで香りを存分に楽しむ事が出来ると言われています。ダークラムやヘビーラムは特に香り豊かなため、是非ブランデーグラスで味わって見て下さい。
ラム酒の飲み方は?
ラム酒には温度に応じて様々な楽しみ方があることが分かりましたが、飲み方によっても異なる風味や味わいを楽しめます。飲み方次第でアルコールの感じ方も違うので、自分の体質や体調に合わせて好きな飲み方を見つけましょう。
①ストレートで飲む
ラム酒の風味を存分に楽しみたいのであれば、まずはストレートで飲む事をおすすめします。ヘビーラムやダークラムはストレートで飲むのに適しており、特にヘビーラムは長期間熟成された独特の味や色味が特徴なので、これらを楽しみたいのであれば是非ストレートで飲んで下さい。
②ロックで飲む
氷を入れたグラスにラム酒を注ぎ、ロックで飲むのもメジャーで人気の飲み方です。ライムやミント・ドライフルーツなどを添えるとお洒落で違った味わいも楽しめるでしょう。ホワイトラムであればあっさりとした風味を楽しむ事が出来、ダークラムは独特の苦味を和らげる事が出来ます。
③他のドリンクで割って飲む
ラム酒はアルコール度数が非常に強いお酒であるため、アルコールに強くない人の場合は他のドリンクで割って飲むのがおすすめです。ドリンクで割る場合は、さっぱりとした味で色も強くないホワイトラムが向いていると言われています。なお、ラム酒を使ったカクテルや割り方については後述するので参考にしてみてください。
ラム酒を使ったカクテル・割り方
ラム酒は他のドリンクやリキュールと混ぜることで更に多様な楽しみ方をすることも可能です。ここではラム酒を使ったカクテルや割り方について紹介するので、是非試してみて下さい。
①モヒート
ラム酒とミントを使って作る爽やかな味が有名なラム酒のカクテルです。ミントの葉やライムの量を調整して自分好みの味を作ると良いでしょう。色味も綺麗で味だけで無く見た目でも楽しめるのも特徴です。
②コーヒーとラム酒のカクテル
ラムとコーヒー、バターを混ぜて作ったホットカクテルです。夜寝る前に少量楽しんだり、おやつのチョコレートと一緒に楽しんだりしても良いでしょう。アルコールに弱い方でも飲みやすく作られているカクテルです。
③野菜ジュースと炭酸で作るカクテル
野菜ジュースと炭酸で作る色鮮やかなカクテルのレシピです。見た目も綺麗なのでホームパーティーなどで作ると、喜ばれるでしょう。野菜ジュースをお好みのジュースに変えると違った風味も楽しめます。
④ラム酒のキウイカクテル
フルーツを加えてさっぱりとした味わいで仕上げたカクテルです。色も鮮やかなので見ためでも楽しむ事が出来るでしょう。アルコールに弱い方はラム酒の量を調整して飲みやすく仕上げると良いでしょう。
⑤ミルクセーキ入りのラム酒カクテル
ラム酒と卵黄、牛乳を加えて作るミルクセーキ風のラム酒のホットカクテルです。寒い冬はもちろん、体調が悪い時に少量飲むと微熱を退治出来たという声も寄せられています。シナモンスティックを加えるとまた違った味も楽しめます。
(*ラム酒の美味しい飲み方・割り方やカクテルレシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ラム酒の商品のおすすめ
ラム酒と一言で言っても風味や味、色などで様々な違いがあります。ここでは市販のラム酒の中でいくつかおすすめの商品を紹介します。それぞれの特徴を理解した上で、自分好みのラム酒を購入してみて下さい。
①バカルディゴールド
世界第一位ののラム酒の出荷量を誇るバカルディブランドのラム酒です。ゴールドタイプはロックやストレートはもちろん、コーラなどと割ってカクテルとして楽しんでも美味しく味わう事が出来ます。
②アニバサリオ
6年間という長期間かけて熟成されたダークタイプのラム酒です。シナモンやフルーツの風味が特徴的であり、ダークラムの中では甘みが際立つ種類のラム酒と言えるでしょう。
③トロワ リビエール ブラン
サトウキビの持つ本来の甘さを存分に楽しめるホワイトラム酒です。見た目もかわいらしく、インテリアのように家に飾っておいても素敵でしょう。
④ロンリコ ゴールド
スペイン語で豊かな味わいという意味を持つロリンコも人気のラム酒の一つです。カリブ海を代表するラム酒と言われ、オーク樽の中で熟成された独特の風味と濃厚なコクがあります。ラム酒本来の味を堪能したい人におすすめと言えるでしょう。
⑤レモンハート デメララ
ラム酒をよく飲む人にも人気の商品といえばこのデメララです。黒糖のような色味と味わいが特徴的でラム酒の中では甘みよりも苦味が強い種類と言われています。アルコール度数は40度程度ですが、その割に飲みやすいのも特徴です。
⑥ロン・サカパ・センテナリオ23年
国際ラムフェスティバルにおいて殿堂入りを果たす程の有名で美味しいラム酒です。メープルシロップのような甘みが特徴で、ラム酒を初めて飲む人にも飲みやすい商品と言えるでしょう。箱もお洒落なので、贈答用にも最適な一品です。
ラム酒の保存方法は?
ラム酒の芳醇な風味や香りを保ちながら保存するには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。ラム酒の保存方法のポイントとは何かについて説明します。
ラム酒は冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめ
一度開封したラム酒は、容器を閉めたとしても空気や光に触れてしまうため、どうしても徐々に劣化していきます。これらを最小限に抑えるためには10度前後の状況下におくことが大切です。冷蔵庫の野菜室はラム酒の保存環境に最適な条件を備えているため、自宅で保管をする場合は、冷蔵庫の野菜室に入れるようにしましょう。
ラム酒を美味しく飲もう
ラム酒とはサトウキビを原料として作られるお酒の事であり、色や風味によって種類が分けられることが分かりました。アルコール度数が高いお酒のため、自分に合った飲み方を見つけ、より美味しくラム酒を味わいましょう。