天ぷら粉の代用品は？片栗粉・小麦粉でOK？卵なしの自家製レシピも紹介！

米を原料に作られている米粉は小麦粉の代用品として最も使われることが多く、天ぷら粉の代用としても適している食材です。米粉はグルテンを含まないため粘りが無く、サクッと軽い食感に仕上げることができるメリットがあります。グルテンはアレルギーの原因物質にもなるので、小麦アレルギーの人でも天ぷらを楽しむことができます。

配合のバランスは米粉1に水が1.5～2が適していますが、水の量を増やすほど軽い食感になるので好みに合わせて調整すると良いでしょう。

お好み焼き粉は、前述したたこ焼き粉と原材料の配合バランスがほとんど同じなので、天ぷら粉の代用品として使うことが可能な調整粉です。お好み焼き粉も塩や醤油・鰹や昆布の出汁などで下味が付いていることが多いので、天つゆの味は薄めに作るようにして下さい。

作り方はお好み焼き粉1.5に対して水は1程度が目安で、好みで卵を1個加えるとしっかりとした衣の天ぷらに仕上がるでしょう。

（＊片栗粉だけで天ぷらを作れるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

唐揚げ粉は小麦粉や卵から作られているので、唐揚げ粉1に対して水を1.5の割合で加えると、天ぷら粉の代用として使う事ができます。

唐揚げ粉には小麦粉や卵の他にも醤油や塩、スパイスなどの調味料が多く含まれていることが特徴です。唐揚げ粉を使った天ぷらは、しっかりと味が付いているのでそのまま食べても美味しく、洋風のフリッターのような料理に仕上がるでしょう。

大豆粉は米粉と同じく小麦粉の代用品として注目されている、グルテンの含まれていない食材です。大豆粉を使った天ぷらは低糖質で、大豆に含まれるイソフラボンには美容効果も期待できるため、ダイエット中の人や女性からの人気も高まっています。

天ぷら粉の代用品にするときは大豆粉に同量の水を合わせれば天ぷらの衣として使えますが、小麦粉と違って粘り気が少ないため、衣が具材に付きにくい時は卵を一つ加えましょう。