レモンバーベナとは?香りや効果・効能は?使い方や副作用まで紹介!

【管理栄養士監修】レモンバーベナはどんなハーブか知っていますか?今回は、レモンバーベナの使い方や効果・効能を<摂取時・精油利用時>に分けて紹介します。香りの良いレモンバーベナを使ったレシピや副作用についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 まさる
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管理栄養士【26】経歴:事業所給食、Instagramでインフルエンサー活動 食べる事が大好きで、その延長線で管理栄養士の資格を取りましたただ、食べる事が好きだったあまり、...
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管理栄養士【26】経歴:事業所給食、Instagramでインフルエンサー活動 食べる事が大好きで、その延長線で管理栄養士の資格を取りました□ただ、食べる事が好きだったあまり、今まで自分の事が管理出来ておりませんでしたが、現在はダイエットを本格的に初めて3ヶ月で-9kgを達成しました!

目次

  1. レモンバーベナとは何?
  2. レモンバーベナはハーブの一種
  3. レモンバーベナの味わい・香り
  4. レモンバーベナの成分と効能・効果は?
  5. レモンバーベナの成分
  6. ①レモンバーベナの食用での効果・効能
  7. ②レモンバーベナの精油での効果・効能
  8. レモンバーベナの使い方とは?
  9. ①ハーブティー・ワインなど飲み物に使う
  10. ②料理・お菓子の香り付けに使う
  11. ③精油として使う
  12. ④香水として使う
  13. レモンバーベナの副作用はある?
  14. ①肌刺激が強い
  15. ②飲みすぎると胃腸への負担がある
  16. レモンバーベナを使ったレシピ・料理は?
  17. ①レモンバーベナ風味のレモネード
  18. ②レモンバーベナシロップ入りのバナナマフィン
  19. ③ヒラメのグリルレモンバーベナなどハーブの香り
  20. レモンバーベナでこころ安らかに

レモンバーベナとは何?

レモンバーベナには様々な効果・効能があると言われ、食用も可能です。そんなレモンバーベナについて詳しく説明します。

レモンバーベナはハーブの一種

レモンバーベナはクマツヅラ科イワダレソウ属の植物で、南アメリカが原産です。日本ではコウスイボク、またはボウシュウボクと呼ばれており、アロマオイルの原料や化粧品の中に入っている成分として認知している人もいるかもしれません。ヨーロッパでは古くからハーブとして、生活の中で使われてきた植物です。

レモンバーベナはライムグリーンの葉と白か薄紫色の花がハーブとして使われ、ハーブティーやアロマオイルなどの原料になります。特に葉は軽く触っただけでもレモンバーベナらしい爽やかな香りが広がるほど強烈です。

まさる

管理栄養士

ハーブは種類も多く、種類によって効能は変わりますが、リラックス効果や快眠効果、また胃腸の働きを助ける効果等もございます。そのため、正しい使用方法を理解して試してみてください!

レモンバーベナの味わい・香り

レモンバーベナはその名前の通り、葉からはレモンのような爽やかな香りがあり、すっきりしています。特に若葉の頃は香りが強く、ドライよりも生の方が強烈です。味は若干の酸味と、花の蜜を思わせる優しい甘さがあって、さっぱりしています。

レモンバーベナだけでハーブティーとして飲んでも美味しいですが、他のハーブや紅茶とブレンドしても飲みやすいです。

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ハーブ

こっちは現在勉強中。ハーブティーは時々淹れます
イチ押しはレモンバーベナ、パッションフラワー、リコリスのブレンド。精神的な理由で夜眠れない時に。レモンバーベナの香りが爽やかであまりハーブティーを飲みなれていない人も飲みやすいと思います。リコリスは甘味なので好みで調整を。

レモンバーベナの成分と効能・効果は?

レモンバーベナに含まれる成分や、様々な健康効果・効能について紹介します。よく知ることで生活に取り入れて楽しんでみましょう。

レモンバーベナの成分

レモンバーベナに含まれる主な成分は下記の通りです。

・ネラール
・ゲラニアール
・リモネン
・βカリオフィレン
・ゲルマクレンD
・αファルネセン
・αテルピネオール
・シトロネロール
・ゲラニオール
・ネロール
・1,8シネオール
・ネロリドール
・スパツレノール
・カリオフィラジエノール

レモンバーベナの成分の多くは、精油にした時に効果を発揮します。シトロネロールはレモンにも含まれる香り成分で、ネロールはバラのような甘い香りが特徴の成分です。(※1)

①レモンバーベナの食用での効果・効能

レモンバーベナを食用した場合に得られる効果・効能には下記のようなものがあります。

・精神安定
・気分のリフレッシュ
・快眠
・胃腸を整える
・食欲増進
・乗り物酔い予防
・冷え性改善
・貧血予防
・感染症予防
・鎮痛作用
・生活習慣病の予防


抗菌や抗炎作用のあるシトロネロールは、感染症予防の効果が得られます。血行をよくしてくれる効能があるリモネンは、冷え性を改善してくれ、生活習慣病の予防効果も期待できます。またシトロネロールもリモネンにも鎮静作用があるため、レモンバーベナをハーブティーにして飲むと、精神が安定してくるでしょう。

まさる

管理栄養士

ハーブティーとして飲む場合には、暖かい状態で飲むことをおススメします。冷たい状態で飲むと、身体が冷えてしまうので、本来の効果が得られにくくなってしまいます。そのため、なるべく暖かい状態で飲みましょう。

②レモンバーベナの精油での効果・効能

レモンバーベナを精油として使う場合に期待できる効果・効能には下記のようなものがあります。

・気持ちを明るくする
・快眠
・自律神経失調症の改善
・むくみ改善
・冷え性改善
・感染症予防
・花粉症の緩和
・美肌効果
・疲労回復


ゲラニオールは バラに含まれる香気成分で、抗菌や不安感の改善効果が期待できます。ゲラニアールとネラールを合わせた成分のシトラールには、緊張・不安・極度の興奮をした心を落ち着かせる作用があります。また感染症予防や安眠効果が期待できるのはリモネンで、炎症や痛みを抑え、花粉症改善に効果があるのはシネオールです。

レモンバーベナの使い方とは?

レモンバーベナの効果・効能について説明しましたが、次はどのような方法で摂取するかについてです。使用法を間違うと、レモンバーベナの成分を効率よく摂取できなかったり、体に悪影響が出てしまうため正しい使用法を知りましょう。

①ハーブティー・ワインなど飲み物に使う

レモンバーベナの成分を飲み物として摂取するには、ハーブティーはもちろん、ワインと割っても効果的で美味しいです。ハーブティーは体を温めてくれるので、血行が良くなり、安眠効果が高まります。また胃腸の働きを良くしてくれるので、夕食後に飲むと就寝前の胃に負担がかかりません。

レモンバーベナのハーブティーは、乾燥したレモンバーベナを大さじ1杯ティーポットに入れ、熱湯を注いで蓋をして5分蒸らせば出来上がりです。レモンバーベナワインはレモンバーベナのハーブティーを同量のワインで割ったもので、リラックス作用があり、鎮静剤にもなります。

②料理・お菓子の香り付けに使う

あまり知られていませんが、レモンバーベナは料理やお菓子に使うこともできます。下記のようなメニューにレモンバーベナは使用できます。

・ケーキやクッキー
・ジャム
・ジュース
・ピクルス
・サラダ
・肉料理
・魚料理


レモンのような爽やかな香りのレモンバーベナは、味は薄いですが香りが強く、料理の香り付けに使うと効果的です。レモンバーベナは生の葉を刻んで入れたり、ドライのものを細かくして使います。

レモンバーベナには酸味がないので、もし料理に酸味が必要なら、レモン汁や酢を加えてください。爽やかな香りは臭みを消しになり、白身魚や鶏肉などの料理に合います。

③精油として使う

レモンバーベナは香りが良いので、精油として使うことが多く、レモンバーベナの精油が含まれる化粧品や石けんなども売られています。精油はアロマオイルと呼ばれ、直接お風呂や足湯に入れて使ったり、オイルに混ぜてマッサージオイルにして使います。むくみ解消や、ニキビや脂性肌改善など美肌効果もあるため、美容におすすめのアロマオイルです。

他にはアロマディフューザーに入れたり、洗面器やマグカップにお湯と一緒に入れて揮発させて使います。副交感神経が刺激され、リラックスできて安眠効果も期待できるでしょう。

④香水として使う

レモンバーベナの香りの香水も売られていて、爽やかな香りが男女ともに人気です。香水として身につけていても、リラックスや安眠・疲労回復などの作用もあります。レモンバーベナの香りは、汗をかく暑い時期に火照った体を爽やかにする作用があるので、夏に良く合います。

レモンバーベナの香水は、映画「風と共に去りぬ」の中でも、主人公の母親が使う香水として登場するほど有名です。

レモンバーベナの副作用はある?

レモンバーベナを使用する前に知っておきたいのが副作用についてです。レモンバーベナは多くの効果・効能を持つアロマですが、正しく使うことで思わぬトラブルを防ぐことができます。

①肌刺激が強い

アロマオイルの中でも特にレモンバーベナは、皮膚への非常に刺激の強い方です。レモンバーベナのアロマオイルを直接肌につける場合はキャリアオイルで薄めて、濃度が1%以下になるようにしてください。

お風呂や足湯に使用する場合も同様で、濃度が1%以上にならないようにしてください。それでも、敏感肌の方や妊娠中の方は、レモンバーベナは使用しない方がいいでしょう。

②飲みすぎると胃腸への負担がある

レモンバーベナは食用する場合にも刺激が強く、摂取量の目安が、500mgから1000mgまでと定められています。この量はハーブティーにすると1日に2.3杯になり、それ以上摂取すると、胃腸に負担がかかります。また毎日摂取するのも体に良くなく、数日摂取したら、数日は摂取しないようにしてください。

まさる

管理栄養士

レモンバーベナに関わらず、身体に良いからと良い、食べ過ぎ飲み過ぎ等の摂取過多は身体に異常をきたす原因になります。そのため、正しい量を守って楽しむようにしてください!

レモンバーベナを使ったレシピ・料理は?

レモンバーベナを料理に使用した具体的レシピを紹介します。爽やかなレモンバーベナの香りを楽しめるレシピになりますので、参考にして作ってください。

①レモンバーベナ風味のレモネード

出典: https://cookpad.com/recipe/3316930

レモンバーベナの葉を使った香り高い大人のレモネードです。しっかり香りを出すには、レモンバーベナの葉を押しつぶしてから使ってください。レモンの酸味と爽やかな香りで、夏バテや疲労回復に効果的です。

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②レモンバーベナシロップ入りのバナナマフィン

出典: https://cookpad.com/recipe/24058

レモンバーベナの葉や、レモンバーベナを入れて作ったシロップを使ったバナナマフィンのレシピです。バナナの甘さと、レモンバーベナの爽やかな香りで、夏らしいケーキに仕上がります。生地は膨らみやすいので、型に生地を入れる時は、6分目くらいにしてください。

レモンバーベナシロップのバナナマフィン♪ by Rikorin 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが346万品

③ヒラメのグリルレモンバーベナなどハーブの香り

出典: https://cookpad.com/recipe/3879334

ヒラメをカリッとバター焼きにし、2種類のバジルのソースでデコレーションしたフレンチのような美しい一皿です。レモンバーベナはヒラメのソテーに添えられていて、爽やかな香りを届けてくれます。おもてなし時にぜひ作ってみてください。

バジルとトマトたっぷりのヒラメグリル by 二ツ星の料理人 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが346万品

レモンバーベナでこころ安らかに

レモンバーベナはレモンに似た爽やかな香りのハーブで、化粧品やアロマオイルとして使われることがほとんどですが、食用も可能です。様々な体に良い効果・効能がありますが、刺激の強いハーブでもあるので、取り扱いに注意が必要です。レモンバーベナの正しい使用法を理解し、効果・効能を上手に取り入れましょう。

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