生クリームが泡立たない原因は?復活可能?解決策や再活用法を紹介!
生クリームが泡立たない・固まらない原因や理由を知っていますか?今回は、生クリームが泡立たない時の原因・理由やその対策・解決法を紹介します。固まらないときの再利用・活用法や、上手に泡立てるコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 生クリームが泡立たない…どうすればいい?
- 生クリームが泡立たない原因・理由とは?
- ①植物性の生クリームを使っている
- ②室温・湿度が高い
- ③混ぜるスピードが遅い
- ④器具が汚れている
- ⑤脂肪分が低い
- ⑥賞味期限切れで分離している
- ⑦十分にかき混ぜ切れていない
- 生クリームを上手に泡立てるコツは?
- ①生クリームをあらかじめよく冷やす
- ②ボウルや泡立て器の水分を拭き取っておく
- ③室温をあらかじめ下げておく
- 生クリームが泡立たない時の対策・解決法は?復活する?
- ①かき混ぜる方向を時々変える
- ②生クリームのボウルを氷水で冷やしてみる
- ③酢・柑橘系の汁を入れてみる
- ④ジャムを入れてみる
- 泡立たない生クリームの再利用・活用法はある?
- 他のお菓子の材料にする
- 生クリームを上手に泡立てよう!
上記の表は、手動で泡立てた場合とハンドミキサーを使った場合の、それぞれのクリームが泡立つまでにかかる時間です。手動で3分というと慣れないうちは長く感じますが、手早く、かつ十分に混ぜ切るようにしましょう。ハンドミキサーなら混ぜる時間も1分ほどと短く、疲れにくいのも魅力です。
生クリームを上手に泡立てるコツは?
ここまで生クリームが固まらない原因を紹介してきましたが、ここからは上手に泡立てるためのコツについて見ていきましょう。きれいに泡立てるには事前の準備も重要なので、一つずつ確認してみてください。
①生クリームをあらかじめよく冷やす
生クリームを上手に泡立てる一つ目のコツが、事前にしっかりと冷やしておくことです。スーパーで購入してすぐに使用してしまうと生クリームがぬるくなっていることがあるので、できるだけ一晩ほど冷蔵庫で冷やした物を使用しましょう。クリームだけでなく、ボウルなどの調理器具を冷やしておくとより効果的です。
②ボウルや泡立て器の水分を拭き取っておく
ボウルや泡だて器を洗った後は、水分の拭き取りも大切です。生クリームは繊細な食品で、少し水分が混ざっただけでも泡立ちが悪くなります。泡だて器はボウルよりも水分を拭き取りにくいので、しっかりと乾燥させてから使うのがクリームをきれいに泡立てるコツです。
③室温をあらかじめ下げておく
生クリームをしっかり泡立てたい場合は、部屋の温度をあらかじめ下げておくこともおすすめします。前述した通り温度や湿度は生クリームの状態に影響してしまい、特に高温多湿の環境では泡立ちにくくなるので、できる限り部屋の温度は低めに設定しておきましょう。可能であれば、除湿器で湿度を下げておくのもおすすめです。
生クリームが泡立たない時の対策・解決法は?復活する?
湿度などに気をつけていても生クリームが泡立たないことはありますが、そういった場合に復活させることは出来るのでしょうか。ここでは泡立たない時の対策・解決法について解説します。
①かき混ぜる方向を時々変える
生クリームをずっと同じ方向で混ぜていた場合には、時々方向を変えてみてください。ボウルの中の生クリームの流れが変化して、脂肪球がぶつかることで泡立ちやすくなります。これは手動だけでなく電動のハンドミキサーでも有効な解決法なので、泡立たない時には一度試してみることをおすすめします。
②生クリームのボウルを氷水で冷やしてみる
生クリームの入ったボウル自体を、氷水で冷やすといった方法もおすすめです。その際は、一回り大きいサイズのボウルを準備し、氷水を入れて生クリーム入りのボウルを冷やします。混ぜている間にクリームの温度が上がらないので、お菓子作りなどに慣れていなくて混ぜるのに時間がかかるといった方にもおすすめの方法です。
③酢・柑橘系の汁を入れてみる
上記の方法でも生クリームが泡立たない場合は、酢や柑橘系の汁を入れてみてください。生クリームの油分とレモンの酸が反応して、スムーズにクリームを固めてくれます。
味が心配な方もいるかもしれませんが、少しならほのかに酸味を感じる程度です。量の目安は生クリーム200mlに果汁を5滴ほどがおすすめですが、レモン果汁メーカーの実験によるとレモン果汁を5%加えるとより濃い風味のクリームができるそうです。好みに応じて、果汁などの量を調節してみましょう。