ソースカツ丼の発祥の地とは?様々な説を普及の歴史とともに紹介!
ソースカツ丼は約100年の歴史を持つ料理だと知っていますか?今回は、ソースカツ丼の〈福井・福島・長野〉など発祥の地とされる地域について日本に普及した歴史とともに紹介します。ソースカツ丼が有名な県についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
他のソースカツ丼が有名な県は?
ここまで説明してきた発祥の地とされる地域以外にも、ソースカツ丼が名物となっている地域がいくつかあります。ここでは、ソースカツ丼が有名な県とそれぞれの特徴を紹介します。
①栃木県(足利)
栃木県足利市でもソースカツ丼が名物料理となっており、県産コシヒカリの上にキャベツと、程よくたれに絡んだ一口サイズのヒレカツを乗せるのが特徴です。足利市には市内に複数の人気店が存在し、ソースの味が違ったりレモンが乗っていたりするなど店によっても特徴があるので食べ比べもおすすめです。
②愛知県(名古屋)
愛知県名古屋市内でも、味はほんのり甘く食べやすいソースカツ丼が親しまれています。このソースカツ丼は、昭和24年創業の「叶」という店が発祥の味噌ベースのソースを使ったカツ丼です。
天丼からヒントを得て、醤油味のたれではなく名古屋の名物食材である八丁味噌を使ったソースを使った料理を作ろうとしたことをきっかけに考案されました。キャベツは乗っておらず、ロースとんかつに味噌だれが多めに乗っているのが特徴です。
③岡山県
岡山県のソースカツ丼は、ご飯の上にとんかつとデミグラスソースを乗せた岡山の名物で、デミカツ丼と呼ばれています。昭和6年創業の「野村」というとんかつ屋が発祥として知られており、当時の店主が帝国ホテルのドミグラスソースを食した際に、この味を地元の人にも食べてほしい思ったことから誕生しました。
④新潟県
新潟県のソースカツ丼はウスターソースなどのソースがベースではなく、醤油ベースの甘辛いソースにカツをくぐらせるのが特徴です。新潟は米の名産地ということもあり、丼のご飯にこだわる店も多く存在します。豚肉は店によって異なりますが、薄めで一口サイズの物が主流です。
ソースカツ丼は地域によって様々!
ソースカツ丼はその地域によって発祥や特徴が異なります。その地域を訪れた際には名物のソースカツ丼を味わってみましょう。また、ソースカツ丼は家庭でも作ることができるので、レシピを探して挑戦するのもおすすめです。