グリーントマトとは?完熟しても緑色?味わい・食感など特徴や食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】グリーントマトというトマトを知っていますか?今回は、グリーントマトの〈味わい・食感・栄養価・収穫時期〉など特徴や、〈エバーグリーントマト〉など品種も紹介します。グリーントマトの食べ方や〈ピクルス・フライ〉などレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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グリーントマトとは?どんなトマト?
店頭で緑色のトマトを見かけた時、熟していないのではないかと疑問に思う人もいることでしょう。しかし実際にはグリーントマトと呼ばれる品種で、完熟しても赤くならないのです。ここではグリーントマトについて詳述します。
グリーントマトの名前の由来
トマトの名前の由来が「トマトゥル」であることは広く知られていますが、見た目が緑色であることがグリーントマトと呼ばれるようになった理由です。グリーントマトは緑色のトマト全般をさすので、赤くなる前の熟していないものも、完熟でも緑色のままのものも含まれます。
グリーントマトの味わい・食感
熟しても赤くならずに緑色のままであるグリーントマトの味は、酸味が強そうなイメージとは裏腹に適度な甘味があるので、味はさわやかです。しっかりとした歯ごたえがあるため、生でも美味しいですが加熱調理されることも少なくありません。
Twitterの口コミ
ミニトマトのバラ売りしてた♪
グリーントマトが青臭くなくて美味しい♪黄色も!赤はトマトベリーという品種
とっても味が濃い♪ずっと食べていられる笑f(^^;
Twitterの口コミ
今日は収穫(?)してきた
……間引きしてきた
まだ緑色のトマトをフライにしました
前に映画のタイトルにもあって
いつか食べてみたかった味
まだ若いグリーントマトは
カタめの実でちょっと酸味があるけど
揚げるとジューシーさくさくで
とても美味しい
塩をパラリと降って頂きます
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
基本的に未熟果の状態のグリーントマトは加熱調理に向き、完熟状態でも緑色の品種はクセがなく糖酸比のバランスがよくグリーンゼブラ以外はサラダなど生食に使われることが多いです。
グリーントマトの品種は?
熟しても赤くならないグリーントマトにも様々な品種があり、大きさや味にも違いがあります。緑色のミニトマトにも熟しても赤くならない品種があるほどです。ここではグリーントマトの種類と、それぞれの味の特徴を紹介します。
①エバーグリーントマト
グリーントマトの中でも中玉から大玉になる大きめの品種で、完熟すると緑色が黄色味をおびる特徴を持ちます。しかしカットすると中身は緑色が保たれており、グリーントマトの中でも甘味が強いです。生のままサラダなどに入れて食べるのが一般的な品種です。
②グリーンゼブラ
グリーントマトの中では大きめの品種で、大玉トマトとミディトマトの間くらいに成長します。表皮が緑色とクリーム色や黄色の縞模様になっており、甘味より酸味が強く食感がシャキシャキすることが特徴です。トマトソースにしたりトマト鍋にしたりすることが多い品種で、加熱調理に向いています。