メバルの旬の時期を種類別に!価格や毒針の注意点など紹介!
メバルという魚を知っていますか?刺身が美味しい魚ですが、旬の時期はいつでしょうか?今回は、メバルの種類別の〈旬・産地〉や値段は高いのか、にくわえ〈毒針・寄生虫〉など捌く際の注意点を紹介します。メバルの食べ方のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
メバルの値段・価格は?高い?
メバルは種類によっても値段が変わり、クロメバル・アカメバル・シロメバルなど煮付けなどにして食べやすい20cm前後の大きさのメバルは、1匹250~300円程度になります。サイズが大きくなるほど値段は上がり、特に27cmを超えると1匹600円前後で販売されるようになります。
一方でエゾメバルは北海道で大量に水揚げされるため、北海道のスーパーでは上記3種のメバルよりも安く販売されているようです。ウスメバルは流通量が少なく、サイズも大きいため他のメバルに比べ高値で販売されています。
メバルを捌く際の注意点は?毒がある?
釣りやすく捌きやすいサイズのメバルですが、捌く際に気を付けなければならないことはあるのでしょうか。ここではメバルの毒の有無、捌く際の注意点について説明します。
①背びれに毒針がある
メバルの種類の多くは、背びれに毒針を持っています。刺さるとすぐさま人体に影響があるほどの猛毒ではありませんが、皮膚に痛みや腫れが現れるため注意が必要です。魚を素手で長時間触るのは鮮度の低下にもつながるので、なるべく素手では触らず捌く際も軍手などを着用しましょう。
やむを得ず素手で捌く場合は。最初に背びれを切り落とすことで不用意に手に刺さらないようにできます。もし毒針が刺さってしまった場合には水でよく洗い流し、痛みや腫れが数時間以上続くようであれば病院を受診しましょう。
②アニサキスなど寄生虫
メバルの体内には、誤って食べてしまうと胃痛などの健康被害を引き起こすアニサキスなどの寄生虫がいる可能性もあります。釣ったばかりのメバルを刺身で食べたい場合もあるかもしれませんが、アニサキスは魚が死ぬと内臓から筋肉に移動をはじめるため、釣ってすぐに内臓を取り除くなどの処理をしましょう。
アニサキスは加熱もしくは冷凍で死滅するため、刺身で食べる場合は一度自宅の冷凍庫で48時間以上冷凍することをおすすめします。また捌いた際に内臓付近の身に黒い点が見られる時は、アニサキスが潜んでいる可能性があるため生食は控えた方がいいかもしれません。
(*メバルの刺身を食べる時に注意したい寄生虫や、アニサキスの見つけ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
メバルの味わいと食べ方
少々値が張るメバルですが、どんな味わいがするのでしょうか。ここではメバルの味わいと、メバルを最大限においしく味わう食べ方を紹介します。
メバルの味わい
旬のメバルは脂のりがよく、身離れの良い白身が特徴です。味にクセはなく、淡泊ながらカレイのようなしっかりとした味わいで和食の味付けがよく合います。料理によって身の歯ごたえや脂の味に変化があるため、調理法を変えて楽しむことができます。
Twitterの口コミ
merさん(@megfish60)からのお裾分けのオキメバル(ウスメバル、ハチメ)とヤナギメバルをお刺身と煮付けで。
オキメバルは見栄えが良くて皮下の脂も乗りとてもおいしい!一見地味なヤナギメバルも刺身で甘く煮付けでふわっとおいしい!
甲乙つけがたいうまさ。ごちそうさまでした🙇