ごまの賞味期限切れはいつまで食べれる?開封後は短い?日持ちする保存方法も紹介!
ごまの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、いりごま・すりごま・練りごまの賞味期限の〈開封後・未開封〉別の比較や、期限切れでもいつまで食べられるのかを〈1ヶ月・2~3ヶ月・半年・1年〉など期間別に状態を比較して紹介します。ごまの日持ちする保存方法や、賞味期限切れで食べられない場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- ごまの賞味期限はどのくらい?
- ①未開封の場合
- ②開封後の場合
- 練りごまの賞味期限は?
- ①市販の練りごまの場合
- ②手作りの練りごまの場合は2〜3日が目安
- ごまの賞味期限切れは食べても大丈夫?
- 賞味期限の定義
- 賞味期限切れでも腐っていなければ食べられる
- ごまの賞味期限切れたらどうなる?【日数別】
- ①賞味期限が切れて〈1ヶ月程度〉
- ②賞味期限が切れて〈2ヶ月~3ヶ月〉
- ③賞味期限が切れて〈4ヶ月~半年〉
- ④賞味期限が切れて〈半年~1年・2年〉
- ごまの賞味期限が切れて食べるのを避けるべき状態とは?
- ①酸化して油くさい
- ②カビが生えている
- ③ダニが沸いている
- ごまの日持ちする保存方法は?
- ①未開封の場合は常温保存でOK
- ②開封後は冷蔵庫で保存しよう
- ごまの賞味期限切れを食べる際は要注意
賞味期限が表記されている食品は、品質の劣化が比較的緩やかなため期限を多少すぎていても食べることができます。ただし、パッケージに記載の保管方法に従っていることを前提とした表記のため、食べる際は自己責任となるので、香りや風味を確認しながら、十分に注意する必要があります。
ごまの賞味期限切れたらどうなる?【日数別】
いりごまやすりごま、ねりごまの賞味期限について紹介しましたが、ごまの風味や香りに変化が生じるのは賞味期限切れから何ヶ月後からなのでしょうか。ここでは、ごまの賞味期限が切れた時に見られる状態の変化と考えられるリスクについて、時間の経過ごとに説明します。
①賞味期限が切れて〈1ヶ月程度〉
未開封の状態で正しく保存ができている場合は、賞味期限が切れて1ヶ月程度であれば食べることができる可能性が高いです。ただし、開封済みのものは高温多湿や直射日光に触れる場所など、正しい場所で保存されていなかった場合はダニ発生のリスクがあります。食べる際はしっかり香りや状態を確認し、少しでも違和感を感じたら使用を避けましょう。
②賞味期限が切れて〈2ヶ月~3ヶ月〉
賞味期限が2ヶ月〜3ヶ月切れてしまったごまは、未開封であれば食べられる場合があります。ただし、開封後のものについては保存状況によって油分の酸化やカビが生えている危険性があります。
ごま自体は乾物のため比較的日持ちしますが、保存容器の密閉が甘いと湿気を吸収しやすくカビの発生リスクが高くなるため、少しでも違和感を感じた場合は食べることを避けましょう。
③賞味期限が切れて〈4ヶ月~半年〉
賞味期限が4ヶ月〜半年切れてしまった場合、未開封かつ傷みの特徴が見られない場合は食べられることもありますが、避けた方が無難です。また、開封後の場合はダニやカビの発生、油の酸化など、品質の劣化が進行しているので食べないようにしましょう。
④賞味期限が切れて〈半年~1年・2年〉
賞味期限が1年以上過ぎてしまったごまは、たとえ未開封の場合でも油の酸化やダニが発生している可能性が極めて高いです。2年もたってしまった場合などは、酸化の進行と経年変化による食感の変化や風味の劣化が顕著に感じられるはずなので、口にすることは避けましょう。
ごまの賞味期限が切れて食べるのを避けるべき状態とは?
ここまではいりごまやすりごま、ねりごまの賞味期限について説明しました。それでは賞味期限が切れてしまった場合、食べて良い場合と避けるべき状態に違いはあるのでしょうか。ここでは避けるべき状態の判断方法について紹介します。
①酸化して油くさい
ごまは半分以上が脂質で占められ、この脂質自体は健康に良いものです。しかし、長期にわたって空気に触れることで酸化が始まり、さらに進行すると油くさい強い匂いを放ち始めます。
また、酸化したごまには食中毒菌が潜んでいる場合があり、ご飯や野菜にふりかけることで繁殖が促される可能性があります。酸化した油は料理の風味を損ねるだけではなく、体調を崩す原因にもなるので、香りに違和感を感じた場合は食べることを避けましょう。
②カビが生えている
ごまは水分が少ない食材ですが、外気に触れることで湿気を吸収しカビが発生することがあります。カビが生えたごまは異臭を放ったり変色するといった特徴があるため、見た目や香りに異変を感じた場合は使用を避けましょう。
また、湿気を吸収したごまは再加熱しても香りや風味は戻らないので、開封したごまは早く使いきることを心がけましょう。