いちごの種はどれ?どこにある?取り方や数・果実部分についても紹介!
イチゴの種はどれか知っていますか?実は意外な場所にあるのです。今回は、イチゴの種がどれなのか・どこにあるのかに加え、発芽するとどうなるのかを画像とともにを紹介します。イチゴの種の取り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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イチゴの種はツブツブの部分じゃないって本当?
冬から春に旬を迎える人気のイチゴですが、赤い部分を「果実」でツブツブの部分を「種」と思っている人は多いのではないでしょうか。でも実は「イチゴの種はツブツブの部分ではない」と聞いたことはありますか。ここではイチゴの種がどこにあるのかや、イチゴの種の取り方を紹介します。
イチゴの種はどれ?どこにあるの?
フルーツは食べた時、果肉の中に種が入っている事が多いとですがイチゴは断面を見ても赤い果肉の中に種はありません。ではイチゴの種はどこにあるのでしょうか。意外な所に種があるので解説します。
イチゴの種は固いツブツブの中にある
一見イチゴの種に見える、ツブツブな部分の正式な名前は「痩果」(そうか)と言います。痩果は「実」という文字がある通り、イチゴの果実にあたります。そして種は痩果の中にあり、種の数は痩果1つに1つずつです。
イチゴの赤い部分は果実ではなく「花托」という部分
イチゴのツブツブが実だとすると、赤い部分は何なのでしょうか。イチゴの赤い部分は「花托(かたく)」と言い、茎の先端が厚く膨らんだ物です。花托は雌しべの土台になる部分で、イチゴの種を守るためのクッションの役割をしています。
イチゴの種が発芽するとどうなるの?
イチゴの種が発芽したのを見た事がありますか。イチゴは発芽すると痩実の中の種から小さな芽が出て、上の画像のようになります。発芽したすぐは芽が密集していますが、成長するにつれて芽が大きくなり赤い花托が見えなくなります。
(イチゴの発芽について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
イチゴの種の取り方は?
「イチゴを種から育てたい」と思う場合、買ってきたイチゴから種を自分で取ることはできるのでしょうか。ここでは、イチゴから簡単に種を取る方法を2つ紹介します。
①イチゴを乾燥させて種を取る方法
イチゴの種を、乾燥させて取る方法を紹介します。
①イチゴの表面の皮をむくように、赤い部分と種部分を薄く取る。
②薄くむいたイチゴをキッチンペーパーなどの上に広げ、2〜3日かけ乾燥させる。
③乾燥すると種が浮いてくるので、種を取る。
赤い部分を多くむいてしまうと乾燥に時間がかかりカビが出てしまう事もあるので、できるだけ薄く取ってください。乾燥に少し時間がかかるので、急いで種を取りたいなら次の方法を試してみましょう。