液卵とは?種類別の特徴や使い方は?冷凍液卵の解凍方法も紹介!

液卵(えきらん)とは何かを知っていますか?どう使うのでしょうか?今回は、〈全液卵・卵黄液〉など液卵の種類別の特徴・用途例や賞味期限のほか、冷凍液卵の使い方・解凍方法を紹介します。液卵の使い方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 液卵(えきらん)とは?
  2. 液卵(えきらん)とは卵の中身を液状にしたもの
  3. 液卵の種類と特徴
  4. ①全液卵
  5. ②卵黄液
  6. ③卵白液
  7. 液卵の賞味期限は?
  8. 自作した液卵は日持ちしないので使い切る
  9. 市販の液卵賞味期限
  10. 冷凍液卵の使い方・解凍方法は?
  11. 冷凍液卵を使うメリット
  12. 冷凍液卵の解凍方法・ポイント
  13. 液卵の使い方・レシピ
  14. ①液卵の焼売
  15. ②液卵の絞り出しクッキー
  16. ③液卵のニラ玉汁
  17. 液卵を使ってみよう

液卵(えきらん)とは?

出典:https://www2.infomart.co.jp/buyer/search/prod_detail_oroshi.page?0&pid=6507577&psales_smcd&oroshi_smcd=SZSC3Es6&mcd=SZSC3Es6&IMReferer=/buyer/search/prod_detail.page

液卵とはえきらんと読み、飲食店や洋菓子店のほか学校給食の調理現場などで使われている食材です。一般的な家庭ではあまり馴染みのない食材ですが、液卵とはどのようなものなのでしょうか。

液卵(えきらん)とは卵の中身を液状にしたもの

液卵とは鶏卵の殻を除いて卵の中身をパッケージに詰めた加工卵の一種です。液卵には様々な種類があり、卵の中身を撹拌して液状化したものや、砂糖や塩を添加して作られた商品もあります。液卵の価格はメーカーによって異なりますが、インターネットでは容量が500gの冷凍液卵が400円から500円ほどの価格で販売されています。

液卵の種類と特徴

出典:http://fresh-ranran.jp/product_ekiran.php

液卵は、形状によって全液卵、卵黄液、卵白液の3種類に大別され、各液卵は特徴や用途が異なります。ここからは、3種類の液卵の特徴や用途について解説します。

①全液卵

全液卵の用途には、以下のようなものがあります。

・卵焼き
・炒り卵
・スープ
・揚げ物の衣付け
・クッキーやケーキなどのお菓子の材料


全液卵とは全卵をパッケージに詰めたもので、卵白と卵黄をそのまま残したホールタイプと両者を撹拌し裏ごししたロカタイプの2種類があります。

全液卵は生卵と同じように使える液卵で、卵焼きや炒り卵などの炒め物をはじめ、クッキーなどのお菓子の材料や魚肉のすり身のつなぎなどにも活用することが可能です。全液卵を炒り卵やクッキーなどの料理に使うと、焼成の際に水分が抜けてさっくりとした食感に仕上がります。また、全液卵は水によく溶ける性質があるため、卵スープなどにも使えます。

②卵黄液

卵黄液の用途は、以下の通りです。

・クッキーやケーキなどのお菓子の材料
・パンの材料
・アイス
・ドレッシングなどの調味料
・飲料
・加工肉


卵黄液は全卵から卵黄と卵白を分けた後に卵黄のみを裏ごしして作られたもので、生の卵黄と同様に使うことができます。卵黄液はオレンジ色の卵黄に由来しているため着色性が高いうえに、タンパク質やビタミン類、無機質など栄養価も優れているのが特徴です。

卵黄液には本来混ざらないもの同士を中和する乳化作用もあり、この特性を利用してドレッシングやマヨネーズなどの酢と油を混ぜて作る調味料にも活用されています。卵黄液をアイスに使うと舌触りが良くなるうえに形が崩れるのを防ぐことができ、加工肉や飲料に入れると卵の風味で味が整います。

③卵白液

卵白液は、以下のような食品を作る際に使われます。

・インスタントラーメン
・肉まん
・ハムなどの加工肉
・ちくわやつみれなどの魚肉ねり製品
・飲料

卵白液は全卵から卵黄を取り除き、卵白を裏ごしして作られたものです。卵白液は卵黄性と同様の乳化性に加えて、泡を発生させる発泡性があるのが特徴です。卵白液をインスタントラーメンに使うと栄養価が向上し、肉まんに添加すると生地の弾力性を強める効果があります。

そのほかにも、卵白液はちくわやつみれなどの魚肉ねり製品やハムなどの加工肉にも活用されています。これらの食品に卵白液を使うのは、食品にみずみずしさや弾力を持たせて歯ごたえを良くするためです。また、食品を食べやすい風味に仕上げるために、ケーキや飲料にも卵白液が使われています。

液卵の賞味期限は?

出典:http://egg-takano.co.jp/product/ekiran.html

液卵はどの程度の期間日持ちするのでしょうか。自作した液卵と市販の液卵の賞味期限について解説します。

自作した液卵は日持ちしないので使い切る

家庭で生卵を割ったり溶き卵にしたりして作った液卵は日持ちしないので、当日中に使い切ってください。これは、卵の殻に食中毒の原因となるサルモネラ菌が付着していることがあり、卵を割ると殻から中身に菌が移って繁殖する恐れがあるためです。

また、サルモネラ菌は冷蔵庫内の温度環境の下でも繁殖するため、生卵で自作した液卵は冷蔵庫でも保存することはできません。そのため、家庭で卵を調理する際は使う直前に殻を割り、サルモネラ菌を死滅させるために75℃以上の温度で1分以上加熱しましょう。

市販の液卵賞味期限

市販の液卵の賞味期限は、以下の通りです。

【全液卵】
・無殺菌:ホールタイプで5日、ロカタイプは3日
・殺菌済み:ロカタイプで5日、凍結のロカタイプは540日

【液卵黄】
・無殺菌:3日
・殺菌済み:凍結加糖は540日

【液卵白】
・無殺菌:5日
・殺菌済み:凍結は540日


液卵には殺菌処理を行わずにパック詰めされたもののほか、殺菌されたチルドタイプの液卵や殺菌後凍結処理しされた冷凍液卵があり、各液卵の賞味期限は殺菌および冷凍の有無によって大幅な差があります。チルドタイプの液卵の賞味期限は無殺菌の場合は3日から5日、殺菌済みのものは5日程度ですが、殺菌後凍結処理された液卵は540日も日持ちします。

冷凍液卵の使い方・解凍方法は?

出典:https://www.tasucallshop.com/search/detail.php?prod=00000033768

冷凍液卵は、どのような方法で使うものなのでしょうか。冷凍液卵を使うメリットや冷凍液卵の解凍方法のポイントについて解説します。

冷凍液卵を使うメリット

冷凍液卵を使用するメリットは、以下の通りです。

・冷凍室で長期間保存できる
・計量や調理がしやすい
・殻を取り除く必要がない
・殺菌されているので食中毒の恐れがない


冷凍液卵は液卵を日持ちさせるために開発されたもので、主に食品産業や学校給食の調理現場で採用されています。チルドタイプの液卵にはサルモネラ菌が混入していることがありますが、冷凍液卵は通常の液卵を加熱によって殺菌したうえで冷凍処理して作られます。そのため、冷凍液卵は食中毒を引き起こす恐れがなく、冷凍室で長期間の保存が可能です。

また、ホールタイプの全液卵にはまれに殻が混入していることがありますが、冷凍液卵は裏ごし処理されているため殻が紛れ込むことはほとんどなく、殻を除く手間が要りません。さらに、冷凍液卵は1kg単位で販売されていることが多く、計量のしやすさもメリットのひとつと言えます。

冷凍液卵の解凍方法・ポイント

冷凍液卵を解凍する際には、以下のようなポイントがあります。

・解凍は冷蔵庫で行う
・まんべんなく全解凍する
・解凍した冷凍液卵は早めに料理に使う


冷凍液卵を常温に置くと腐敗の原因となるため、解凍の際は冷凍室から冷蔵室に移して行います。1kgあたりの冷凍液卵を解凍するのに必要な期間は、全液卵および卵黄液は2日、卵白液の場合は4日程度です。冷凍液卵が完全に解凍していないと調理がしにくくなるので、時間はかかりますが解凍ムラのないように全解凍してから使用してください。

解凍後の液卵は生卵と同様に日持ちしないため、なるべく解凍したその日のうちに調理し、遅くても翌日中までには使い切りましょう。

液卵の使い方・レシピ

液卵を家庭で使用する場合は、どのような使い道があるのでしょうか。液卵を使ったおすすめのレシピを3品紹介します。

①液卵の焼売

出典:https://cookpad.com/recipe/683627

液卵を浸して焼いた焼売のレシピです。焼売を液卵に絡めて焼くことで、ボリュームが出て食べ応えのあるおかずになります。焼売を焼く際には、生焼けの部分がないように全面をしっかり焼いてください。

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②液卵の絞り出しクッキー

出典:https://cookpad.com/recipe/3820740

材料に液卵を使ったクッキーのレシピです。通常の卵をg単位で測るのは難しいですが、裏ごしされた液卵を使えば簡単に計量することができます。バターは完全に溶かさずに適度に柔らかくしておくと、生地がほどよい硬さになって絞り出しやすくなります。

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③液卵のニラ玉汁

出典:https://cookpad.com/recipe/2740166

液卵のほか野菜や鶏肉などを使って作る栄養価の高いニラ玉汁のレシピです。液卵にでん粉を入れると、柔らかい食感に仕上がります。具材のニラやたまねぎを長ネギに、なるとをかにかまで代用して作っても良いでしょう。

にら玉汁 by 埼玉県学校給食会 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが347万品

液卵を使ってみよう

出典:https://tshop.r10s.jp/manten/cabinet/kanto_img/1/00015053.jpg?downsize=300:*

液卵は殻を割って溶く工程が要らず調理しやすい便利な商品で、液卵を料理に使うと簡単に栄養価の高い一品が作れます。液卵は食品産業向きの業務用サイズのほか、一般家庭でも使いやすい容量の商品も販売されています。液卵を上手く料理に取り入れて、美味しい卵料理を作ってみましょう。

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