里芋の賞味期限はどれくらい?日持ちする保存方法や腐敗の見分け方も紹介!
【新井農園監修】里芋の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、里芋の賞味期限を〈常温・冷蔵・冷凍〉など温度別や真空パックに入っている場合で比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかなど紹介します。里芋の日持ちする保存方法や、賞味期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②里芋が腐っており食べられない状態
さらに劣化が進むと、里芋も腐ってしまうので、腐って食べられない状態の里芋の様子も紹介します。
・表面にカビが生えている
・ぐにゃぐにゃしたり、べちゃべちゃに溶けている
・泥のようなカビくさい匂いや酸っぱい異臭がする
・不自然なえぐみや酸味がある
・甘ったるい異臭がある
里芋にカビが見られたり、ぐにゃぐにゃと柔らかくなっているときは、中が腐っているので食べられません。他にも、上記に挙げたような異臭を感じた時は腐敗していると考えられます。
里芋は表面に繊維状の毛があるので湿気を帯びると乾燥しづらく、雑菌が繁殖しカビが生えやすくなります。賞味期限内であっても、保存状態が悪いと腐敗してしまうこともあるので注意しましょう。
(*里芋の皮につく白いふわふわについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
里芋の日持ちする保存方法は?
里芋の賞味期限や、腐った状態はわかりましたが、より日持ちがする保存方法を確認しましょう。ここでは、詳しい保存方法を常温、冷蔵、冷凍に分けて紹介します。
①常温での保存方法
里芋を常温で保存するおすすめの方法は、以下の通りです。
1.里芋を数個ずつ、泥付きのまま新聞紙に包む
2.気温が5℃以下になるときは段ボールや発泡スチロールに入れる
3.屋外の場合は雨に当たらないようにする
里芋は泥付きのまま保存するほうが賞味期限が長くなるので、常温で保存するときは洗わずに保存します。だいたい3、4個程度に里芋を小分けし、新聞紙でしっかりくるみます。そのまま、室内の温度が変わりにくい冷暗所に保存しましょう。
屋外で保存するときは雨に濡れないように気を付けます。また、気温が5度以下まで下がったり、乾燥が激しいときは段ボールや発泡スチロールに入れて低温と乾燥から守るとよいでしょう。
②冷蔵での保存方法
次に冷蔵庫で里芋を保存する方法を紹介します。
1.里芋をキッチンぺーパーで包む
2.キッチンペーパーで包んだ里芋を保存袋に入れる
3.2~3日に1度キッチンペーパーを取り換える
冷蔵庫で皮つきのまま保存するときは、里芋を一つずつキッチンペーパーでくるみ、最後に保存袋に入れて低温と乾燥から守りましょう。キッチンペーパーをそのままにしておくと、カビの原因になるので、数日ごとに取り替えてください。新聞紙を使う方法もありますが、キッチンペーパーのほうが表面をやさしく保護できます。
下茹でした里芋や皮をむいた里芋もタッパや保存袋に入れて保存できますが、賞味期限は5日程度と短くなります。長く日持ちさせたいときは、加熱せずに冷蔵保存をするほうがおすすめです。
③冷凍での保存方法
里芋を皮つきのまま、冷凍保存する方法は以下の通りです。
1.里芋を流水でよく洗い、水気をふく
2.1個ずつラップに包み、保存袋に入れて冷凍する
里芋に傷をつけないようにやさしく洗い、しっかり水気をふき取ります。一個ずつラップでくるんだ後、更に保存袋に入れて冷凍すればおいしい状態を保ったまま冷凍保存できるでしょう。
また、里芋を下ゆでして冷凍保存するのもおすすめです。下茹でした里芋を保存袋に入れてそのまま冷凍すれば、解凍した時に使いやすくなります。ただし、里芋をそのまま冷凍する方法よりも味わいや風味が劣化しやすくなるので、早めに食べ切るようにしましょう。
(*里芋の保存方法について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)