タコの正しい茹で方・時間は?刺身用に柔らかくするコツも紹介!
タコが美味しい茹で方を知っていますか?そこで今回は、タコの基本的な茹で方・茹で時間や、〈柔らかく・固く〉する食感別に仕上げるポイントを紹介します。タコの見た目も美味しそうに茹でる方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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タコが美味しい茹で方が知りたい!
日本人は古来よりタコを好んで食べますが、自宅で茹でタコを作る人は少数派ではないでしょうか。タコの上手な茹で方を覚えることで、自宅でも美味しい茹でタコをつくることは可能です。ここでは美味しいタコの茹で方について、具体的に説明します。
タコの基本的な茹で方・茹で時間
生タコを自宅で美味しく茹でたいのであれば、茹で方の手順や必要な時間を知っておく必要があります。ここではタコの基本的な茹で方と、目安となる茹で時間について詳述します。
タコの茹で方の手順
生タコの茹で方の手順は、以下の通りです。
①生タコの頭を裏返しにして、内臓を取り除く
②生タコから目玉を取り除く
③②を流水で洗う
④ひとつかみの塩を③に振って洗う
⑤④からぬめりがなくなるまで、塩で洗う
⑥⑤を水洗いして、塩をぬめりを落とす
⑦タコが入る大きさに鍋に水と塩を入れる
⑧⑦が沸騰したら弱火にして、タコを足から入れる
⑨5分経ったらタコを反転させ、さらに5分茹でる
⑩茹で上がったタコを氷水に浸けて粗熱をとる
ポイントはお湯が沸騰したら、弱火にしてからタコの足を入れることです。そしてタコの頭まで入れた後も弱火を続けるだけでなく、再沸騰しないよう配慮が必要です。上記の手順でタコは茹であがるので、食べやすい大きさに切って使います。タコの足の場合は粗熱をとった後でS字フックに刺して吊るしておくと重みでタコがまっすぐになり後で調理しやすいです。
タコの茹で時間の目安
生タコの茹で時間の目安は重さによって異なるので、以下を参考にして調整することをおすすめします。
・タコが100~300gの場合/1分未満
・タコが300~500gの場合/1~3分
・タコが500~700gの場合/3~5分
・タコが700~1kgの場合/5~8分
・タコが1~1.2kgの場合/8~10分
・タコが1.2~1.5kgの場合/10~13分
茹でタコを美味しくするためには茹で過ぎないことがポイントなので、100gにつき茹で時間は1分を目安にするとよいでしょう。また2kgを超えるタコの場合は、半分に切ってから茹でる方が美味しく仕上がるのでおすすめです。
(*タコの生食について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
タコを刺身用に柔らかくする茹で方・ポイント
生タコを刺身用に柔らかく茹でたい場合は、前述した手順に加えてほしいポイントがいくつかあります。ここでは刺身用として、タコを柔らかく茹でるためのポイントを2つ紹介します。
タコを柔らかくする下処理
タコのぬめりをとるために塩を使って下処理をするのが一般的ですが、柔らかくしたいなら以下の手順で行うことをおすすめします。
①水洗いしたタコに塩ではなくヌカを振る
②タコのぬめりがなくなるまで、ヌカでもみ洗いする
③②を水洗いしたら、まな板の上に置き大根で叩く
タコのぬめりは塩でもヌカでも取り除くことができますが、柔らかく仕上げたい時には後者がおすすめです。また大根で叩くことで含まれている酵素がタコの筋肉を崩し、食感が柔らかくなります。
柔らかいタコにする茹で方のコツ
タコを柔らかく茹で上げたい時には、以下のポイントを参考に茹でることをおすすめします。
・沸騰したお湯に塩と番茶、酒、酢を加える
・茹でる時には足から少しずる入れる
・茹で時間を短めにする
・茹で上がったタコはすぐに氷水に浸ける
タコは茹で過ぎることで身が固くなってしまうので、半生の状態に仕上げるのがポイントです。タコを柔らかく茹でたい時には大さじ1杯の塩に対し、酢が50mlになるように調整してください。またお湯が沸騰したら弱火にすることも、忘れないようにしましょう。