パスタソースの定番「アマトリチャーナ」とは?アラビアータとの違いや作り方・レシピも紹介!

アマトリチャーナはどんなパスタソースか知っていますか?今回は、アマトリチャーナの名前の意味・由来や、アラビアータとの違いも紹介します。その他にも、アマトリチャーナの本場の作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. アマトリチャーナとは?
  2. アマトリチャーナはパスタソースの1種
  3. アマトリチャーナ発祥の歴史
  4. アマトリチャーナの名前の意味・由来は?
  5. アマトリチャーナの名前の由来は「イタリアの地名」
  6. 「アマトリチャーナ・ビアンコ」と「アマトリチャーナ・ロッサ」で呼び方が違う理由
  7. アマトリチャーナとアラビアータの違いは?
  8. アマトリチャーナとアラビアータの違いは「辛さ」
  9. アマトリチャーナの本場の作り方・レシピ
  10. 材料
  11. 作り方・手順
  12. アマトリチャーナを作ってみよう

アマトリチャーナとは?

アマトリチャーナという名前を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、どのような食べ物でしょうか。これから、アマトリチャーナについて詳しく解説します。

アマトリチャーナはパスタソースの1種

アマトリチャーナとは、実はパスタソースの1つであり、トマト系のパスタソースに分類されます。アマトリチャーナには、以下のような食材が使用されます。

・トマト
・パンチェッタもしくはベーコン
・玉ねぎ
・チーズ


本場イタリアのアマトリチャーナでは、パンチェッタという塩漬けされた豚肉を使用します。日本ではなかなか手に入ることができない食材ですが、ベーコンで代用することが可能です。パスタソースであるアマトリチャーナですが、食べきれずに残ってしまったときは、ピザソースにしてもおいしく食べられます。

アマトリチャーナ発祥の歴史

アマトリチャーナはもともとグリーチャと呼ばれるパスタ料理であり、トマトソースを使っていないため見た目も味も大きく違うものでした。その後トマトソースが誕生し、グリーチャとトマトソースが組み合わさり、アマトリチャーナと呼ばれるようになりました。

アマトリチャーナの名前の意味・由来は?

アマトリチャーナは、なぜこのような名前が付けられたのでしょうか。ここからは、アマトリチャーナの名前の意味や由来について説明します。

アマトリチャーナの名前の由来は「イタリアの地名」

アマトリチャーナの名前の由来は、イタリアのローマから北東約100kmに位置する山間の町である、アマトリーチェという地名から来ています。また、アマトリチャーナはローマのあるラツィオ州の郷土料理にもなっているため、ローマではとても人気のあるパスタ料理のようです。

「アマトリチャーナ・ビアンコ」と「アマトリチャーナ・ロッサ」で呼び方が違う理由

アマトリチャーナはトマトの有無により呼び方が変わり、トマトが入る場合に「アマトリチャーナ・ロッサ」、トマトが入らない場合を「アマトリチャーナ・ビアンコ」といいます。イタリア語でロッサが赤、ビアンコが白という意味であることから、ロッサはトマトソース系で、ビアンコは塩味やオイル系のパスタを意味するのです。

アマトリチャーナとアラビアータの違いは?

アマトリチャーナに似たトマトソースのパスタにアラビアータがありますが、両者には違いがあるのでしょうか。ここからは、アマトリチャーナとアラビアータの違いについて詳しく説明します。

アマトリチャーナとアラビアータの違いは「辛さ」

アマトリチャーナとアラビアータの最大の違いは辛さです。アマトリチャーナは、イタリアでは家庭料理として広まったため、辛さを入れずに作ることもあり優しい味わいになっています。

一方、アラビアータは、ニンニクと唐辛子が効いたトマトベースのパスタ料理になっています。ピリッとした辛さで、食べると顔が赤くなり怒っているように見えることから、アラビアータには、怒りんぼという意味があるようです。

(*アラビアータについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

関連する記事