パスタソースの定番「アマトリチャーナ」とは?アラビアータとの違いや作り方・レシピも紹介!
アマトリチャーナはどんなパスタソースか知っていますか?今回は、アマトリチャーナの名前の意味・由来や、アラビアータとの違いも紹介します。その他にも、アマトリチャーナの本場の作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
アマトリチャーナとは?
アマトリチャーナという名前を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、どのような食べ物でしょうか。これから、アマトリチャーナについて詳しく解説します。
アマトリチャーナはパスタソースの1種
アマトリチャーナとは、実はパスタソースの1つであり、トマト系のパスタソースに分類されます。アマトリチャーナには、以下のような食材が使用されます。
・トマト
・パンチェッタもしくはベーコン
・玉ねぎ
・チーズ
本場イタリアのアマトリチャーナでは、パンチェッタという塩漬けされた豚肉を使用します。日本ではなかなか手に入ることができない食材ですが、ベーコンで代用することが可能です。パスタソースであるアマトリチャーナですが、食べきれずに残ってしまったときは、ピザソースにしてもおいしく食べられます。
アマトリチャーナ発祥の歴史
アマトリチャーナはもともとグリーチャと呼ばれるパスタ料理であり、トマトソースを使っていないため見た目も味も大きく違うものでした。その後トマトソースが誕生し、グリーチャとトマトソースが組み合わさり、アマトリチャーナと呼ばれるようになりました。
アマトリチャーナの名前の意味・由来は?
アマトリチャーナは、なぜこのような名前が付けられたのでしょうか。ここからは、アマトリチャーナの名前の意味や由来について説明します。
アマトリチャーナの名前の由来は「イタリアの地名」
アマトリチャーナの名前の由来は、イタリアのローマから北東約100kmに位置する山間の町である、アマトリーチェという地名から来ています。また、アマトリチャーナはローマのあるラツィオ州の郷土料理にもなっているため、ローマではとても人気のあるパスタ料理のようです。
「アマトリチャーナ・ビアンコ」と「アマトリチャーナ・ロッサ」で呼び方が違う理由
アマトリチャーナはトマトの有無により呼び方が変わり、トマトが入る場合に「アマトリチャーナ・ロッサ」、トマトが入らない場合を「アマトリチャーナ・ビアンコ」といいます。イタリア語でロッサが赤、ビアンコが白という意味であることから、ロッサはトマトソース系で、ビアンコは塩味やオイル系のパスタを意味するのです。
アマトリチャーナとアラビアータの違いは?
アマトリチャーナに似たトマトソースのパスタにアラビアータがありますが、両者には違いがあるのでしょうか。ここからは、アマトリチャーナとアラビアータの違いについて詳しく説明します。
アマトリチャーナとアラビアータの違いは「辛さ」
アマトリチャーナとアラビアータの最大の違いは辛さです。アマトリチャーナは、イタリアでは家庭料理として広まったため、辛さを入れずに作ることもあり優しい味わいになっています。
一方、アラビアータは、ニンニクと唐辛子が効いたトマトベースのパスタ料理になっています。ピリッとした辛さで、食べると顔が赤くなり怒っているように見えることから、アラビアータには、怒りんぼという意味があるようです。
(*アラビアータについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)