低脂肪牛乳とは?低脂肪乳と違いある?栄養価や製品のおすすめも紹介!

低脂肪牛乳とは何か知っていますか?低脂肪乳との違いはあるのでしょうか?今回は、低脂肪牛乳の〈栄養価・味わい〉など特徴を牛乳・低脂肪乳と違いを比較しつつ紹介します。低脂肪牛乳を使うデメリット・危険性やおすすめ市販商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 低脂肪牛乳とは?
  2. 低脂肪牛乳の定義
  3. 低脂肪牛乳と牛乳・低脂肪乳との違いは?
  4. 低脂肪牛乳と牛乳の違い
  5. 低脂肪牛乳と低脂肪乳の違い
  6. 低脂肪牛乳の栄養価を牛乳・低脂肪乳と比較
  7. 低脂肪牛乳を使うデメリット・危険性はある?
  8. ①味が薄い・まずいと感じる人もいる
  9. ②水っぽい
  10. ③料理に向かないことがある
  11. 低脂肪牛乳のおすすめ市販商品
  12. ①森永のおいしい低脂肪牛乳(216円)
  13. ②小岩井 低脂肪牛乳(221円)
  14. ③特選よつ葉低脂肪牛乳(264円)
  15. 低脂肪牛乳を飲んでみよう

低脂肪牛乳とは?

牛乳には様々な種類があり、スーパーなどで見かけることはあってもその違いを理解している人は少ないかもしれません。今回は、低脂肪牛乳とはどのような特徴がある牛乳なのか詳しく紹介します。

低脂肪牛乳の定義

低脂肪牛乳は乳脂肪分が0.5%~1.5%で、無脂乳固形分と呼ばれるタンパク質や糖質などの栄養成分を8.0%以上含むものだと、厚生労働省によって定義されています。これに加え、生乳を100%使用し乳脂肪分のみを調整した成分調整牛乳が、低脂肪牛乳として販売されているのが特徴です。

(*成分調整牛乳について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

成分調整牛乳とは?成分無調整牛乳との違いは?メリット・デメリットを比較して紹介!

低脂肪牛乳と牛乳・低脂肪乳との違いは?

低脂肪牛乳と牛乳・低脂肪乳との違いはどこにあるのでしょうか。ここでは、それぞれの味わいや成分からみた違いを紹介していきます。

低脂肪牛乳と牛乳の違い

低脂肪牛乳と牛乳の大きな違いは、乳脂肪分の含有量です。牛乳は生乳を加熱殺菌のみ行ったもので、低脂肪牛乳と同じく8.0%以上の無脂乳固形分と、3.0%以上の乳脂肪分が含まれたものを指します。低脂肪牛乳と牛乳の見た目はほとんど同じですが、牛乳は濃厚でコクがあるのに対し低脂肪牛乳はあっさりとしていて、どちらもほんのりと甘い味わいです。

低脂肪牛乳と低脂肪乳の違い

低脂肪牛乳と低脂肪乳は、名前が似ているので同じものだと思う人もいるかもしれませんが、違いは原材料にあります。前述した通り低脂肪牛乳は生乳のみで作られた成分調整牛乳ですが、低脂肪乳は生乳に脱脂粉乳や水などを加えて作られ、乳脂肪分に規定のない加工乳の一種です。

このため、低脂肪乳は低脂肪牛乳に比べて色が薄く、牛乳に近い味わいがあるのは低脂肪牛乳だと言えます。

低脂肪牛乳の栄養価を牛乳・低脂肪乳と比較

100gあたり カロリー 糖質 食物繊維 タンパク質 脂質
低脂肪牛乳 46kcal 5.5g 0g 3.8g 1.0g
牛乳 67kcal 4.8g 0g 3.3g 3.8g
低脂肪乳 40kcal 5.4g 0g 3.2g 1.0g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

低脂肪牛乳のカロリーは牛乳よりも低く、低脂肪乳よりも高いことがわかります。これは脂質量の違いによるもので、三大栄養素で一番カロリーの高い脂質を抑えることができる低脂肪牛乳や低脂肪乳は、ダイエット向きだと言えるでしょう。また、無脂乳固形分が牛乳と同じくらい含まれている低脂肪牛乳や低脂肪乳は、糖質やタンパク質に違いはあまり見られません。

これらの栄養素のほか、低脂肪牛乳に含まれている成分は以下の通りです。

・カルシウム
・カリウム
・リン

低脂肪牛乳に多く含まれているカルシウムは骨を丈夫にし、イライラを抑える働きがあります。カルシウムが不足すると、歯や骨が弱くなり骨粗しょう症のリスクが高まるため積極的に摂取したい栄養素です。カリウムは体内の余分な水分を体外に排出させる働きがあり、むくみの予防や改善に効果があります。

リンはカルシウムとともに歯や骨の構成成分となり、この二つの成分が含まれている低脂肪牛乳は成長期の子どもにもおすすめです。

低脂肪牛乳を使うデメリット・危険性はある?

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