肉じゃがの黄金比率｜プロの味付けを再現できる作り方・レシピを紹介！
肉じゃがの黄金比を知っていますか？そこで今回は、肉じゃがの調味料の黄金比を〈水あり・水なし〉別にレシピとともに紹介します。肉じゃがの味が薄い場合の対処法や、より美味しくする味付けの仕方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
作り方・手順
水なしの肉じゃがをつくる手順は、以下の通りです。
①じゃがいもを一口大に切って、水で濡らす
②人参はじゃがいもより小さめの一口大に切る
③しゃがいもと人参を耐熱皿に入れ、ラップをかけてから600wで8分ほど加熱する
④玉ねぎを大きめのくし切りにする
⑤鍋に油をひいて玉ねぎを炒める
⑥玉ねぎのふちが柔らかくなったら、肉を加える
⑦⑥に砂糖、だし汁、醤油の順番で調味料を入れる
⑧アクが出てきたら取り除き、じゃがいもと人参を加え蓋をする
⑨5～10分ほど煮る
じゃがいもと人参をあらかじめ加熱しているので、20分で肉じゃがができる時短レシピです。一度冷ますと調味料の味が具材に浸透するので、早めにつくって食べる時に再加熱するとよいでしょう。なお、だし汁に顆粒だしを使う場合は水2カップに顆粒だしを小さじ2加えてください。
肉じゃがの味付けが薄いと感じた場合の対処法は？
調味料の黄金比を守って味付けしても、味見をした時に薄く感じることがあります。そんな時に味を濃くする方法を覚えておくと便利です。ここでは、肉じゃがの味付けが薄いと感じた場合の対処法を紹介します。
①冷まして味を染み込ませる
肉じゃがが仕上がったばかりの時に味が薄いと感じた場合は、一度冷まして味をしみ込ませることをおすすめします。煮物は冷める過程で味がしみ込むので、冷めると濃くなることがよくあります。その際、冷ます時間をゆっくりにすると味がしみ込みやすいので、鍋をタオルで包みましょう。
②粉末だしを入れる
手早く肉じゃがの味を濃くしたい場合は、粉末だしを加える方法があります。調味料の割合を守っても、だしが足りなければ物足りなさを感じることがあるからです。市販の顆粒だしを、具材が入っている鍋に小さじ1杯ほど入れるだけで、旨みが加わって薄味が気にならなくなります。
③具材を取り出して煮汁を濃くする
完成した肉じゃがに調味料を加えて再加熱すると、具材が煮崩れてしまいます。それを避けるために一度鍋から具材を取り出して、煮汁に調味料を加えて味付けし直す方法もおすすめです。濃い味付けにした煮汁に具材を戻し、少し加熱したら火を止めて寝かせます。冷める過程で味がしみ込むので、美味しく仕上がります。
肉じゃがをより美味しくする味付けの仕方
肉や野菜の旨みが感じられる美味しい肉じゃがをつくりたいなら、調味料の加え方にも配慮が必要です。ここでは、肉じゃがをより美味しくする味付けの仕方を具体的に紹介します。
①甘い調味料から順番に入れる
肉じゃがをより美味しくする味付けのポイントは、以下の通りです。
①酒を入れる
②砂糖を入れる
③みりんを入れる
④醤油を入れる
特に水なしで肉じゃがをつくる際には、具材を炒めたところに酒を加えて、まず旨みをさらいます。その後は、甘みのある調味料から順に砂糖・みりん・醤油の順で入れるのがポイントです。これは塩分を加えた後では甘みが浸透しないことが理由で、塩分の多い醤油を先に入れてしまうと仕上がりの美味しさが変わってしまいます。
また、砂糖とみりんはどちらも甘いですが、砂糖を先に入れたほうが程よい甘みに仕上がります。
②醤油は食べる直前に仕上げで入れる
肉じゃがをより美味しくするためには酒と砂糖を加えて煮立たせ、具材が十分に柔らかくなった、食べる直前に醤油を仕上げに入れるのがポイントです。肉じゃがはつくった後で冷まして味をしみ込ませる方が美味しいので、その過程で塩味は十分に入ります。調味料の割合が変わらなくても、入れるタイミングを間違うと美味しくならないので注意しましょう。
（＊肉じゃがの人気レシピや隠し味について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。）