江戸前寿司とは?ネタ・シャリに特徴あり?関西寿司と違いを比較して紹介!
江戸前寿司とは何か知っていますか?今回は、江戸前寿司の発祥地に加え、江戸前寿司の〈ネタ・シャリ〉など特徴を関西寿司と比較しながら紹介します。ほかにも、江戸前寿司の食べ方や注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①素早く食べる
シャリは人肌程度に保たれていますが、握った後は生魚が乗ることで温度が下がるため、目の前に出されたら素早く食べましょう。またシャリは一定の割合で空気を含ませつつ、口の中でほろりとほぐれるように握ってあります。握ってから時間が経つと、寿司自体の重さと時間経過でシャリが硬くなってしまうこともあることも素早く食べた方が良い理由です。
なお、江戸時代の寿司といえばファストフードで、すぐ食べる事を前提に握られていたのでその流れを現在も引き継いでいます。写真撮影をしたりおしゃべりに夢中になったりせずに素早く食べることが粋な食べ方となるのです。
②香水は付けない
寿司は生魚を使っていてとても繊細な食べ物なので、香りには注意をしましょう。寿司は味覚のみでなく、ネタの上にゆずなどを乗せていたり魚を炙っていたりして、香りも楽しめる料理です。寿司店を訪れる際は、特に香水などのような強い香りのあるものは付けないように、気をつけて下さい。
③タバコを吸わない
タバコを吸わないことも、大切なマナーです。タバコを吸うと新鮮なネタにタバコの香りがついてしまうので、寿司本来の味わいを楽しめなくなってしまいます。お店の中で食事中は勿論のこと、寿司屋に行く際にはその前にも喫煙は控えてから行きましょう。
江戸前寿司を味わってみよう
関東地方に伝わる江戸前寿司は様々な歴史とこだわりを持つ芸術品で、関西寿司とは違った特徴を持つことが分かりました。江戸前寿司・関西寿司いずれにもそれぞれの良さがあるので、関東地方を訪れた際や関西地方を訪れた際には、それぞれの寿司の違いを味わってみましょう。