ピータンの美味しい食べ方は?たれ・薬味は何が合う?殻の剥き方・切り方も紹介!
臭いが強烈と有名なピータンの美味しい食べ方を知っていますか?臭いは消せるのでしょうか?今回は、ピータンの殻の剥き方・切り方や〈たれ・薬味〉のおすすめに加えて、本場台湾の食べ方なども紹介します。ピータンの人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ピータンとは?腐った卵?
黒い白身と強烈な臭いで、まるで腐った卵のようにも見えるピータンですが、どんな食品なのでしょうか。ここではピータンの正体や味わいについて紹介します。
ピータンの正体・作り方
ピータンとは、中国や台湾で主に食べられているアヒルの卵を加工した食品です。作り方としては、泥に石灰や木炭、塩、茶葉を煮出した汁などを混ぜて粘土状にしたものをアヒルの卵に塗り、その上からもみ殻で覆います。
これを直射日光の当たらない涼しい場所で2週間~3ヵ月放置することで完成しますが、発酵させることによって白身や黄身に色の変化が起きるのです。
(*ピータンの正体や作り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ピータンの味わい・臭い
ピータンはアヒルの卵なので味は鶏卵のゆで卵と変わりはありませんが、殻を剥くと強い硫黄臭、アンモニア臭が漂うため、腐った卵を食べているように錯覚するようです。しかし時間をかけて発酵させるため、その味わいはかなり濃厚になっており、臭いを気にしなければ通常のゆで卵よりも濃厚で美味しく感じる人もいます。
日本人にはあまりなじみのないピータンですが、中国や台湾では普通にスーパーで購入できる他、結婚式など祝いの席の食事にも登場する一般的な料理です。
(*ピータンの味わいや臭いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
Twitterの口コミ
はじめてピータン食ったけど
アンモニア臭半端なくて味は濃厚なゆで卵でおいしい
においがほんとやばい鼻壊れた
Twitterの口コミ
ピータンという中華料理としてでるアヒルの卵の料理を食べた
味としては鶏の卵(ゆで卵)と変わらないが、生臭さが強かったので、一気にふたつも食べるよりひとつだけにするべきと気づく
あれに醤油をかけたらもっと美味しくなったかもしれない
ピータンの美味しい食べ方は?臭いは消せる?
濃厚な味わいながらも独特な硫黄臭で食べるのをためらってしまう人も多いピータンですが、この臭いを消す方法はあるのでしょうか。ここではピータンの臭いの消し方と美味しい食べ方を紹介します。
ピータンの臭いを消す方法
もっとも簡単にピータンの臭いを消す方法としては、殻を剥いた後すぐに食べず、そのまま20分~1時間放置しておく方法がおすすめです。冷蔵庫に入れることでさらに効果を期待でき、殻を剥いた直後は臭いが強烈でも、しばらく置いておくと臭いがだんだん薄くなっていきます。
ピータンの臭いの原因は、殻を覆う泥に含まれていた石灰にあり、卵の内部から臭いが生まれているわけではありません。そのため、殻を剥いた後に少し放置しておくことで臭いが和らぐ仕組みになっています。
ピータンの殻の剥き方と切り方
ピータンの殻の剥き方と切り方の手順は、以下の通りです。
1.外側に付いているもみ殻と泥をよく洗い流す
2.殻の一部にヒビを入れる
3.親指で押してヒビを広げながら剥いていく
4.包丁または糸を使って好みの大きさに切る
ピータンはもみ殻と泥に覆われたまま販売されていることが多いので、最初に殻にヒビを入れないように気を付けながらこれらを洗い流します。洗い流した時すでに殻にヒビが入っていた場合は、泥に含まれる炭酸ナトリウムが卵の内部に侵入し、食べた時に口の中に刺激を感じることがあるため食べるのを控えましょう。
殻を剥いたら好みの大きさに切り分けますが、普通のゆで卵と違い白身がゼリー状になっているため包丁では切りにくい場合があります。包丁で切れない時は糸を巻き付けて切りましょう。なお、ピータンの臭いが苦手な場合は、輪切りにすることで食べやすくなります。
ピータンに合うたれ・薬味
ピータンを食べる際に、そのままでは臭いが気になって食べにくい場合は、以下のようなたれや薬味を付けると食べやすくなります。
・醤油
・ごま油
・刻みねぎ
・ニラ
ピータンの濃厚な味わいには醤油がよく合い、特に甘口の醤油の方がピータン特有の刺激が薄くなるため食べやすく感じるでしょう。また、ごま油の風味もピータンの臭いを薄めるのに役立ち、醤油やごま油に刻みねぎやニラといった薬味を追加するとより食べやすくなります。
特にニラは刻むと匂いが強いため、一緒に食べるとピータンの臭いを感じにくくなっておすすめです。上記以外でも、基本的には味や匂いの強いたれ、薬味を合わせると食べやすくなります。