グレープシードオイルとオリーブオイルの違いは?味・栄養など比較し紹介!
グレープシードオイルとオリーブオイルの違いを知っていますか?今回は、<味・原料・栄養価>などグレープシードオイルとオリーブオイルの違いを紹介します。オリーブオイルとの代用方法や使い分け方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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グレープシードオイルとオリーブオイルって何が違うの?
料理に欠かせない食用油の中で、オリーブオイルは良く知られており、常備している人も多いですが、グレープシードオイルを使っている人は少ないかもしれません。今回は、グレープシードオイルとオリーブオイルの栄養価の違いや味、使い分け方や危険性などを説明します。
グレープシードオイルとオリーブオイルの栄養価・成分の違いは?
グレープシードオイルもオリーブオイルも健康に良さそうなイメージがありますが、栄養価や効果に違いはあるのでしょうか。ここでは、それぞれのオイルの原料と栄養価を説明します。
①原料の違いを比較
グレープシードオイルとオリーブオイルの原料は以下のようになります。
【グレープシードオイル】
・ぶどうの種子
【オリーブオイル】
・オリーブの果実
グレープシードオイルは、ぶどうの種子から抽出される油で、元々ワインを製造する時に取り除かれるぶどうの種から作られた副産物と言われています。オリーブオイルは、オリーブの実を絞って作られた植物油の事を指しています。
②栄養価や効果・効能の違いを比較
グレープシードオイルとオリーブオイルとでは栄養価も以下のように異なります。
【グレープシードオイル】
・リノール酸
・ビタミンE
・ポリフェノール
【オリーブオイル】
・オレイン酸
・ビタミンE
・ポリフェノール
グレープシードオイルはオリーブオイルの2倍以上のビタミンEを含み、抗酸化作用によって老化防止などの効能を持ちます。またリノール酸が70%も含まれていることも特徴で、血圧を下げ、動脈硬化を防ぐ効能が期待できます。
一方のオリーブオイルにはオレイン酸が70~80%含まれているのが特徴です。オレイン酸は血液中の善玉コレステロールは減らさずに、悪玉コレステロールのみを低下させる効能があり、動脈硬化や心臓病を予防する効果があります。
グレープシードオイルとオリーブオイルはどちらもコレステロールを含まない点では共通していますが、含まれる脂肪酸がオレイン酸であるか、リノール酸であるかが大きな違いです。オリーブオイルが健康に良いと良く言われるのはオレイン酸が多いためで、グレープシードオイルに含まれるリノール酸は取りすぎると不調の原因になるので注意が必要です。
(*オリーブオイルの栄養素について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
グレープシードオイルとオリーブオイルの味わいの違いは?
グレープシードオイルとオリーブオイルはどちらも植物油ですが、味わいはどのように違うのでしょうか。ここでは、それぞれのオイルの味わいと香りの違いを説明します。
グレープシードオイルの味は癖がなく香りは無臭
グレープシードオイルは無臭で癖がなくまろやかな味をしているのが特徴です。サラダ油のような油っぽさがなくさらさらしているので、ドレッシングやマリネに使うとすっきりとした軽い味に仕上がります。その癖のなさから炒め物や揚げ物、焼き物をはじめ、クレープやケーキなどのお菓子作りに使われることも多く様々な料理に向いている油と言えるでしょう。
Twitterの口コミ
「グレープシードオイル」
ブドウの種から出来たオイル。
他のオイルと比べて酸化しにくくクセがないので、広範囲なメニューに使用できます!
健康志向なお客様にも人気ある商品です
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オリーブオイルは少し辛く清々しい香り
イタリア料理に欠かせないオリーブオイルは、グレープシードオイルに比べて、少し辛く清々しい香りをしています。またエクストラバージン・オリーブオイルと呼ばれるオリーブの実を搾っただけで作られるオリーブオイルは、辛みと苦みがとても強いものから、マイルドなものまであります。
更にオリーブオイルは、原料のオリーブの産地や品種によってそれぞれ特有の香りと旨味があるのが特徴です。