インスタントコーヒーは賞味期限切れでも大丈夫?開封後はNG?活用法・使い道も紹介!

インスタントコーヒーの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、インスタントコーヒーの賞味期限を〈瓶・袋・スティック〉のタイプ別に比較して、〈1年・2年・3年・5年・10年〉など月日別に期限切れでもいつまで大丈夫かなど紹介します。インスタントコーヒーの日持ちする保存方法や、<消臭>など賞味期限切れの場合の活用法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. インスタントコーヒーの賞味期限は長い?短い?
  2. インスタントコーヒーの賞味期限はどのくらい?
  3. インスタントコーヒー(未開封)の賞味期限をタイプ別に比較
  4. インスタントコーヒー(開封後)の賞味期限は1ヶ月程度
  5. インスタントコーヒーの賞味期限切れはいつまで大丈夫?
  6. 賞味期限の定義
  7. 賞味期限切れでも劣化し過ぎていなければ使える
  8. インスタントコーヒーはどれくらいで腐る?見分け方は?
  9. ①賞味期限が半年〜1年過ぎた場合
  10. ②賞味期限が2年〜3年過ぎた場合
  11. ③賞味期限が4年〜5年過ぎた場合
  12. ④賞味期限が6年〜10年以上過ぎた場合
  13. インスタントコーヒーが賞味期限切れの時の活用法は?
  14. ①消臭剤として使う
  15. ②料理・お菓子に使う
  16. ③布を染色する
  17. ④床の傷跡を隠す
  18. インスタントコーヒーの日持ちする保存方法は?
  19. ①高温多湿・直射日光を避ける
  20. ②瓶タイプはフチの部分を残して内蓋を剥がす
  21. ③真空容器に移しかえる
  22. インスタントコーヒーの賞味期限に注意しよう

インスタントコーヒーは日持ちする飲み物ですが、どれくらいで腐るのでしょうか。ここでは賞味期限を過ぎた期間ごとの状態の変化について解説します。

①賞味期限が半年〜1年過ぎた場合

賞味期限が半年から1年経過した場合は以下のようになります。

・匂い:少し弱くなるものの大きな変化はなし
・見た目:環境次第で固まる
・味:風味が弱くなるが飲める


賞味期限を決める際には実際の期間に安全係数がかけられていることを考えると、半年から1年過ぎた程度ではそれほど大きな変化はないと言えるでしょう。保存環境次第では味に酸味が強くなったり、湿気を含んで固まったりなどが起こります。白っぽい塊が出ることがありますが、カビ以外にカフェインが結晶化して固まることもあるようです。

②賞味期限が2年〜3年過ぎた場合

賞味期限が2年~3年過ぎたインスタントコーヒーの場合を見てみましょう。

・匂い:弱くなり、コーヒーらしさはなくなる・油っぽい臭いがする
・見た目:湿気で固まり、カビが生えることがある・色が黒いなどの変化が出始める
・味:違和感がある


コーヒーには油分が含まれており、空気に触れ続けると酸化します。インスタントコーヒーのパッケージの中にも空気が入っているので、保存期間が長くなればコーヒーの油分が酸化することもあります。油が酸化したような匂いが出始めたら飲むのは避けるようにしましょう。ただし、パッケージ内が真空になっている場合などは、何の問題もなく飲める場合もあります。

③賞味期限が4年〜5年過ぎた場合

それでは賞味期限が4年以上経過すると、以下のような変化が見られます。

・匂い:異臭があるが、特に問題ないこともある
・見た目:カビが生える・変色している
・味:酸っぱいなどの違和感がある


インスタントコーヒーを作るコーヒー豆の種類によっては元から酸味の強いコーヒーもあるものの、長く放置したことが原因で酸化によって酸味が現れることがあります。酸化が進んだコーヒーは、決して身体によいものではないのでできれば飲むのはやめた方が良いでしょう。

④賞味期限が6年〜10年以上過ぎた場合

賞味期限が切れて6年から10年経過した場合も見てみましょう。

・匂い:臭い・油の匂いがする
・見た目:溶けていることがある
・味:おかしな味がする


10年前のインスタントコーヒーを実際に飲んで特に問題なかったという話もあるものの、基本的には飲むのは避けた方が良いでしょう。インスタントコーヒーに限らず、古くなったコーヒーを飲んで体調を崩す可能性も否めません。

コーヒーは元から黒いので黒カビが生えても分からないこともあり、黒カビに気付かず飲んでしまうと腹痛などを起こす場合もあります。10年とまではいかなくても、2年から3年経過した段階で破棄するか、飲む以外の用途に使う方が良いでしょう。

(*インスタントコーヒーのカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

インスタントコーヒーに黒・白いカビ?飲んだらどうなる?原因や正しい保存法も紹介!

インスタントコーヒーが賞味期限切れの時の活用法は?

賞味期限切れのインスタントコーヒーを飲むことに躊躇する場合や、あまりに量が多すぎる場合などは、飲む以外の用途に使ってみましょう。ここではいくつか活用法を紹介するので参考にしてください。

①消臭剤として使う

コーヒー豆には消臭剤としての効果があり、インスタントコーヒーはそれよりも消臭効果は劣るものの消臭剤の効果が得られます。お茶パックなどにコーヒーを入れ、下駄箱の中に置いておくと靴の匂いを消臭してくれるほか、耐熱容器にコーヒーを少量入れ600w程度で2分加熱すると電子レンジの消臭にもなります。

また、車の消臭剤としても効果を発揮してくれるので、車の専用消臭剤が苦手ならインスタントコーヒーを使用してみるのも良いでしょう。他にも生ゴミのゴミ箱、トイレにも効果的です。ただし、下駄箱などの湿度の高い場所にそのまま置いておくと、インスタントコーヒー が溶けてシミになる危険があるので、皿などの上に置いて使用してください。

②料理・お菓子に使う

賞味期限を過ぎたインスタントコーヒーは、料理やお菓子に使うのもおすすめです。例えば、料理ならカレーの隠し味に使うとほんのり苦味が入り大人の味わいのカレーに仕上がります。また、パウンドケーキやブラウニー、ティラミスなどのお菓子作りであれば、一度に多く消費できるうえ贈り物にしても喜ばれます。

③布を染色する

コーヒーを服にこぼして困ることはありますが、あえて布にコーヒーを染み込ませて染色する方法があります。コーヒー染と呼ばれる染色方法で、ハンカチやTシャツなどの布の染色のほか木製の小物も染色でき、アンティーク風のおしゃれな風合いに仕上がります。

2リットルのお湯に3リットルのコーヒーを溶かすなど、かなりの量を消費するので大量消費としてもおすすめです。

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