インスタントコーヒーに黒・白いカビ?飲んだらどうなる?原因や正しい保存法も紹介!
インスタントコーヒーにカビっぽいものが生えたことはありませんか?白や黒に固まったインスタントコーヒーは飲めるのでしょうか?今回は、インスタントコーヒーが蜘蛛の巣のように白くなったり黒に固まる原因を、飲んだ時の安全性とともに紹介します。インスタントコーヒーをカビや湿気から防ぐ保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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インスタントコーヒーはカビが生えることはある?
インスタントコーヒーは日持ちがするのでつい開封後長く放置してしまう時もありますが、ふと見てみると白っぽくなっていたり黒く固まったカビのようなものがあることはありませんか。カビのように見えて焦ってしまいますが、これは本当にカビなのでしょうか。
インスタントコーヒーにカビが生える可能性は低い
カビが生えるには以下の条件を満たす必要があります。
・湿度80%以上、水分量含有量13~14%以上である
・カビの栄養分であるホコリや食べかすがある
・温度が0~40度の範囲内で、特に20~30度はカビの最適温度である
・空気があること
インスタントコーヒーはコーヒー抽出液から水分だけを飛ばし、乾燥させて固形にする方法で作られています。そのため、水分含有量はは3%とかなり低く、ホコリ等も入っていない未開封であれば、カビが生える水分量や栄養量の条件は満たしていないことになります。そのようなわけで、カビが生えたり腐敗する可能性も低いです。
しかし、まれに開封直後にもかかわらずカビ臭いということもあります。賞味期限内であれば古くなっているということもありませんから、家族など他の人に尋ねてみて同様にカビ臭いという意見が出るようであれば、購入した店舗に問い合わせてみるのが良さそうです。
インスタントコーヒーにカビっぽい白い物の正体は?飲める?
出典: @Kaimaru_G
しかし開封した後のインスタントコーヒーの表面に、白っぽいカビのようなものがあると不安になります。このインスタントコーヒーに出てくる白いカビのような粉の正体は一体何なのでしょうか。
インスタントコーヒーの白い蜘蛛の巣の正体は『カフェインの結晶』
インスタントコーヒー表面のカビっぽい白い粉への質問について、下記のようにKEY COFFEEの公式ホームページに記載があります。
インスタントコーヒーは水分が少ないので、カビが生えたり、腐敗することはまずありません。カビのように見えるのは、コーヒーに含まれていたカフェインの結晶が表面に浮き出てきたものです。お飲みいただいても大丈夫ですが、そのまま長く放っておくと、湿気で固まっていき、風味が落ちます。
白い蜘蛛の巣状のカビのようなものは、コーヒーに含まれたカフェインが結晶化してできたものです。インスタントコーヒーに含まれるカフェインは温かいところや湿気の多いところに置かれると、粒の表面に白い針状になって現れることがあります。これが一見糸を引いたカビのように見えてしまうのです。
結晶化しても風味は落ちるが飲める
結晶化してもカフェインであることは変わりないため飲むことができます。瓶を振って元のサラサラな状態に戻れば変わらず楽しめますが、サラサラに戻らずカビのような結晶が残ってしまう場合は風味が落ちてしまっているので本来の美味しさは楽しめません。
インスタントコーヒーは、季節的に頻繁に飲む時とそうでない時で使用頻度も大きく変わりますし、日持ちがするイメージからつい開封したまま放置しがちです。しかし、あまり放置していると粉がくっつくので、カビのような結晶が発生してしまいます。そのため、早めに飲み切るのがおすすめです。
インスタントコーヒがカビっぽく黒く固まる正体は?飲める?
出典: @asdr_g
インスタントコーヒーの容器全体や一部分がカビのように黒く固まってしまっていることもよくありますが、こちらの原因は何なのでしょうか。カビのように見えるので飲むか迷うところですが、飲むことはできるのでしょうか。
インスタントコーヒーが黒く固まるのは湿気が原因
一瞬カビのように見える黒いものは、インスタントコーヒーが空気中やスプーンに付着した水分を吸って粉がくっつき容器の中で固まったものです。またカフェインが白く結晶化したものが湿気を吸うと黒くなることもあります。触ってみるとベタベタしたりカチカチにくっついていたり、見た目がカビのような団子状のものなど状態は様々です。