マチルダじゃがいもとは?幻の品種?旬・主産地など特徴やレシピのおすすめも紹介!
じゃがいもの品種「マチルダ」を知っていますか?幻のじゃがいもと呼ばれる品種です。今回は、「マチルダ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈フライドポテト・肉じゃが・カレー〉など「マチルダ」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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マチルダの特徴は?どんな品種?
メークインや男爵イモなど、じゃがいもにはいろいろな品種がありますが、マチルダというかわいらしい名前のじゃがいもを知っていますか。名前からはその特徴が想像できない、マチルダというじゃがいもの味や特徴、おすすめの活用レシピを紹介します。
マチルダはスウェーデン原産の「幻のじゃがいも」
マチルダはスウェーデンが原産国のじゃがいもの品種で、「幻のじゃがいも」としても知られています。マチルダが「幻のじゃがいも」と呼ばれる理由は以下の通りです。
・希少品種である
・基本的に北海道内でしか流通していない
マチルダとは印象的な名前ですが、豊作の女神「Matilda」が由来です。スウェーデンのSvalof社が生み出した品種で、昭和60年に北海道の経済農業協同組合連合会であるホクレン農業協同組合連合会が輸入し、日本での栽培が始まりました。
平成5年には北海道の奨励品種に認定されましたが、今も作付け地域は北海道の一部に限られている希少品種となっています。そのため生産量が少なく、収穫したマチルダのほとんどが北海道内で流通しているため、全国的には珍しく「幻のじゃがいも」と呼ばれています。
マチルダは小粒で皮がざらついているのが特徴
マチルダは一般的なじゃがいもよりも小粒のサイズで、皮がざらざらしているところが特徴です。やや楕円形の形をしていますが、メークインよりも丸みがあります。芽のくぼみが浅く、皮も薄くて剥きやすいじゃがいもです。
マチルダの味わい・食感
マチルダはほくほくした食感がありますが、やや粘りのあるねっとりした食感も感じられます。口の中で溶けるような滑らかさがありますが、じゃがいも特有のほくほくした味わいもあり、濃厚なじゃがいもの風味が感じられるでしょう。
煮崩れしにくいので煮込み料理にもよく用いられるじゃがいもで、冬を越して旨味が凝縮されたマチルダは甘みも濃くなり、完熟の美味しさが味わえます。
Twitterの口コミ
🥔登録企画1月「芋の旅人」は、北海道産 箱根牧場のじゃがいも(マチルダ)でした!✨😊
皮をむいて、細かく切らずに、ゴロっと煮てみたのですが、
しっとりとした食感のマチルダ・・とっても美味しかったです。
#東都生協ごちそうさま
マチルダの値段・価格
マチルダは全国的に流通している品種ではないため、北海道以外の地域で入手する場合は通販がおすすめです。ネット通販でマチルダを購入するときの目安の価格は、1kgあたり約1000円程度です。
一般的なじゃがいもは1kgあたり約300円程度で、500円以下で購入できるところが多いので、マチルダは少し高価なじゃがいもということができるでしょう。
(*じゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マチルダの旬・収穫時期や産地は?
マチルダはほかの品種のじゃがいもに比べるとスーパーで見かけることは少ないですが、産地はどこなのでしょうか。ここでは、マチルダの主な産地や旬の時期などを詳しく説明します。
マチルダの産地は北海道
マチルダは北海道にあるホクレン農業協同組合連合会がスウェーデンから輸入した品種と説明しましたが、今でも主な産地は北海道です。中でも十勝地方、特に芽室町で盛んに栽培されていて、作付け面積も増加傾向にあります。平成20年代には芽室町でのマチルダの作付け面積が200haを超え、少しづつ栽培が広まっています。