シェリーとは?どんなじゃがいも?旬・産地など特徴や料理レシピも紹介!
じゃがいもの品種「シェリー」を知っていますか?赤い皮でさつまいものような見た目が特徴の品種です。今回は、「シェリー」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。「シェリー」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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シェリーの特徴は?どんな品種?
スーパーや直売所でさまざまな品種が並んでいるじゃがいもですが、シェリーというじゃがいもはどのような品種なのでしょうか。ここではシェリーの原産地や見た目、食感の特徴、価格などについて詳しく紹介します。
シェリーはフランス原産のじゃがいも
シェリーはフランスが原産のじゃがいもで、1985年にローズバルとVK76.199.3を交配し、その芽を選定、増殖しながら生まれた固定種です。料理向きの品種としてフランスでは1997年、日本では2004年に品種登録され、国内では株式会社ジャパンポテトが独占販売権を保有しています。
早生で沢山収穫できる上、じゃがいもの寄生虫であるジャガイモシストセンチュウに抵抗性を持っているため、育てやすいことも特徴としてあげらます。
シェリーは皮が赤色で果肉が黄色なのが特徴
シェリーは普通のじゃがいもとして知られている男爵などに比べると縦長の楕円形をしており、さつまいもに似た赤い皮と黄色い果肉が特徴です。芽が浅いため表面の凹凸が少なくてツヤがあり、形の揃いが良い品種です。さらに、収穫後は芽が出づらいため貯蔵性が高く、長期間に渡って保存することができます。
(*赤いじゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
シェリーの味わい・食感
シェリーはねっとりした食感のメークインと、ホクホクした食感の男爵芋の間をとったような食感が特徴です。シェリーは粘質かつ食べ応えのある食感で、煮崩れしづらくホクホクした食感も兼ね備えています。
なめらかな舌触りに甘みのある風味で、特に貯蔵期間が長いほど甘みが増すため、収穫後から日が立ったものはより甘さを強く感じます。ただし、加熱後は時間の経過とともに固くなり風味が落ちてしまうため、作り置きには不向きです。
Twitterの口コミ
今日は北の大地から送ってもらったシェリーという品種のじゃがいもつかって肉じゃが作りました。ホクホクして美味しかった(*´︶`*)
シェリーの値段・価格
シェリーは日本では珍しい品種ですが、生産地の地域ではスーパーや直売所などで比較的容易に入手でき、5〜6個入りで200円程度で購入することが可能です。近くで取り扱いがない場合は通販で取り寄せることができます。
重さによって価格に変動がありますが5kgでは3000円前後、10kgでは5800円程度で購入できます。希少な品種なため男爵芋やメークインと比較して価格は若干上がりますが、気軽に試せる手頃な価格です。
(*じゃがいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
シェリーの旬・収穫時期や産地は?
赤い皮の見栄えも良いシェリーはですが、どこで生産されているのでしょうか。ここではシェリーの主産地や旬・収穫時期について紹介します。