赤ねぎとは?味・旬の時期など特徴は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
ねぎの品種「赤ねぎ」を知っていますか?表面が赤いのが特徴の品種です。今回は、「赤ねぎ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈ラーメン・マリネ・味噌汁・甘酢〉など「赤ねぎ」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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赤ねぎの特徴は?どんな品種?
一部の地域では、変わった色をした赤ねぎと呼ばれるねぎが販売されています。赤ねぎとはどのような品種のねぎで、普通のねぎとどのような違いがあるのでしょうか。赤ねぎの正体や見た目や味の特徴のほか、値段について解説します。
赤ねぎは茨城県の伝統的な固有種
赤ねぎの代表的な品種は、以下の通りです。
・レッドポワロー
・ひたち紅っこ
・平田赤ねぎ
赤ねぎとは茨城県で古くから栽培され続けている固有種のねぎで、そのなかでもレッドポワローは茨城県の城里町で明治時代から生産されている歴史の長い品種です。
レッドポワローは茨城県水戸市で栽培されている赤ねぎの改良品種で、甘みが強い味わいが特徴です。レッドポワローは茨城県に古くから存在する伝統的な野菜として、日本スローフード協会において食の世界遺産とも呼ばれる味の箱舟に登録されています。
2007年に品種登録されたひたち紅っこも茨城県を中心に生産されている赤ねぎで、太くボリュームがあり鮮やかな赤い色をしています。山形県で江戸時代から栽培されている平田赤ねぎは、45cmほどの長さで真っすぐな形と鮮明な色合いが特徴的な品種です。
赤ねぎは表面が赤いのが特徴
一般的なねぎは茎を包む鞘のような形状をした葉鞘(ようしょう)と呼ばれる部分が白くなっていますが、赤ねぎはこの葉鞘が赤い色をしているのが特徴です。赤ねぎが赤く色付いているのは葉鞘の表面のみで、内側は白色をしています。赤ねぎを切ったり白髪ねぎにしたりすると、白と赤のコントラストで見栄えが華やかになります。
赤ねぎの味わい・食感
一般的なねぎはシャキシャキとした歯ごたえがあるのに対して、赤ねぎは葉鞘だけでなく緑色の葉の部分も柔らかい食感が楽しめます。また、赤ねぎは普通のねぎと同様に生では辛味が強く食べにくい一方で、火を通すことで甘みが強くなるうえに柔らかさも増して美味しくなります。
Twitterの口コミ
天栄赤ねぎ!めっちゃ赤い!皮むき上手く気持ちよく出来てよかったね👏💮「ん〜ま❤️」「噛めば噛むほど甘みがでてくるから、ずっと噛んでいたいような♪」の澤夏くんの食レポでもう美味しそうだった😋✨ #FANTASTICS畑
赤ねぎの値段・価格
赤ねぎは、産地直売所や道の駅などでは一袋170円前後の値段で売られています。スーパーで販売されている一般的なねぎは1本あたり約100円なので、道の駅などで取り扱われている赤ねぎのほうが安く購入できるようです。
通販での赤ねぎの値段は4kgあたり2500円で、一般的なねぎは1kgあたり500円から800円の値段が相場です。通販においては、赤ねぎは一般的なねぎと同じくらいの値段で購入することができます。
(*ねぎの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
赤ねぎの旬・収穫時期や産地は?
赤ねぎはいつごろ収穫されてどの季節に旬を迎え、どこの地域で生産されているのでしょうか。ここでは主産地や旬などを紹介するので、旬の時期に産地に出向いた際にはぜひ赤ねぎを探してみてください。
赤ねぎの主産地は山形県・茨城県
赤ねぎの主な生産地は山形県や茨城県ですが、そのほかにも長ねぎの名産地である福島県の天栄村でも栽培が行われています。各地域によって栽培している赤ねぎの品種は異なり、山形県の庄内地区では平田赤ねぎが、茨城県城里町の桂地区においてはレッドポワローが生産されています。