ローストビーフの赤い汁の正体は?原因は生焼け?食中毒の危険性はないかなど紹介!
ローストビーフから赤い肉汁が出た経験はありませんか?血・ドリップでしょうか?今回は、ローストビーフの赤い汁が出る原因や、赤い汁がでても食中毒など危険なく食べられるのかも紹介します。生焼けの見分け方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ローストビーフから赤い汁がでた…血?大丈夫?
クリスマスなどのイベントのパーティー、キャンプなどでも作ることがあるローストビーフは、牛肉のうまみをたっぷり味わえる料理の1つです。自宅でも簡単に作れますが、切ってみると赤い汁が出てくることがあり、血なのでは無いかと心配になることもあるかもしれません。ここではこの赤い汁の正体と対処法について紹介していきます。
ローストビーフの赤い汁が出る原因は?
レストランやスーパーなどで購入するローストビーフは、切っても赤い汁が出てくることはほぼありません。自宅で作った場合にだけ出てくるので失敗なのではと思うかもしれません。ローストビーフから赤い汁が出てくる原因は何でしょうか。
ローストビーフの赤い汁の正体は肉汁
ローストビーフの特徴は、中がバラを意味するロゼと呼ばれる色に仕上がることです。レアの状態で食べることになるので、赤い汁は血やドリップであると思われがちですが、その正体は肉汁です。牛肉にはミオグロビンと言うたんぱく質が含まれており、その色素が肉汁に混ざって赤く見えるだけなので血ではありません。
また、生の牛肉を見ると血液が付いていないことがわかりますが、牛肉の塊は血が流れるような状態で販売されることは基本的に無いので血液が出ることはないでしょう。
ローストビーフの赤い汁が出る原因は生焼け
ローストビーフから赤い汁が出る場合、その原因としては生焼けがあります。生焼けになる原因は冷蔵庫から取り出してすぐに焼き始めたことや、湯せんのお湯が冷めていたことが考えられるでしょう。ローストビーフは牛肉をあらかじめ冷蔵庫から取り出して常温に戻してから調理すると、生焼けになるなどのトラブルが防げます。
(*ローストビーフの生焼けについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ローストビーフの赤い汁がでても食べられる?食中毒の危険は?
ローストビーフから出る赤い汁は肉汁だとはわかっていても、生焼けの状態であると知ると食中毒などが気になります。ローストビーフから赤い汁が出る場合、食べても大丈夫なのでしょうか。ここでは食中毒の危険性にも触れながら食べられるかどうかについて解説します。
ローストビーフの生焼けを食べても食中毒になることは基本ない
ローストビーフの材料である牛肉は内部に菌が繁殖していることはまずなく、生焼けの場合に出る赤い汁にも食中毒の原因となる菌は存在していません。ローストビーフの表面を焼いて食べるのは、表面についた菌を殺菌するためです。
こういった理由から赤い汁が出る生焼けのローストビーフを食べても大丈夫ですが、古くなった牛肉の場合は食中毒の危険が高まります。ローストビーフを作るなら新鮮な牛肉を使うようにしましょう。食中毒になった場合は頭痛や吐き気、腹痛、下痢などの症状が出るため、このような症状が出たら病院を受診してください。
(*ローストビーフの生焼けについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)