葉たまねぎとは?栄養価・効能は?保存法や旬の時期・産地など特徴も紹介!
たまねぎの品種「葉たまねぎ」を知っていますか?青ネギとたまねぎの部分を併せ持つ品種です。今回は、「葉たまねぎ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。「葉たまねぎ」の栄養価・効能や保存法にくわえ、食べ方のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
フルクタンは葉たまねぎの甘さの正体であり、水溶性食物繊維の一種にあたります。食物繊維は整腸作用があり、便秘解消に効く成分として知られるので、便秘が気になるなら食べてみましょう。他にも食物繊維には脂肪吸収の抑制効果もあるので、ダイエットにはとても効果的な栄養と言えます。
葉たまねぎの旬・収穫時期や産地は?
甘みが強く根強いファンがいる葉たまねぎの産地と旬を知っておけば、ちょうど良いタイミングで購入できるのでより美味しい葉たまねぎを食べられます。ここでは葉たまねぎの主産地や旬の時期を紹介します。
葉たまねぎの主産地は千葉県
葉たまねぎは、千葉県の九十九里浜周辺の村が主産地です。この辺りでは昔から若採りのたまねぎが葉ごと食べられてきました。そこから産地化が進み、現在では葉たまねぎの主産地となっています。他には静岡でも作られており、かなり早い段階で収穫されるので世界一早く収穫されるたまねぎとして「オニオンヌーボー」という名前でブランド化されています。
葉たまねぎの旬・収穫時期は2月〜3月ごろ
葉たまねぎの収穫時期は2月から3月ごろであり、新たまねぎがそれよりも少し遅い4月であることから、たまねぎよりもかなり早い段階で収穫されていることがわかります。出回る時期はそれほど長くないので、葉たまねぎが食べたいなら旬の時期を逃さずに食べましょう。
葉たまねぎの保存方法は?
葉の部分を主に食べることになる葉たまねぎは、普通のたまねぎと見かけが大きく違いますが、保存方法は同じで良いでしょうか。普段あまり見かけることがない野菜なので、知っておくと思いがけず手に入ったときに困らずに保存ができます。
葉たまねぎは冷凍保存がおすすめ
葉たまねぎの保存方法としては冷凍保存がおすすめで、以下の手順で保存します。
1.葉たまねぎを洗って調理しやすい大きさに切る
2.フリーザバッグなどに入れて空気を抜いて平らにならす
3.冷凍庫で保存する
葉たまねぎは、風通しの良い所であれば常温保存も可能です。ただし、常温では数日程度しか日持ちしないので、長持ちさせたいのであれば冷凍保存しておきましょう。さまざまな大きさに切って冷凍しておけば、幅広く料理に使えるので工夫してみてください。
解凍方法も、炒めものやスープなら凍ったままフライパンや鍋に投入するだけです。冷凍保存では約1か月の保存が可能ですが、風味が劣化してくるため早めに使い切りましょう。
(*たまねぎの保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
葉たまねぎの美味しい食べ方は?
葉たまねぎは、普通の玉ねぎとは少し違った食べ方で楽しむことができる野菜です。ここでは葉たまねぎと合う食材や葉たまねぎにおすすめの調理法や料理を紹介するので、ぜひ葉たまねぎを料理に取り入れてみてください。
葉たまねぎに合う材料
葉たまねぎに合う材料は以下になります。
・味噌
・酢味噌
・豚肉
・牛肉
・鶏肉
・じゃがいも
葉たまねぎは、普通のたまねぎや長ネギと同じく臭いが強いことから魚料理よりも肉を使った料理に良く合います。また、コクの強い味噌とも相性が良いので、味噌を使った料理でつかうのがおすすめです。和食だけでなく、中華料理や洋食を作るときにも活躍してくれるでしょう。