ほうれん草が苦い原因は?対処法はある?苦味の取り方やレシピのおすすめを紹介!
ほうれん草が苦いと感じたことはありますか?食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、ほうれん草が苦い原因や体への影響に加えて、<熱湯・レンジ>を使うほうれん草が苦い時の対処法を紹介します。ほうれん草の苦味が少なくなるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①熱湯を使って茹でる方法
ほうれん草のアク抜きで一番おすすめの、熱湯を使用して下茹でする方法を紹介します。
1.大き目の鍋にたっぷりの熱湯を沸かす
2.湯1Lに対して小さじ1の塩を入れる
3.ほうれん草の根元だけを10~30秒湯に付けてから全体を湯に入れる
4.1分程度茹でる
5.冷水に浸けて粗熱を取る
シュウ酸は水に溶けやすいため、たっぷりのお湯で下茹でしてから冷水に取るのがポイントです。また、根元と葉先では固さが違うため時間差で鍋に入れるようにすると均一に茹で上がります。下茹でする時に塩を入れることでほうれん草が変色するのを抑え、色鮮やかに仕上がります。
②レンジを使って茹でる方法
栄養価を逃さない、レンジを使った簡単にアク抜き方法を紹介します。
1.水洗いしたほうれん草をラップで包む
2.600Wで2分加熱する
3.ラップを外し、冷水に浸ける
熱湯で下茹でするよりも手軽で、ほうれん草に含まれるビタミンなどが流出しにくい方法です。ただし、レンジ加熱の後はそのまま放置すると溶けだしたシュウ酸が後戻りする可能性があるため、最後に冷水に浸けるのを忘れずに行うようにしてください。
③ほうれん草を冷水に20分ほどつけてもOK
生食や再加熱する際に簡単にできる、冷水に浸けるアク抜き方法を紹介します。
1.ボウルにたっぷりの冷水を用意する
2.ほうれん草を20~30分漬ける
下茹でよりは劣りますが、シュウ酸は水に溶けだしやすいため、冷水に浸けておくだけでもアク抜きできます。サラダほうれん草など生食する時や炒め物などで再加熱する調理の時におすすめです。丸ごと一束浸けるよりは、細かくカットして多くの切り口が水に触れるようにした方が効果があります。
(*ほうれん草のアク抜きについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ほうれん草の苦味を抑えるレシピを紹介!
苦味やえぐみのあるほうれん草を美味しく食べるには、どのような料理が良いのでしょうか。苦味を抑えるおすすめのレシピを紹介するので、参考にしてみてください。
①ほうれん草シフォンケーキ
いつものシフォンケーキに下茹でして細かくしたほうれん草を加えるだけで、緑色が鮮やかなスイーツになります。下茹でしているのうえに甘さがあるので苦味やえぐみを感じづらく、栄養満点なので子供のオヤツにもおすすめです。
②ほうれん草グラタン
ホワイトソースやチーズのまろやかさやで、ほうれん草の苦味を感じにくいレシピです。マカロニや鶏肉、シーフードなど具材を変えてアレンジも色々できます。