しめじが苦い原因・理由は?腐ってる?苦味が取れる調理法・レシピも紹介!
しめじを苦いと感じる原因を知っていますか?腐ってるのでしょうか?今回は、しめじを苦いと感じる原因になる栄養成分や冷凍しめじが苦い原因に加え、しめじの苦味を抑える調理方法を紹介します。苦いしめじを美味しくするレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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しめじが苦い…。腐ってる?
しめじを食べた時に苦味を感じ、腐っているのではないかと不安に思った経験がある人は多いことでしょう。しかし苦いしめじだからといって、必ずしも腐っているわけではありません。そう聞くと、なぜしめじを食べた時に苦味を感じるのかが気になるところです。ここでは、しめじが苦いと感じる理由について説明します。
(*しめじが腐るとどうなるのかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
しめじを苦いと感じる原因は?
しめじを苦いと感じた時には、まず鮮度が悪いと疑うかもしれません。しかししめじの苦味の原因は、実は鮮度には関係がないのです。ここでは、しめじに苦味が出る原因について説明します。
しめじの栄養成分「テルペン」が原因
しめじが苦いと感じるのは、テルペンと呼ばれる栄養成分が含まれているからです。テルペンは白楡木茸(しろたもぎたけ)属のぶなしめじに多く含まれており、その他の食用きのこには少ないとされています。実はホワイトしめじや本しめじは、テルペンの量が少なくなるように品種改良されているのです。
「テルペン」には健康への効果・効能がある
しめじに含まれているテルペンには、以下のような健康効果があるとされています。
・脳卒中の予防
・心筋梗塞の予防
・抗腫瘍作用
テルペンは脳卒中や心筋梗塞といった生活習慣病の予防効果が期待されている物質です。そのほかにも抗腫瘍作用があるとされることから、しめじは苦味があっても食べた方が健康には良いと言えるでしょう。
なお、テルペンはゆずやオレンジなどの柑橘類にも含まれている成分で、このような果物に含まれているテルペンにはリラックス効果や高血圧の予防効果などがあります。
冷凍しめじが苦い原因は?
しめじをはじめとするきのこ類は、冷凍することで旨味がアップするため冷凍庫に常備している人も多いことでしょう。しかし冷凍したしめじを調理した際に、苦味を感じることも少なくありません。ここでは、冷凍しめじに苦味を感じる原因を説明します。
調理前に冷凍しめじを解凍すると苦味成分だけが残るため
冷凍したしめじは生のものより水分が抜けているので、旨味が凝縮されるため美味しくなります。しかし調理する前に冷凍しめじを解凍してしまうと、凍っていた水分が溶けて抜けてしまい旨味が流れ出て、苦味成分だけが残ってしまうのです。苦味を感じたくないなら冷凍しめじは解凍することなく、鍋にそのまま入れて加熱しましょう。
しめじをの苦味を抑える調理の方法・コツは?
しめじに含まれているテルペンには様々な健康効果があるものの、料理として食べる際に苦味を抑えたい人は多いことでしょう。調理の際に配慮することで、しめじの苦味は抑えられます。ここではしめじの苦味を抑える、調理方法のコツを紹介します。