しめじが苦い原因・理由は?腐ってる?苦味が取れる調理法・レシピも紹介!
しめじを苦いと感じる原因を知っていますか?腐ってるのでしょうか?今回は、しめじを苦いと感じる原因になる栄養成分や冷凍しめじが苦い原因に加え、しめじの苦味を抑える調理方法を紹介します。苦いしめじを美味しくするレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
しめじは水で洗うことなく、そのまま調理しましょう。それはしめじが水分を吸収することで、苦味が増す性質を持っているからです。冷凍したしめじを解凍しない方がよいのと同様に、水洗いすると旨味成分が水に溶けて流れ出てしまいます。苦味を感じることなく旨味を味わいたいなら、汚れが気になる場合もふきんなどで優しく拭いて使うのが基本です。
(*しめじを洗うデメリットについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②根元に生えている小さなしめじは取る
しめじの根元には小さなしめじがたくさん生えていますが、それを取り除くことも苦味を抑える方法です。実は小さく未成熟なしめじであればあるほどテルペンの含有量が多く、より苦くなる傾向が強いのです。テルペンは健康に良い成分なので体のためには取り入れたほうが良いですが、苦味が気になる場合には石づきの部分を多めに取り除くようにして下さい。
③短い時間で炒める
しめじに含まれているテルペンは、加熱時間が長くなると苦味が増す性質を持ちます。そのため加熱調理の際に短時間で炒めることも、苦味を抑える方法としておすすめです。味噌汁やスープなどにしめじを使う際にも、加熱時間が長くなると苦味が増すので最後に加えるようにしましょう。
味見をした段階で苦味の強さを感じた時には、調味料を加えて味を調整するのもおすすめです。味噌や醤油など味の濃い調味料を加えることで苦味が軽減するので、ぜひ試してみてください。
苦いしめじを美味しくするレシピを紹介!
しめじの苦味は調理方法でもある程度は軽減できます。またしめじの苦味を抑える食材と合わせたり、味付けを濃い目にしたりするなどの工夫をするのもよいでしょう。ここでは、苦いしめじを美味しく食べられるメニューを3つ紹介します。
①しめじと玉ねぎのバター醤油ソテー
炒めると甘くなる玉ねぎと一緒に苦いしめじを合わせ、バター醤油味に仕上げる一品です。加熱時間が短いのでしめじの苦味が出にくいうえ、隠し味にみりんとポン酢が使われているので食べやすく、ご飯にのせて食べても美味しいです。
②しめじとなすのグラタン
グラタンは、ホワイトソースや焼けたチーズの濃厚な味がしめじの苦味を消してくれます。こちらのレシピは材料もシンプルでフライパン1つで下ごしらえができ、グラタン皿に入れてピザ用チーズをかけて焼けば出来上がりです。
③しめじたっぷりの鶏のトマト煮込み
しめじの苦味を感じたくない時には、鶏もも肉とともにトマト煮込みにするのも美味しいです。玉ねぎの甘さとトマトの適度な酸味にコンソメのコクが加わり、しめじの旨みも引き出されます。粉チーズを加えると、風味が増すうえにさらに苦みが減るのでおすすめです。