ちらし寿司の美味しい保存方法は?常温?冷蔵?日持ち期間や翌日のアレンジレシピも紹介!
ちらし寿司を保存する方法を知っていますか?翌日以降も美味しく食べられるのでしょうか?今回は、ちらし寿司を美味しく保存する方法を<常温・冷蔵庫・冷凍庫>別に紹介し、さらに日持ち期間の目安も紹介します。ちらし寿司の翌日以降のアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ちらし寿司を保存したい…。翌日以降も美味しく食べられる?
酢飯は多めに作る方が味付けしやすいこともあり、自宅でちらし寿司を作ると食べきれないことが少なくありません。翌日のお弁当にちらし寿司を入れたいと考える人もいることでしょう。ここでは、ちらし寿司の日持ち期間や翌日も美味しく食べられるかについて説明します。
まずはちらし寿司の保存方法別の日持ち期間目安を見てみよう
賞味期限目安 | |
常温保存(10度) | 1〜2日 |
冷蔵庫保存 | 1~3日 |
冷凍庫保存 | 2週間 |
ちらし寿司の冷蔵保存については、庫内温度が3~8℃の野菜室に入れた場合の日持ち期間をさします。ちらし寿司は生ものを除く加熱した具材を酢飯に混ぜたものであれば、春と秋と冬は常温・冷蔵・冷凍すべての保存が可能です。しかし室温が10℃を超える夏場に限っては、常温保存より冷蔵保存がおすすめです。
そして刺身や貝などを酢飯にのせたちらし寿司の場合は、そのままの状態で常温保存してはいけません。酢飯だけを常温保存することは可能ですが、生ものは別の皿に取り分けて冷蔵してください。また生ものをのせたちらし寿司においては、冷蔵保存で日持ちする期間は1~2日程度なので注意しましょう。
ちらし寿司はできるだけその日の内に食べ切るのがおすすめ
ちらし寿司の酢飯には砂糖だけでなく酢も含まれているので、日持ち期間が長いイメージがあります。しかし酢飯は時間の経過とともに水分が抜けるなど劣化して、風味が落ちるだけでなく米が固くなっていくので、その日のうちに食べ切るのがおすすめです。また様々な具材が使われているので、安全を考えると翌日までに食べ終わるのがよいと考えられます。
ちらし寿司を常温保存で美味しく保存する方法は?
加熱した具材だけを混ぜたちらし寿司を常温保存で風味を残し、美味しく日持ちさせる方法は以下の通りです。
【寿司桶を使う方法】
①ちらし寿司を寿司桶に入れる
⓶軽く水を含ませたキッチンペーパーまたは布巾をちらし寿司の上にのせる
③布巾の上にラップをかける
④冷暗所で保存する
【寿司桶を使わない方法】
①ちらし寿司をラップでしっかりと包む
⓶ちらし寿司を冷暗所で保存する
寿司桶でちらし寿司を保存する際に水分を含ませたキッチンペーパーや布巾をかけるのは、酢飯から水分を逃さないためです。水分が残った酢飯は固くならなず、風味が維持できます。その際、木製の寿司桶に入れて冷蔵保存するのがベストです。
プラスチック製あるいは塗りの寿司桶に入れるのもよいですが、木製のもののように酢飯の水分調整をすることができないので味が若干落ちます。生ものをのせたちらし寿司の場合は前述した通り、酢飯と生ものの具材を分けて保存しましょう。
ちらし寿司を冷蔵庫保存で美味しく保存する方法は?
ちらし寿司を冷蔵保存で風味を保ったまま日持ちさせる方法は、以下の通りです。
①酢飯が空気に触れないようにラップでしっかりと包む
②ラップで包んだ酢飯を新聞紙で包む
③包んだ酢飯を冷蔵庫の野菜室で保存する
酢飯に含まれているでんぷん質は低温で劣化する性質を持っているため、庫内温度が2~6℃の冷蔵室は保存に向きません。冷蔵室では酢飯がパサついてしまうため、野菜室での保存をおすすめします。ちらし寿司を新聞紙で包むことにより冷え過ぎを防ぎ、酢飯の水分が飛ぶこともないので美味しく食べられます。新聞紙が無い場合は包装紙などで代用してください。
また別皿に取り分けた刺身や貝などの生ものについても、そのままラップをかけて冷蔵するより、醤油やみりんで漬ける方が保存しやすいです。味がついた刺身や貝を別に冷蔵した酢飯にのせると、漬けちらしが楽しめるので一石二鳥です。しかし漬けにした刺身や貝は1~2日程度しかもたないので、早めに食べてしまいましょう。
(*寿司を野菜室で美味しく保存する方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ちらし寿司を冷凍庫保存で美味しく保存する方法は?
ちらし寿司を冷凍庫で保存すると、日持ちする期間を延ばすことはできます。しかし解凍するために加熱する過程で、酢飯の風味が変わるのも事実です。ここではちらし寿司の風味を保てる、冷凍保存と解凍の方法を紹介します。